米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年1月3日

 

新年明けましておめでとう御座います。本年も宜しくお願い致します。

本日の相場 

とうもろこし           --安値寄り付き、安値引け

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAR 05 203 - 2 1/2 203 201 201 3/4 -3 351713 -590
MAY 05 210 1/2 - 1/4 210 1/2 209 209 3/4 -3 1/4 88078 +2
JUL 05 218 - 7 1/2 218 216 1/2 217 1/4 -3 1/4 76810 -34
SEP 05 225 3/4 225 3/4 224 224 3/4 -2 3/4 23495 unch
DEC 05 234 3/4 - 1/2 234 3/4 233 1/2 234 -2 3/4 57417 +20
MAR 06 241 1/2 241 3/4 240 1/2 241 1/2 -2 1/2 2131 unch
            603401 -602

 

大 豆                 --安値寄り付き、安値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 05 542 - 542 1/2 543 537 537 1/4 -10 1/2 18623 -766
MAR 05 540 1/2 - 41 3/4 541 3/4 535 535 1/2 -11 3/4 120156 -442
MAY 05 545 1/2 - 46 547 541 541 1/4 -12 42928 -140
JUL 05 554 554 548 548 1/4 -10 1/2 28624 -50
AUG 05 555 1/2 555 1/2 550 550 1/2 -11 1/2 2258 unch
SEP 05 552 552 550 550 -15 1/2 766 unch
            228903 -1421

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JAN 16020 -240 JAN 1994 -67 MAR 302 1/4 -5 1/4 102.68-102.88
MAR 16130 -170 MAR 2004 -75 MAY 309 1/4 -5  
MAY 16280 -220 MAY 2017 -85 JUL 316 -4 3/4
JUL 16520 -280 JUL 2034 -78 SEP 322 1/2 -5  

 

本日の相場の動き

 

(コーン)  

木曜日の引け際に見せた勢いを継続することができず、3週間振りとなる安値を付ける弱気な相場展開にて2005年の幕は開けた。大豊作の影響はなおも相場に重くのしかかっており、農家からの売り物がそろそろ出てくるとの予想の下、思惑による売りも手伝って寄り付きから各月安値で取引された。カナダで新たなBSE感染が確認されたことや若干予想を下回った週間輸出検証高の発表内容もやや弱材料視され、ベアリッシュなムードが続いた。約3週間振りの安値となる201を付けたところではサポートされたが、そこからの反発も見られず、結局一日のほぼ安値圏にて引けを迎えた。3月限は3.0セントダウンの201.75として引けている。

 


(大豆) 

2005年大発会は寄付きからギャップをつけての安値でスタート。大納会引け際のテクニカルな買い上げがそのまま修正される形となった。南米での順調な天候推移も寄り付き前のネガティブなムードを作った。寄付きから安値でスタートするとそこが本日の高値。暫くは3月限も540を挟んだレベルでアップダウンを繰り返したものの買手不足にそのレベルも続かず。セッション中盤以降は535-537が中心の取引へと沈みその後はチョッピーな取引がセッション終了まで継続し引け際に本日の安値を付けるとそのまま安値圏で終了している。セッション序盤の週間輸出検証は26.0百万ブッシェルと予想の下限に留まり相場の頭を抑える一材料ともなっている。3月限は20日・50日それぞれの移動平均線を下回りテクニカルにも弱い引けとなった。



 

本日ファンド筋はコーン市場では4,000枚の売り越し、大豆市場でも4,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約91,600枚のショート、大豆では約36,000枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域   

