米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年12月15日

 

 

本日の相場 

とうもろこし           --やや高値寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 207 - 06 1/2 207 3/4 204 1/2 205 - 1 657 -1925
MAR 05 214 3/4 - 14 1/4 215 1/4 212 1/4 212 1/2 - 1 1/4 353267 +3802
MAY 05 222 222 1/2 219 3/4 220 1/4 - 3/4 83845 +580
JUL 05 229 1/2 - 29 1/4 230 227 3/4 228 - 3/4 75126 +778
SEP 05 238 1/4 - 38 239 1/4 236 1/2 237 1/4 - 3/4 21747 +320
DEC 05 245 1/2 246 1/4 244 1/4 244 3/4 - 1/4 49773 -67
            589086 +3577

 

大 豆                --やや安値寄り付 き、安値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 05 550 - 49 552 545 546 - 4 1/4 74787 -4933
MAR 05 550 1/2 - 49 551 1/2 543 1/2 545 1/4 - 4 3/4 95865 +5628
MAY 05 552 3/4 - 52 1/2 555 548 549 1/4 - 3 3/4 37114 -305
JUL 05 559 560 1/2 554 1/2 555 1/4 - 4 1/4 28629 +37
AUG 05 561 561 1/2 557 1/2 558 - 4 2268 -1
SEP 05 562 562 557 557 - 5 765 +0
            252525 +533

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
DEC 16130 -240 DEC 2026 -15 DEC 302 1/2 + 1 1/2 104.01 - 104.28
JAN 16280 -230 JAN 2036 -10 MAR 309 1/2 +1 1/2  
MAR 16470 -200 MAR 2044 -8 MAY 316 3/4 +2  
MAY 16700 -220 MAY 2045 -13 JUL 323 1/2 +2  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)  

ここ最近の相場に対する下げ過ぎ感とファンドによる大量のネットショートを材料に買われ、寄り付きはやや高値で取引されたが、その後も暫くは海上運賃の弱含みによる輸出需要増加期待などを背景に強気な展開が続いた。だが、その勢いも長くは続かず、セッション後半には様相が一転した。現物の売り物が未だ少ないとは言え、大豊作に裏付けられた大量の売り物が存在することを市場は認知しており、ここ最近は上げては売られる展開。結局は一日の最安値圏にて引けを迎え、3月限は1.0セントダウンの205.00として引けている。

 


(大豆) 

寄り付き前のコールは変わらずからやや2セント安。大豆粕で267枚、大豆油で670枚の受け渡しが出たことで、供給面での不安感(タイト感)は柔らぎややネガティブなムードが市場に広がった。1月限は予想通りほぼ変わらずで寄り付き値動きは概ね550-548を中心としたアップダウン。方向感のないチョッピーな展開となる。しかし昨日の高値552はつけるも抜くことが出来ず、セッション後半は買手不足に徐々に値を削り引け際に本日の安値をつけるとそのまま取引を終了している。 中国が米国産大豆買い付けに動いているとの噂や南米(ブラジル・アルゼンチン)でかび菌が確認された事、海上運賃がやや和らいでいる点などはサポート材料とされたものの、過去3日で投機筋中心のショートカバーが一巡したと取られそれ以上の動きには出られなかった。相場は3日振りに安値引けとなっている。



 

本日ファンド筋はコーン市場では4,000枚の買い越し、大豆市場では1,500枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約93,300枚のショート、大豆では約27,400枚のショートの模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域

昨日の降雨・降雪は全体の15%主にベルト北東部地域に限られた。気温は引き続き低く北部地域では10度台にまで低下している。本日はドライ。今週土曜にかけては全体の50%までに降雨を見込んでおり気温も週末にかけて低い傾向が継続する。 気温低下から小麦産地でのウインターキルが話題となっている。筋によってその予報の中身に違いはあるものの、向こう10日で見れば来週月曜朝がその危険性が高いと言われる。



NWS 米国各産地6-10日間予報 (12月21日〜12月25日) 】 

気温 降水量
イリノイ B N
アイオワ B N
ミネソタ B N
ネブラスカ N A
インディアナ B N
オハイオ B B
ミシガン B N

引き続き気温は平年以下の傾向が続く

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチン : 昨日は全体の20%前後、ブエノスアイレス西部、ラパンパ、コルドバ南部などで1インチまでの降雨を見た。本日からシャワーは北部・東部へ移動。サンタフェ北部などへの降雨が見込まれる。その後ベルト南西部での降雨が金曜あたりに見込まれている。向こう5日間で全体の50%に1インチまでの降雨予想。全体の10%程がややドライだと評価されているが、現時点では向こう10日間この領域が広がることはないと見られている。

ブラジル : 昨日は産地の15%に0.75インチまでの降雨。ミナスジェライス中央部・北東部、バイア、ゴイアスなどが中心となった。今後も週末にかけて毎日のように雷雨前線の影響でベルト北部では降雨を見る機会あり。全体の70%に1.25インチまでの雨量が予想される。 引き続き良好な環境が続く。

 

本日の発表等


 

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

(単位 : 千トン) 

明日の予想  先週の発表数字 
小麦 350-500 509.5
コーン 700-900 915.0
大豆 500-700 445.9
大豆粕 50-125 83.2
大豆油 5-15 17.0


 

 

【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

  今週 前週
肥育用ブロイラー卵導入数      101 102
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   103 102

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

マーケットに対する中期的予想は引き続きベアリッシュ。大豊作がほぼマーケットに織り込まれ、本来であればレーショニングによる需要の増加が期待されるところであるが、エタノールの増産はUSDAの予想に既にほぼ織り込まれている上に、飼料用需要はDDGの増産により頭を抑えられる形となり、国内需要の大幅な上方修正は見込めない状況となっている。残るは輸出需要だが、中国の豊作やアルゼンチンの作付け面積増加、(少し落ち着いてきたものの)海上運賃の高騰など、米国産コーンの輸出にはハンデとなるような要素が多く、期待しにくい状況が続いている。(K)



(大豆)

過去3日間のショートカバーも一段落本日は3日ぶりの安値引けとなった。 高値付近では農家売りも見られた。見方は引き続き変わらず。買い方は現在の高値は無理に追わずこの先の再びの下落を待つといった姿勢を貫きたい。アップダウンを繰り返しながらも相場レンジの中心は10月以降540-520という幅をここまで継続してきており現在の相場圏はその高値サイドに位置する。投機筋の買戻しが一巡した後は、ファンダメンタルズに頭を抑えられる形が引き続き継続し560を上に抜け値位置が上昇するといったエネルギーは現在の相場にはないと見ている。(A)

 



 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)