米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2004年12月6日
| 本日の相場 |
とうもろこし --やや高値寄り付き、やや高値引け―
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | ||
| DEC 04 | 198 1/2 - 98 | 198 3/4 | 197 1/2 | 197 3/4 | + 1 1/2 | 11648 | -2149 |
| MAR 05 | 209 1/2 - 09 | 209 1/2 | 208 1/4 | 209 | + 1 3/4 | 344749 | -447 |
| MAY 05 | 217 - 16 1/2 | 217 | 215 3/4 | 216 1/2 | + 1 1/2 | 76128 | -123 |
| JUL 05 | 224 - 23 3/4 | 2241/4 | 223 | 223 3/4 | + 1 3/4 | 71265 | +5 |
| SEP 05 | 231 1/4 - 31 | 231 3/4 | 230 1/4 | 231 1/4 | + 1 3/4 | 19957 | +166 |
| DEC 05 | 239 - 38 3/4 | 240 | 238 3/4 | 239 1/4 | + 1 1/4 | 47883 | +1760 |
| 575390 | -548 |
大 豆 --やや高値寄り付き、 やや高値引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JAN 05 | 527 1/2 - 26 | 533 3/4 | 526 | 529 3/4 | + 4 | 95084 | -3381 |
| MAR 05 | 531 - 30 | 537 | 530 | 534 | + 4 1/4 | 65920 | +1608 |
| MAY 05 | 538 | 543 1/2 | 538 | 539 3/4 | + 3 3/4 | 33216 | -188 |
| JUL 05 | 547 1/2 - 45 | 551 | 545 | 547 3/4 | + 3 1/4 | 27690 | +461 |
| AUG 05 | 552 1/2 | 553 1/2 | 550 3/4 | 550 3/4 | + 2 3/4 | 2033 | +61 |
| SEP 05 | 551 1/2 | + 3 1/2 | 618 | +130 | |||
| 236306 | -303 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| DEC | 15840 | +410 | DEC | 2018 | -23 | DEC | 293 | +2 | 102.28 - 102.74 |
| JAN | 15930 | +410 | JAN | 2018 | -22 | MAR | 305 1/2 | +1 | |
| MAR | 16060 | +350 | MAR | 2034 | -20 | MAY | 312 | +1 | |
| MAY | 16280 | +330 | MAY | 2048 | -20 | JUL | 318 1/2 | +1 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
| 先週木曜に安値を見た後、金曜の回復相場。本日も完全のその流れに乗ってのギャップオープン。寄り付きで本日の高値(3月限:209.50)を2週間ぶりに付けたもののその後も下がる気配なく本日はセッション終盤にかけて4度高値である209.50を試す展開。スタートしてからは3月限は209を挟んでほぼ1セントという狭いレンジ内での取引に終始しそのままのレベルで取引を終了している。セッション序盤で発表された輸出検証高は42.8百万ブッシェル(先週:31.70)と事前予想を超えるものであったが、寄り付き後の値位置を更に上げるまでの力はなかった。 |
(大豆)
|
大豆も同様に先週金曜の堅調相場を受けて本日も高値寄り付き。直後の1月限528を本日の安値に、セッション中盤に本日の高値533-3/4を見るまで確実に値を上げる展開となった。新規材料は特になかったが投機筋の買戻しが他市場同様積極的な一日。輸出検証は34.5百万ブッシェルで予想の下限となりやや弱材料とされた。寄り付き後は上げきらずも、下がる気配もなし。値動きに乏しいが確りと値を上げた一日。 |
| 本日ファンド筋はコーン市場では4,500枚の買い越し、大豆市場ではイーブンであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約75,000枚のショート、大豆では約40,900枚のショートの模様。(推定) |
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
| 週末を挟みベルトでは80%の範囲に0.10-0.75インチまでの降雨となった。北部地域では1-4インチの積雪を見ている。本日・明日とベルト南部・東部を中心に50%の範囲に1.25インチまでの降雨見込み。降雪は2インチまでが見込まれる。殆ど終了しているコーン収穫であるが、残りの地域ではこのウェットな天候推移の為予想以上に遅れ気味の収穫作業を強いられている。又、ミズーリなどではこのウェットパターンにより作付け作業に支障が出ている模様。 |
【NWS 米国各産地6-10日間予報 (12月12日〜12月16日) 】
| 気温 | 降水量 | |
| イリノイ | N | N |
| アイオワ | A | N |
