米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年12月21日

 

 

本日の相場 

とうもろこし           --やや安値寄り付き、やや安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAR 05 206 1/4 - 206 206 1/4 205 205 3/4 - 3/4 352281 -1188
MAY 05 213 1/2 - 2131/4 213 1/2 212 1/4 213 - 3/4 84766 -201
JUL 05 221 - 220 3/4 221 219 1/2 220 1/2 - 3/4 76000 +483
SEP 05 228 1/4 - 228 228 1/2 227 3/4 228 -1 22406 +183
DEC 05 237 3/4 - 237 1/2 237 3/4 236 3/4 237 1/2 - 1/2 54790 +432
MAR 06 244 1/2 245 244 244 1/2 - 3/4 1941 +30
            595664 -183

 

大 豆                --ほぼ変わらずの寄り付き、やや安値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 05 549 1/2 - 548 552 547 549 -1 57938 -4831
MAR 05 548 - 547 551 546 546 3/4 -1 3/4 106245 +2358
MAY 05 551 1/2 - 551 554 1/2 550 1/2 552 1/4 -1/4 38427 +969
JUL 05 558 1/2 - 557 1/2 561 556 1/2 558 -1/4 26791 -75
AUG 05 559 1/2 562 559 1/2 560 1/2 +0 2246 -25
SEP 05 560 564 560 560 1/4 -3/4 757 +1
            246959 -1052

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JAN 15920 -90 JAN 2086 -01 MAR 305 1/2 - 1/2 104.29 - 104.50
MAR 15970 +0 MAR 2099 +02 MAY 312 1/4 - 3/4  
MAY 16240 +0 MAY 2109 +07 JUL 319 +0  
JUL 16550 +20 JUL 2117 +13 SEP 325 1/2 - 1/2  

 

本日の相場の動き

 

(コーン)  

非常に限られた動きに終始する一日となった。やや下げて寄り付いた後もほとんど動き無く、結局はそのまま引けを迎えた。ベトナムで新たな鳥インフルエンザの感染例が報告された他、南米の順調な天候推移などが材料としては弱かったが、一方でファンドによる大量のショートは下値を支えている。また、台湾・韓国による買い付けも若干ではあるが強材料視された。しかし、市場にインパクトを与えるような新規材料は皆無。わずか1.25セントという本日のプライスレンジにより、テクニカルなオペレーションはあまり見られなかった。3月限は、0.75セントダウンの205.75として引けている。

 


(大豆) 

本日はほぼ変わらずで寄り付き序盤で安値を付けたものの3月限の安値は546、昨日の安値へは届かず。終日方向感なく、3月限は548を中心に値幅は上下3セントという非常に狭いレンジでのチョッピーな展開となった。ホリデーウィークを感じさせる閑散市場にて取引量も限られたが全体的なトーンとしてはネガティブな一日。昨日材料視された中国の追加買い付けに関するニュースなども市場に期待されていた事もあり本日本件につき何ら追加情報が発信されなかった事は、心理的にマイナスサイドに作用する結果となっている。 昨日の高騰から農家売りも出てきたことから産地現物価格は本日も若干弱含みで推移。艀運賃は更なる上昇基調にあった事から輸出港価格は堅調推移となっている。



 

本日ファンド筋はコーン市場では100枚の買い越し、大豆市場では1,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約91,100枚のショート、大豆では約34,000枚のショートの模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域

昨日は全体の10%に1-3インチの降雪に限られそれ以外は総じてドライ。明日はデルタ・中西部東部を中心に60%の範囲に1.25インチまでの降雨、2-10インチまでの降雪が予想されている。週後半にかけては気温の低下が著しく、ベルト西部で積雪を見ていない地域ではウィンターキルの懸念もされているが、その範囲は生産地域の25-30%と見られる。



NWS 米国各産地6-10日間予報 (12月27日〜12月31日) 】 

気温 降水量
イリノイ A A
アイオワ N A
ミネソタ N N
ネブラスカ N A
インディアナ A A
オハイオ A A
ミシガン A A

気温はやや上昇傾向にある。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチン : 昨日は概ねドライ。大豆産地の10%に1インチまで。今後3日間は産地西部地域を中心に散発的な降雨が予想される。次の降雨は金曜日。全体の60%に1インチまでとされ中心は西部・南部となっている。降水量は平年レベルを十分上回っており作物は引き続き理想的な成長をみせるとされている。

ブラジル : 昨日は全体の40%の範囲で1.0インチまで、中心は産地中央部と北部となった。今週は引き続き同様の地域を中心に降雨が予想されており全体の65%の範囲に3インチまでの雨量予報となっている。又週末には産地南部にも降雨が期待されており、パターンとしては依然として理想的な推移が続く。

 

本日の発表等


 【引け後の発表】
 

1) ブリッシュコンセンサス 

 

12/21/04 12/14/04 12/7/04 11/30/04 11/23/04
大豆  39 39 36 37 40
大豆油  33 31 29 32 37
大豆粕 34 36 34 34 36
コーン 20 21 19 19 20
小麦  27 25 24 25 24

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

暫くは動きにくい相場が続き、年明けからはまたジリジリと弱含んで3月限で195レベルを目指すような展開を予想する。

コーン相場の低迷と比較的魅力的な畜産物/乳・乳製品相場を背景に、中西部の穀物農家の中には自ら牛・豚を新規に買い付け、収穫したコーンを自家消費に回そうという動きが見られる。

下に掲載したCMTのリーンホッグマーケットのチャートを見ても、今のところ比較的高いレベルにて推移していることが見て取れる。また、牛乳の価格も去年比かなり高いレベルにある。去年、牛乳の値段は25年振りの安値を付けるに至ったのだが、その反動もあり、乳・乳製品生産者連盟(National Milk Producers Federation)が現在、乳牛の頭数を減らした畜産農家に対して補助金を支払うという政策を取っている。それにより、今後2ヵ月間で約52000頭の乳牛が食肉用として屠殺されることとなるという。

上記により、コーンの国内餌用需要が短期的に増加することもあり得るが、しかし、現在の堅調なライブストックマーケット・ミルク市場がそういつまでも続くはずもなく、また、大豊作により溢れかえる今クロップの状況はそう簡単に覆されない。既に農家は大量の玉に対してLDPを申請している。LDPを申請した玉は年が明ければ着実にマーケットへと売りに出されることとなり、マーケットには厳しいプレッシャーとなろう。(K)



(参考:CMEリーンホッグ日足マーケットチャート)




 



(大豆)

昨日の高騰劇を見た後本日3月限はインサイドデー。ここ数日変化を見ただけに占ない難い今週の展開ではあるが、何となく昨日の高値の後市場には一服感が漂っているように思える。ホリデーウィークという事で取引量は益々限られる事となるが、来週の気温の上昇も予想されている事から現物・艀市場には幾分の安堵感も漂う。ムードは弱い故、どちらかといえば3月限の530台への動きを期待しているところ。(A)

 

 



 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)