米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2004年12月29日
| 本日の相場 |
とうもろこし --やや安値寄り付き、安値引け―
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | ||
| MAR 05 | 207 - 206 1/2 | 207 | 203 | 203 1/4 | -3 3/4 | 346274 | +951 |
| MAY 05 | 214 1/2 - 214 1/4 | 214 1/4 | 211 | 211 1/4 | -3 1/2 | 85962 | +594 |
| JUL 05 | 222 - 221 3/4 | 222 | 218 1/2 | 218 3/4 | -3 1/4 | 75815 | -528 |
| SEP 05 | 229 1/4 | 229 1/4 | 226 1/4 | 226 1/2 | -3 | 23229 | +217 |
| DEC 05 | 238 | 238 1/4 | 235 1/2 | 235 3/4 | -2 3/4 | 55846 | -199 |
| MAR 06 | 245 | 245 | 243 1/4 | 243 1/4 | -2 | 2082 | +45 |
| 592918 | +1084 |
大 豆 --やや 高値寄り付き、期近を中心に安値引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JAN 05 | 552 1/4 - 552 | 556 | 546 | 546 3/4 | -4 1/2 | 30336 | -8351 |
| MAR 05 | 547 - 546 | 552 1/2 | 543 1/2 | 544 1/2 | -2 1/4 | 117626 | +2781 |
| MAY 05 | 551 1/2 - 551 | 556 | 549 | 549 1/2 | -1 1/2 | 41957 | -596 |
| JUL 05 | 558 1/2 | 563 | 556 | 556 3/4 | -1 3/4 | 28347 | +334 |
| AUG 05 | 563 1/2 | 564 1/2 | 559 | 559 | -1 1/2 | 2231 | -51 |
| SEP 05 | 558 1/2 | -2 1/2 | 762 | -5 | |||
| 235973 | -5682 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| JAN | 16020 | +120 | JAN | 2096 | -21 | MAR | 303 1/2 | -1 1/2 | 103.39-104.22 |
| MAR | 16040 | +110 | MAR | 2111 | -21 | MAY | 310 3/4 | -1/2 | |
| MAY | 16270 | +50 | MAY | 2120 | -18 | JUL | 317 1/4 | -1 | |
| JUL | 16600 | +90 | JUL | 2128 | -12 | SEP | 323 1/4 | -1 3/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
| 本日はここ数日続いた横ばい相場を抜け出し、各月大きく安値引けとなった。前日のフォロースルーによるテクニカルな売りなどによりやや安値寄り付きとなった後も、一方的に下げる展開となった。年明けから農家売りが加速されるのではという見通しに加え、米国産比競争力のある価格にてアルゼンチン産コーンがオファーされているという報告もまた売り材料とされた。50日、100日に加え、10日間の移動平均を下に割ったこともまた投機的売りを誘い、流れは最後まで変わらず、一日のレンジのいほぼ最安値圏にて引けを迎えた。3月限は3.75セント安の203.25として引けている。 |
(大豆)
|
本日の値動きも昨日と同様一日緩やかなダウントレンド。3月限寄り付きは546-547、しかし直後に大きく伸びそこで本日の高値552.50をつける。暫くは550-552と高値圏での取引が続いたものの、中盤以降は徐々に値を削る展開。終盤まで550-549といった非常に狭いレンジで小刻みな動きを続けたものの、引け際に一気に値を崩し寄り付きでつけた安値546を下回り本日の取引を終了。本日も弱い引け方で取引を終了している。序盤はブラジル中央部から南部にかけてのややドライ気味な天候パターンも材料視され上値を目指したものの勢いなし。中西部の来週にかけての温暖とも言える天候推移、散見された農家売り、輸出価格が大きく値を崩した事などもあり期近を中心に値を下げる動きとなった。 |
| 本日ファンド筋はコーン市場では4,500枚の売り越し、大豆市場では500枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約88,700枚のショート、大豆では約31,200枚のショートの模様。(推定) |
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部・デルタ地域
