米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年12月13日

 

 

本日の相場 

とうもろこし           --高値寄り付き、高値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 196 197 3/4 195 1/2 197 1/4 + 3 3/4 4937 -569
MAR 05 203 3/4 - 03 205 1/2 203 204 3/4 + 3 1/2 350009 +3030
MAY 05 211 - 10 3/4 212 3/4 210 1/2 212 1/2 + 3 1/2 81896 +2022
JUL 05 218 1/2 220 1/4 218 219 3/4 + 3 1/4 73742 +168
SEP 05 226 3/4 - 26 1/4 227 3/4 225 1/2 227 1/2 + 3 1/2 21306 +198
DEC 05 235 1/2 - 35 237 234 1/2 236 3/4 + 3 1/2 50982 +942
            587407 +6004

 

大 豆                --高値寄り付き、高値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 05 544 - 43 552 540 1/2 546 3/4 + 13 3/4 82356 -5922
MAR 05 544 - 42 549 1/2 539 1/2 546 + 13 83704 +3130
MAY 05 546 - 45 553 1/2 544 549 1/4 + 12 3/4 35316 +631
JUL 05 551 - 50 560 549 1/2 555 1/2 + 13 1/4 28084 +39
AUG 05 553 - 52 562 552 558 1/2 + 13 2153 -45
SEP 05 560 562 559 559 1/4 + 14 1/4 755 +28
            245115 -1535

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
DEC 16600 +550 DEC 2008 +18 DEC 286 3/4 + 2 3/4 104.64 - 104.93
JAN 16490 +550 JAN 2007 +15 MAR 299 + 2 1/2  
MAR 15690 +580 MAR 2028 +14 MAY 305 3/4 +2 1/4  
MAY 16700 +500 MAY 2028 +6 JUL 312 3/4 +3  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)  

契約安値を更新した金曜日の動きに対する行き過ぎ感もあり、本日は強気なマーケットとなった。金曜引け後に発表されたコミットメントオブトレーダーズにおいてファンドのネットショートが予想を上回ったいたことやADMがデリバリーを受けたことなども強材料視され、寄り付きは前日比約2セントアップにて取引された。その後も週間輸出検証高の数字が事前予想のほぼ上限であったことも後押しして、概ね強気な展開が続いた。そこそこ積極的な農家の売りに一時弱含む場面も見られたものの、結局は各限月3セント強上げて引けを迎えた。

 


(大豆) 

寄付き前のコールは3-5セントアップ。しかし実際にはギャップをつけてほぼ10セントアップでの高値スタートとなった。セッション中に発表された輸出検証高は25.7百万ブッシェルと事前予想レンジよりやや低めの内容となったものの、寄り付き前に発表された中国向けの135,000トンの成約はファンドのショートカバーへの動きを煽りテクニカルにも買いを誘発する値動きとなった。寄り付き直後に本日の安値をつけた後は11時ごろに本日の高値552(11月限)をつけるまではほぼ一直線に高値を目指す展開。高値を見た後は暫く550前後で小刻みな展開となりセッション終盤は買い一服感から548-546レベルへ値を落として引けたが、本日は終日投機筋の買い優勢に確りと高値を維持して取引を終了している。



 

本日ファンド筋はコーン市場では5,000枚の売り越し、大豆市場では9,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約98,827枚のショート、大豆では約29,476枚のショートの模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域

週末を挟み中西部・デルタでは全体の45%の範囲で0.35インチまでと僅かな降水量を見た。中心はオハイオ北西部、ミシガンなど、主に五大湖周辺州がメインとなった。降雪は1-4インチまで見られたが中心はミシガン。今週は金曜にかけてやはり五大湖周辺を中心に全体の35%の範囲で小雨と、北部では4インチまでの降雪が予想されている。 ところで本日から明日にかけては冷え込みが厳しく、ここシカゴでは最高気温が30度に届かないというシーズンでも最も気温が低下すると見られる。この影響で中西部各地の小麦産地ではウィンターキルが懸念される。一部では最高気温は10度前後にまで低下する地域もあると思われる。



NWS 米国各産地6-10日間予報 (12月19日〜12月23日) 】 

気温 降水量
イリノイ B B
アイオワ N B
ミネソタ N N
ネブラスカ N
インディアナ B B
オハイオ B B
ミシガン B N

気温は低下傾向にある

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチン : 週末を挟み、全体の10-20%の産地で0.75インチまでの降雨。中心はラパンパ、ブエノスアイレス南西部など。気温は北部でも90度まで届かず。今週は向こう5日間で全体の60%前後に1.5インチまでと再び降雨が帰ってくる。中心はブエノスアイレス南部・西部、ラパンパ北東部、コルドバ南部、サンタフェ北東部など。気温はほぼ平年並み推移が予想される。 今週は再び降雨システム到来が見込まれ引き続き状態は良好推移。

ブラジル : 週末を挟み過去3日間、全体の45%に3インチまでの纏まった降雨を記録。特にマトグロッソ中北部、ゴイアス中央部、バイア中南部、ミナスジェライス北部。気温は北部の一部で90度半ばまで上昇している。 今週も北部産地を中心に引き続き活発な降雨が予想される。週後半にはその流れが南部にまで降雨を齎す。金曜までの5日間で全体の60%に1.5-2.0インチの降雨が見込まれる。中心はマトグロッソ北部・東部、ゴイアス、バイア南部・西部、といったところ。気温は週央に西部の一部で100度台までの上昇が見られそう。 このように特に北部産地地域は申し分ない状況が継続。南部産地は相対的に雨量は限られ向こう10日で若干状況が悪化する可能性もあるが、全体的な評価は依然として良い状態。

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  12/9の週 12/2の週 昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  987.4 1,106.4 980.9 12,857.9 13,138.2
ダイズ  698.7 953.0 911.5 11,648.9 11,583.1
小麦 372.0 673.1 320.5 16,133.1 16,149.4

コーンにはやや強気、大豆にはやや弱気な内容となった。

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

年明けには、3月限は現在の12月限のレベル、場合によってはそれ以下まで下げると予想する。ここ最近の急激な下げとファンドによる大量のショートのため、短期的には更なる反発を迎えるかもしれないが、それは長く続かない。コーンについては供給面はほぼ決着が着いたと見てよく、今後は04年度の需要面と、来クロップの作付け面積へと焦点が移ることになるが、需要面での明るい材料が出てくる気配はなく、産地のエレベーターや農家に聞く限り、口を揃えてコーンの作付け面積の増加を予想している。当社が懇意にしているイリノイ州中央部のある中規模農家は先週、「2005年はほぼ100%コーンを植えることに決めた。マーケット面での理由もあるが、やはりサビ菌のリスクが怖い。」と語った。(K)



(大豆)

本日は売り手不在の中投機筋のショートカバーが集中し予想以上に値を上げる動きとなった。1月限は11月下旬に560を越えたとき以来暫く振りに550台をつけている。勢いに11月時の高値を狙う展開も短期的には考えられるがその高値を更新して更なる上昇局面という展開は現時点で考えていない。今の高値は追わずに様子を見たい。(A)



 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)