米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年12月20日

 

 

本日の相場 

とうもろこし           --ギャップを付けての高値寄り付き、高値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAR 05 207 - 06 1/2 208 205 1/2 206 1/2 + 2 353469 -1444
MAY 05 214 - 13 1/2 215 1/4 213 213 3/4 + 2 84967 +602
JUL 05 221 1/2 - 21 1/4 222 3/4 220 1/2 221 1/4 + 1 3/4 75517 -233
SEP 05 228 1/2 - 28 230 228 229 + 2 1/4 22223 +220
DEC 05 238 1/4 - 38 239 1/2 237 1/2 238 + 1 1/2 54358 +53
MAR 06 245 246 1/2 245 245 1/4 + 1 1/4 1911 +29
            595847 -727

 

大 豆                --ギャップを付けて高値寄り付き、戻したものの尚高値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 05 566 - 58 566 547 550 + 1 1/4 62769 -1144
MAR 05 561 - 58 561 544 1/2 548 1/2 + 4 1/2 103887 +2896
MAY 05 557 - 56 558 1/2 548 1/2 552 1/2 + 5 1/2 37458 +725
JUL 05 564 1/2 - 64 565 555 558 1/4 + 5 3/4 26866 -318
AUG 05 563 563 556 1/2 560 1/2 + 5 1/2 2271 +9
SEP 05 565 - 64 565 560 561 + 8 756 +0
            48011 +2442

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JAN 16010 +130 DEC 2087 +26 JAN 306 + 1 3/4 103.90 - 104.23
MAR 15970 +80 JAN 2097 +28 MAR 313 +1 1/2  
MAY 16240 +180 MAR 2102 +32 MAY 319 +3/4  
JUL 16530 +220 MAY 2104 +28 JUL 326 +1/2  

 

本日の相場の動き

 

(コーン)  

強気な現物相場が反映されたこと、大豆・小麦相場の強さが波及したことなどにより、デイリーチャート上でギャップを付け、金曜の終値から約2セント上げての寄り付きとなった。中西部を襲っている寒波がバージ運行の遅れや餌需要の増加を連想させ、現物の強さを誘導している他、引き続き海上運賃が弱含んでいることもまた輸出需要の喚起を連想させ、コーンの買い材料となっている。加えて、ファンドのネットショートが歴史的に大きなレベルに達していることもまたサポート材料と見なされている。その後、前半は農家売りの増加もあって一時はやや弱気な展開となったが、下げたところではファンドのショートカバーが入り、一進一退の状況が続いた。結局、ほぼ寄り付き付近のレベルにて各月高値引けとなった。3月限は2.0セントアップの206.50として引けている。

 


(大豆) 

先週の高値引けもあり寄付きからコールは高唱え。実際の寄り付きは大きくギャップをつけてほぼ15セント高で取引はスタート。しかし、寄り付きを本日の高値に値動きは緩やかなダウントレンド。セッション終盤には先週金曜の高値を一瞬下回ったところまで下げ本日のギャップを埋め、その後は548中心(3月限)にほぼ横ばいのトレードが続きそのまま取引を終了している。 農務省よりは118,000トンの中国向けの成約が伝えられた。セッション序盤の週間輸出検証高は37.7百万ブッシェル(先週:25.8)と事前予想比やや大きな数字となった。寄り付きで投機筋を中心とした買い物が集中したが100日間移動平均を上回る高値を見たことで農家売りなども多く見られCIF BEAN市場も本日は大きく下落を見ることとなった。値動きの激しい週明けの取引が見られた。



 

本日ファンド筋はコーン市場では4,500枚の買い越し、大豆市場では5,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約91,200枚のショート、大豆では約35,000枚のショートの模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域

週末を挟み降雨降雪は全体の35%程度。インディアナ北部・ミシガンの一部では2-10インチまでの積雪も観測されている。気温は特に土曜に下落。低いところでは華氏ゼロを下回るレベルにまで下落している。今週は水曜にかけて全体の70%までに1.0インチまでの降雨が見込まれる。中心はデルタ地域や中西部東部地域など。週後半には再び厳しい寒さが待っており、シカゴ周辺でも木・金は、華氏マイナス5度あたりまで最低気温の下落が見込まれる。この厳しい冷え込みの到来により一部地域ではウィンターキルの心配もなされているので注意が必要。特に積雪の度合いの不十分なイリノイやミズーリの一部が指摘されている。



NWS 米国各産地6-10日間予報 (12月26日〜12月30日) 】 

気温 降水量
イリノイ N A
アイオワ N A
ミネソタ B A
ネブラスカ B A
インディアナ N N
オハイオ A N
ミシガン N A

気温は平年並みの推移に傾いてきている。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチン : 週末の降雨は予想以上。全体の70-80%の範囲に1.25インチまで。今週後半には次の前線の通過が予想され60%の範囲に1インチまでが予想される。十分すぎるそしてタイムリーな降雨パターンに各産地の土壌水分は理想的な状態を保っている。

ブラジル : 週末は全体の80%の範囲に1.75インチまでの降雨。今週も中央部・北部を中心に全体の65%の範囲に2.5インチまでが予想される。アルゼンチン同様、非常に潤沢な土壌水分が作物の順調な生育へと繋がっている。

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  12/16の週 12/9の週 昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  984.2 1,020.4 1,344.3 13,875.1 14,482.5
ダイズ  1,026.3 702.1 1,009.6 12,720.9 12,592.7
小麦 435.8 429.8 373.3 16,626.6 16,522.7

コーンにはニュートラル、大豆には若干強気な発表内容となった。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

先週後半は新安値を試す相場となったが、クリスマス休暇に近付くにつれてトレーダーが新規ポジションに対して消極的となってきており、同時にポジション整理の動きも見られ、相場には底上げ材料となっている。しかしこれまで鳴りを潜めてきた農家売りも、今日のように上げた日には纏めて出てきており、急激な値動きを抑制する役割を果たしている。

中西部を襲っている厳しい寒波が相場にはブリッシュに捉えられているが、年内は3月限で200-209セントの範囲でのレンジ内取引、年が明けてからは徐々に出てくる売り物により新安値を試すような展開を予想している。(K)



(大豆)

先週金曜の動きの後、中国向けの成約が本日発表になり、又市場では更なる成約が水面下では進んでいる(10杯以上)との噂もあったりと、週明けの寄り付きは活況なスタートとなった。しかし高値には鳴りを潜めていた農家売りも商業筋の売りと共に確認され頭を抑える役目を果たすなど、セッション終盤には寄り付きのギャップを埋める形で取引を終えている。3月限もほぼ1ヶ月ぶりの560台をつけたことでこの先更なる高値を目指す展開をも期待させはするが、引けが弱かったこともありもう少し様子を見たい。本日の高値を見たことがこれまでの3ヶ月のトレンドの高値圏であることもあり、その達成感から再び530-520台へ落ちる事も考えられる。(A)

 



 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)