| 昨日はほぼ全域でドライ。そして気温は平年以上のレベルへの上昇を続けている。週末から来週頭にかけての気温の大幅な上昇に伴い、全体の70%の範囲では降雨も予想されており雨量にして1.25インチまでが見込まれる。6-10日予報では気温はやや低目へと戻りややウェットな天候推移が予想されている。 |
【NWS 米国各産地6-10日間予報 (1月4日〜1月8日) 】
| 気温 | 降水量 | |
| イリノイ | N | A |
| アイオワ | B | A |
| ミネソタ | B | N |
| ネブラスカ | B | A |
| インディアナ | N | A |
| オハイオ | N | A |
| ミシガン | N | A |
アルゼンチン・ブラジル
|
アルゼンチン : 昨夜は産地北半分が降雨の中心。全体の30%のコーン産地、60%の大豆産地に1インチまでの降雨となった。今後は週末に向けて総じてドライな展開となり次の降雨は日曜遅くより、南西部中心に1インチまでが予想される。引き続き天候パターンは理想的にて高いイールドが期待されている。 ブラジル : 昨日も北部産地の一部で降雨が見られた。10%の範囲に0.10-0.50インチまで。週末へ向けての見方に変化は無く、引き続き北部産地を中心とした降雨が継続する見込み。向こう5日間で全体の60%の範囲に1.5インチまで。ややドライが指摘され始めた産地中央部の状況は徐々に南部産地へも及ぶ傾向となっている。6-10日予報では降雨が期待されるようだが、その信憑性についてはまだ浅い段階となっている。 |
| 本日の発表等 |
【セッション中の発表】
| 1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ |
(単位 : 千トン)
| 明日の予想 | 先週の発表数字 | |
| 小麦 | 350-500 | 608.8 |
| コーン | 600-800 | 725.8 |
| 大豆 | 600-800 | 1,157.4 |
| 大豆粕 | 75-150 | 113.8 |
| 大豆油 | 15-25 | 18.4 |
【引け後の発表】
| 2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント (単位:%) |
| 今週 | 前週 | |
| 肥育用ブロイラー卵導入数 | 102 | 103 |
| 肥育用ブロイラー雛鶏導入数 | 101 | 102 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
|
年明け以降の本格的な下げに向かって徐行開始か、とも思わせるような本日の相場であった。意見変わらず見方はベアリッシュ。しかし気になるのは、以前も書いたが、市場関係者が異口同音に弱気な見通しを唱えていることである。皆が同じ意見ということはほぼマーケットに織り込まれ済み、という見方もできなくはないからである。 本日引け後、USDAから、「生後30ヶ月までに屠殺された牛に関して、カナダからの牛肉の輸入を認める」という発表が行われた。正式には年明け1月4日に公布され、3月7日に施行されるとのこである。この発表によるマーケットへの大きな影響は予想されていない。(K) |
(大豆)
| 2005年の相場展開を予想するにポイントとなる材料は、十分すぎる米国の予想期末在庫。南米の豊作見込み。そして春先に話題として出てくるものとしての作付け意向。さび菌の米国での確認もあり、大豆からコーンへの作付けシフトは間違いなく数字として表れる事になる。この市場価格低迷下、農家の考える事は基本的に”高いイールド”期待であり、コーンという商品はその結果を見事に残してきている。特にこの04クロップの味を占めた農家がただでさえコーンへの意向を強く持つ事は決して不自然ではない。そこにさび菌材料が加わった訳で、この来春に向けての作付け意向の見通しは例年比較かなり難しい材料となってくる事は間違いないと思われる。本材料はいずれにしても大豆へは潜在的強材料。通常のスプリングラリーと合わせ、春先意向の相場動向を左右する非常に大きな材料となってこよう。さて、難しいのはそこに行き着くまでの向こう2-3ヶ月の相場見通しとなる。南米の豊作が確定したと市場に判断されれば、やはり今年度の期末在庫予想からしても、頭の重い展開をかかげるべき。4ドル相場を見ずに春先のラリーへ映るというシナリオはどうしても描けない。04年夏以降の一辺倒の下げパターンには若干変化が見られ下値への警戒感は5ドルラインを前にして明らかに認められるものの、年明けの値動きの矛先はとしては、この5ドルライン突破へ再び向けられるのではないかというのが現在の印象。 そしてその大きなきっかけになり得る節目が1月の農務省発表ではなかろうか。最終生産量確定後にそのS/Dバランス内容に一時的な上げも(市場予想と逆にいった場合には)考えられるものの、最終数値確定後にはより綿密なデマンドサイドの鉛筆なめが市場で展開され、結局は十分すぎる期末在庫バランスが焦点となってくると思われる。勿論南米の生産量もそれを指示する材料となる公算が高い。これらから、春先のラリーを前に一旦は大きな底をつける値動きを見るというのが、現在の見方となっている。(A) |
| 弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 |
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)