米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年12月2日

 

 

本日の相場 

とうもろこし                               --変わらずの寄り付き、やや高値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 191 1/2 - 191 1/4 193 191 192 1/2 + 1 17396 -6048
MAR 05 203 1/4 - 03 204 1/2 202 1/2 204 + 3/4 347996 +6
MAY 05 211 1/4 - 11 212 1/2 210 1/4 211 3/4 + 3/4 75705 +1225
JUL 05 218 3/4 - 18 1/2 219 1/2 218 219 + 1/2 71145 +519
SEP 05 227 - 26 3/4 227 1/4 226 226 1/4 - 1/4 19685 +441
DEC 05 236 1/2 237 1/4 235 235 3/4 - 3/4 45180 +337
            580508 -3407

 

大 豆                                  --やや安値寄り付き、安値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 05 526 - 25 1/2 528 1/2 520 1/4 520 3/4 - 7 1/4 99979 -1953
MAR 05 530 1/2 - 30 532 525 525 1/4 - 6 1/4 64012 +1220
MAY 05 536 1/2 - 36 538 1/2 532 532 1/4 - 6 1/2 33540 +350
JUL 05 544 - 43 1/2 546 539 1/2 540 - 6 27081 -444
AUG 05 546 547 1/2 543 543 - 6 1928 -20
SEP 05 550 551 544 544 - 6 400 +74
            237433 -370

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
DEC 15200 - 160 DEC 2016 -24 DEC 283 1/2 - 2 1/2 102.48 - 103.27
JAN 15320 - 170 JAN 2021 -25 MAR 296 1/4 - 1 1/4  
MAR 15520 - 140 MAR 2031 -28 MAY 303 - 3/4  
MAY 15760 - 150 MAY 2046 -29 JUL 310 - 1/4  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

寄り付き前に発表された週間輸出成約高は、58万5千トンと、事前予想を下回ったため、材料としてはやや弱気に捉えられた。12月限の受け渡しは950枚と大きな数量であった上に商業筋の受け手がいなかったため、これもややネガティブな材料とされた。しかし一方では現在の相場に対する下げ過ぎ感もあって、その後は方向性に欠ける動きが続いた。狭いレンジ内での上下を繰り返したが、終盤に差し掛かるとファンド筋が買い方に回ったこともあり、結局は各限月やや高値引けとなった。尚、中国が04/05クロップ年度に600万トンの輸出を計画しているという噂が一部で流れていることは、マーケットにとって重石となっている。

 


(大豆) 

寄り付き前の週間輸出成約高では予想レンジを下回る407,000トン。これまでの相場の流れを後押しするようなネガティブ材料にインプットにより本日の相場の向きを決定付けた。予想通り安値で寄り付くと一旦戻すも昨日の引け値レンジから上へ抜けることも出来ず、再び本日も右肩下がりのじり安となった。寄り付き直後が本日の高値。引け際に本日の安値を更新するとそのまま取引を終了している。輸出成約の発表においては中国の41000トンのキャンセルが確認されたが、現在の海上運賃高騰を背景に今週更なる追加キャンセルがあったともされている。農家売りも影を潜める。年末を控えた税金関連或いはより高いLDP目的が、現物がより見られ始めるのは年明け以降か。



 

本日ファンド筋はコーン市場では2,000枚の買い越し、大豆市場では5,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約87,300枚のショート、大豆では約38,900枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

昨日は低温の中中西部北東部などで10%以下の範囲に1-2インチまでの積雪を見た。向こう3日間主だった雨の予報は出ていない。その後来週前半にあっけて全体の55-60%の範囲に0.1-0.5インチまでの降雨が見込まれている。今週末にかけてのドライ化で残り数%のコーンの収穫も全て終了しそうだ。



NWS 米国各産地6-10日間予報 (12月7日〜12月11日) 】 

気温 降水量
イリノイ N N
アイオワ N B
ミネソタ A B
ネブラスカ N B
インディアナ N N
オハイオ N N
ミシガン A N

 

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチン : 昨日はベルト南西部を中心に20%の範囲に2.0インチまでとかなりまとまった降雨を見た。引き続き土曜にかけて活発な降雨活動が見込まれており向こう5日間のカバー率は85%、多いところでは3.0インチまでに上ると見られる。

ブラジル : 昨日は25%の範囲で1.0インチまでの降雨が見られた。ゴイアス北部、バイア中南部・西部などがその中心となった。 今週も週末にかけては北部産地中心に十分な降雨が見込まれている。 むこう10日間で最もドライになると言われている地域は、リオグランデドスル・サンタカタリナといった南部地域となる。しかしこれまでの雨量の蓄積もあり、すぐさまストレスに繋がるというものではない。

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

 

1)  USDA発表 週間輸出成約高(11月25日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 585.0 0.0 19,984.5 21,669.3 8,917.1 26.7
大豆 407.1 0.0 16,130.8 18,987.6 6,296.8 63.0
小麦 336.7 0.0 18,520.6 20,309.7 4,153.6 3.5
大豆粕 110.6 0.0 2,681.0 2,776.3 1,810.6 71.0
大豆油 9.4 0.0 198.7 144.9 130.1 0.0



 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(11月25日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 809.3 900.3 11,067.4 11,356.4 52,070
大豆 896.0 1,318.5 9,834.0 9,587.7 27,490
小麦 514.2 575.0 14,367.0 14,381.9 26,540
大豆粕 188.9 161.1 870.4 901.2 4,900
大豆油 7.6 29.1 68.6 55.0 500

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)
 

大豊作に加えて需要面で出てくる材料が弱気一色であるため、相場は一向に反発局面を迎えることができないが、これまでの下げに対する行き過ぎ感も蔓延してきている。3月限に関しては下げても年内は198、上は207というレンジ内での取引、年明けには更に安値を更新、190セントをトライするような展開を予想している。(K)

 




(大豆)

輸出成約ではキャンセルが本日確認。現在の海上運賃高騰が期待される需要サイドの頭を抑え続ける。今年度に入ってから船積みのペース自体はやや先を行く。しかし中国を除いた場合には昨年同期比17%も遅れをとっている。 相場も520ラインへやってきた。ここで一旦の戻りを期待もしているが、ムードからして長続きはしそうにない。焦点はこのまま5ドルラインへ向かえるのかどうか。それには否定的ではあるものの、現在の力のない相場環境に5ドル半ばを上回る力はなく、目先も下値を意識した展開は継続しそうだ。(A)



 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)