米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年12月28日

 

 

本日の相場 

とうもろこし           --やや安値寄り付き、やや安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAR 05 206 1/2 - 06 1/4 207 1/4 205 3/4 207 - 1/2 345323 -699
MAY 05 214 1/4 - 14 214 3/4 213 1/2 214 3/4 - 1/4 85368 -335
JUL 05 221 1/2 - 21 1/4 222 220 3/4 222 - 1/2 76343 +223
SEP 05 228 3/4 229 1/2 228 1/2 229 1/2  3/4 23012 -60
DEC 05 238 1/4 - 38 238 1/2 237 3/4 238 1/2 - 1 56045 -22
MAR 06 244 3/4 245 1/4 244 1/2 245 1/4 - 1 2037 +21
            591834 -829

 

大 豆                 --やや安値寄り付き、安値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 05 557 - 56 1/2 557 1/4 550 1/2 551 1/4 - 6 38687 -1274
MAR 05 552 1/2 - 52 553 1/4 545 1/2 546 3/4 - 7 1/4 114845 +2818
MAY 05 556 557 550 1/2 551 - 7 1/2 42193 +1076
JUL 05 563 564 557 558 1/2 - 6 28013 +737
AUG 05 566 566 560 560 1/2 - 6 1/2 2282 -91
SEP 05 564 564 560 561 - 5 767 +7
            241655 +3305

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JAN 15900 -290 JAN 2117 -20 MAR 305 + 0 102.97 - 103.24
MAR 15930 -290 MAR 2132 -16 MAY 311 1/4 -1 1/4  
MAY 16220 -260 MAY 2138 -15 JUL 318 1/4 -1/2  
JUL 16510 -250 JUL 2140 -15 SEP 325 -1  

 

本日の相場の動き

 

(コーン)  

本日もまたスローでダルな取引に終始。典型的な休日シーズンの取引となり、値動きはここ最近のトレーディングレンジ内に限定された。

大豆3品など周囲のマーケットの弱さが波及したこともあり、前日比約1セント下げて寄り付いた後は、1/2セント程度の極狭いレンジ内での取引が続いた。商業筋の買いが見られたことにより3月限206では強くサポートされ、引け際にはファンドの買い戻しが見られたことによりやや値位置を上げ、結局は各月若干安値引けとなった。

 


(大豆) 

昨日終盤の上伸と高値引けに行き過ぎ感も漂い、本日は一転マイナスサイドへの展開が中心となった。やや安値の寄付きが本日の高値となりその後はセッション終盤にかけて緩やかに値を崩す展開。ブラジル主産地の一部では収穫の開始が報告されている事や、年明けよりは農家の現物売りも加速すなどの憶測もあり、閑散取引ながら終始投機筋の売りが優勢の一日となった。終盤は若干値の回復を見たものの3月限の安値は昨日の安値を抜き、引け値も各限月6-7セントの安値引けとなっている。



 

本日ファンド筋はコーン市場では2,000枚の買い越し、大豆市場では1,500枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約84,200枚のショート、大豆では約31,700枚のショートの模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域   

昨日は概ねドライ。気温も予想ほどの低下は見られず。本日以降気温は大きく上昇の見込み。特に中西部では木・金、デルタ地域では土曜には降雨も伴い気温は50度レベルまで上昇の見込みとなっている。雨量は60%の範囲に1.25インチまでが見込まれる。



NWS 米国各産地6-10日間予報 (1月3日〜1月7日) 】 

気温 降水量
イリノイ N A
アイオワ B A
ミネソタ B A
ネブラスカ B A
インディアナ N A
オハイオ N A
ミシガン N A

 

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチン : 昨日は全体の10%の範囲に0.5インチ以下の小雨。週末にかけてはブエノスアイレス北西部・コルドバ東部などを中心に50-60%の範囲に1インチまでの降雨見込み。その後ややドライ傾向が伝えれれるが、これまでの降雨蓄積があり向こう10日間はドライでも状況は保たれると言う評価となっている。

ブラジル : 昨日は産地全体の15%にお湿り程度の降雨、中心は北部産地。今週は予想に変化無く週末にかけては引き続き北部産地中心に毎日降雨の可能性あり。南部地域でも週末には幾分かの雨量が予想される。向こう5日間で全体の50%に1.25インチまでの降雨見込み。産地中央部地域では降雨が限られ、パラナ・マトグロッソドスル・サンパウロなどの一部ではややドライストレスが指摘される地域もあるが、全体的な評価としては依然として安定した進捗だとなる。

 

本日の発表等


 【引け後の発表】
 

1) ブリッシュコンセンサス 

発表が延期された。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

3月限のプライシングは年明け後暫く待ちたい。

昨日この欄で紹介したイリノイ大学検証を元にすると、基本的には大豆からコーンへの作付け比率のシフトは限定的であると考えられる。しかし、マーケットでは逆に作付けシフトの可能性を示唆するようなコメントが今のところ多く聞かれる。実際、イリノイ大学による検証についての記事も出されているのだが、それは、コーンの作付け面積増加を期待するようなコメントと共に紹介され、実際のデータは割愛されていたりする。本件に関しては、1月・2月は採算性やサビ菌を理由にコーンの作付け面積増加に関する話題が引き続き大袈裟にもてはやされ、3月末の発表かその直前辺りに、行き過ぎた予想や議論が修正される、という展開が待っているのではなかろうか。

一方、まとまった農家売りも年が明けて暫くすれば散見されると予想している。申請済みのLDPは合計で7029百万BU、生産量の約60%に相当する。ローン価格の保証がない玉がこれだけ存在するということも、やはり年明け後、マーケットにはプレッシャーとなってこよう。





(大豆)

3月限。11月上旬に510レベルの安値から下旬には560超まで約50セントの値動きを見たものの、10月以降この3ヶ月近くに亘りこの50セントのレンジ内取引が続いている。春先の大相場以降続いていた大きなダウントレンドの波もこの12月の展開を契機に方向性が変わろうとしているもの事実。大きな売り越しを抱えた投機筋にとっても、このトレンドの変化を意識する一方で年明け以降の農家売り期待・南米の豊作ムード等などの材料も頭に圧し掛かっておりそれらがレンジ内でありながらも神経質な展開を形成する結果となっている。テクニカルには560の太い線をクリアすれば次の到達点は6ドルとなってくるが、現在あるファンダメンタルズをベースに考えると6ドルという相場レベルは2005年シーズンにおいてかなり高い値位置に相当するのではないかというのが現在の感覚。その意味では今この時点から6ドルへ向けての動きが可能になるか?という疑問もある。この現在のレンジ内高値を乗り越えた後には再び下値探りの展開が待っているのではないかというのが現在の見方。2005年は安値への展開でスタートすることになる。(A)



 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)