| ミネソタ | A | A |
| ネブラスカ | A | N |
| インディアナ | N | N |
| オハイオ | B | N |
| ミシガン | N | A |
アルゼンチン・ブラジル
|
アルゼンチン : 週末は南部・東部産地を中心に全体の60-75%の範囲に0.25-1.5インチの降雨を見た。又今晩から明日にかけては北西部産地中心に引き続き降雨が予想される。45%の範囲に1.0インチまで。その後は金曜にかけてドライ傾向へ戻り雨量としては全体の20%に0.75インチまで西部産地の一部が中心となる。このように引き続き適度な降雨が各地で見られるといったパターンは続いており、理想的なコンディションが続くと期待される。 ブラジル : 週末は全体の50%の範囲に1インチまでの降雨。中心はミナスジェライス南東部・中西部、ゴイアス南東、リオグランデドスル西部など。気温は西部で90度半ばまで上昇している。今週も引き続き中央部・南部地域中心に毎日にわか雨が期待でき、金曜には北部地域へ移動。向こう5日間で50-80%の範囲に2インチまでの降雨が見込まれる。今週南部への降雨は恵み。全体的に理想的な天候パターンは続く。 |
| 本日の発表等 |
【セッション中の発表】
| 1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) |
| 12/2の週 | 11/25の週 | 昨年同週 | 今年度累積 | 昨年度累積 | |
| コーン | 1,088.0 | 804.4 | 959.5 | 11,845.0 | 12,157.3 |
| ダイズ | 937.9 | 962.6 | 1,034.5 | 10,935.1 | 10,671.6 |
| 小麦 | 669.8 | 358.4 | 541.2 | 15,757.7 | 15,828.8 |
コーンは予想以上の内容となった。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン) 短期的には高値期待、しかしトレンドは変わらず
| 市場は11月農務省発表後のBUY THE FACT以来の戻り局面を迎えており、今週は投機筋のショートカバー優勢の週になりそう。農務省発表が金曜という事もあり売り過剰感に修正が加えられていると言う事が言える。しかち現在の大きなトレンドはこの春以来ずっとダウントレンドのまま来ており未だにその流れが断ち切れていない。特に8月の居所となった12月限230-240が下に割れて以降は”未曾有の大豊作”を背景に再び下落相場が始まりここに至る。現在抱える予想期末在庫の背景には”期待需要<在庫バランス”の構図がある。何せ需要サイドで期待できそうな(予想期末在庫を消化できる)材料が少なすぎる。国内飼料需要或いはエタノール需要は確かに材料ではあるものの、ファンダメンタルズの位置づけとしてはインパクトに欠ける。ドル安傾向も本来は輸出需要をかきたてる要素ではあるものの、折からの海上運賃高騰に潰される格好となっている。実際輸出成約・船積み共に昨年比明らかにペースダウンしている事がそれを裏付ける。中国では農務省予想以上の生産量が囁かれ同国産コーンの価格競争力も上記海上運賃の影響もあり十分といわれ今後の貿易地図に何らかの変化を齎す可能性も否定できない。 大豆さび菌問題は来春作付けのコーンへは潜在的な弱材料となってくるし、南米でもここまで天候は理想的、且つ大豆安にコーンの作付け意欲がより高まるといった傾向も見受けられる。米国ではただでさえ大豆よりコーン、といった風潮がこのところ特に多く聞かれたり・・と弱材料には事欠かないコーン市場は、とうとう2ドルというトレードラインを割り込み、市場が当初予想したサポート190へほぼ到達する事となった。当面の上昇局面は、”テクニカルな買戻し”。しかしこの材料は長続きしない。恐らく、冒頭の11月農務省発表後ではないが、もって1週間といったところか。現在の局面から上昇相場を見たとしても3月限ベースで頑張っても215近辺。210より上は売り上がりで臨みたいところ。市場で言われるとおり、年明けと共に現物の売り物は今以上に活発化することが予想される。一旦ポジション整理が済んだ相場は、この”未曾有の期末在庫”を口実に再び積極的な売り攻勢に入ることが予想される。先週の期近191はその時ブレークされ180という数年前の取引ラインがその次の投機筋の目標となろう。 それを阻止する為には、兎に角需要サイドの大きな材料、これが必要。それが期待できないから今こうして下がり続けているのだが。(A) |
(大豆)
| 先週末の流れを引き継いだ格好。1月限520がうまくサポートされ短期的な上昇局面が期待できる。しかし540-550あたりまでが精一杯か。520がサポートされた点は年内価格維持の意思表示のような動きにも見えるが、現在の流れがそのまま継続すれば年明けと同時に再び期近で500-520レンジへ下げその後の4ドル相場が意識されるといった展開が予想される。上述コーンと同様にこの05年度は予想期末在庫が重くのしかかる。南米では理想的な天候パターンが続いており、頼みの中国も海上運賃高騰もあり一向に材料となってこない。やはりこの春の大相場以降の下落トレンドは継続しており、1月限の560というラインが先月プレーク出来なかった事は重く現在の相場へ影響している。現在の流れを断ち切るには、需要サイドの大きな材料が必要。投機筋の”売り過剰感”といった材料は現在の相場を根本的に転換させる材料にはなり得ない。(A) |
| 弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 |
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)