過去4日間、デルタ南部の一部を除いてはほぼ全域で降雨を見た。範囲は全体の90%に1.25インチまで。1インチ以上の地域は全体の30%となった。特にミズーリ中央部、イリノイ北部・中央部、インディアナ中央部ではまとまった降雨となった。この期間の気温推移は低いところでも最高気温は30度前半、出る他地域では70度を越えるなど、平年比20度以上も気温が上昇するという非常に稀な温暖とも言える年末年始となっている。 今週も雨がちなパターンが継続し全体の90%に1.5インチまでの降雨が見込まれる。しかし週後半にはベルト北西部より平年並みに気温への低下が見られ、週末までにはシカゴ近郊でも再び最低気温が華氏一桁というレベルに落ち込むことになりそう。平年以上の気温レベルは向こう10日の傾向として伝えられるものの先週のような高いレベルは望めない。



NWS 米国各産地6-10日間予報 (1月8日〜1月12日) 】 

気温 降水量
イリノイ N A
アイオワ B A
ミネソタ B A
ネブラスカ B A
インディアナ A A
オハイオ A A
ミシガン N A

雨がちな天候パターンが向こう10日間続くと見られている。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチン : 過去4日で全体の50%前後に1.0インチまでの降雨。中心はコルドバ北部・サンタフェ北西部。最高気温は90度半ばまで。向こう5日でも全体の50%の範囲に1.0インチまでの降雨見込み。ブエノスアイレス中央部・北部、サンタフェ南部、コルドバ中央部などがその中心となりそう。気温は北部がやや高め推移とされ、週後半には北東部の一部で100度を越える地域も出る見込み。気温がやや上昇傾向にあるものの、これまでの雨量の蓄積もあり目先の懸念材料とはならない。

ブラジル : 過去4日ベルと全体の65%の範囲に1.75インチまでの降雨を見た。中心はマトグロッソ中央部・南東部、マゴグロッソドスル北部、ゴイ明日南西部・北部、ミナスジェライス中央部、サンパウロ中北部といったところ。気温は南西部の一部で90度半ばまで上昇している。 引き続き週央にかけてはベルト中央部・北西部を中心に、その後は金曜にかけて北部産地中心に全体の70%の範囲で2.0インチまでの降雨が見込まれる。パラナ、サンパウロ西部、ミナスジェライス西部、ゴイアス南部、マトグロッソ南東部といった地域がその中心となる。 週末の降雨で、バイア、パラナ、マゴグロッソドスル、リオグランデドスル北部などの一部乾燥気味と言われた地域は潤う事となった。更に向こう2日の降雨はドライ気味のベルト中央部を引き続き潤すこととなりそう。 今週の降雨の後、ドライ傾向の地域として挙げられるのは、リオグランデドスル南部・中央部。やや高い気温推移も重なり、この地域でのストレスが蓄積される可能性はある。それ以外の地域についてはウェットが一部で指摘されるものの、総じて理想的なパターンが継続する見込みとなっている。

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  12/30の週 12/23の週 昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  622.8 1,015.6 872.0 15,529.6 16,300.7
ダイズ  706.7 976.6 647.8 14,430.1 13,845.1
小麦 402.3 515.2 481.1 17,563.1 17,568.2

 

【引け後の発表】

2) コミットメント オブ トレーダーズ (12月28日現在) (単位:枚)  

 

  オプション含まず  ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ショート   30,569 ショート   31,700 ショート    8,489
大豆粕  ショート   18,130 ショート   20,900 ショート   17,038
大豆油 ショート   14,196 ショート   15,300 ショート   16,980
コーン  ショート   81,127 ショート   84,200 ショート   95,419
小麦  ショート   29,622 ショート   30,400 ショート   29,888

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

年が変わったが、3月限プライシング方針は変わり無し。現時点では焦って進める必要はなく、待てるところまで待ちたい。マーケットで言われているように、今後農家売りは次第に加速していくものと考える。しかし、2005年をスタートするに当たり長期的な見通しを立てる必要があるとするならば、決して弱気一辺倒の意見を述べることはできない。世界のコーン生産量の43%、世界のコーン輸出量の66%を未だ米国が担っている現在の状況、一方で、中国の経済成長と共に増え続けるであろう世界の穀物需要などを考えると、ひとたび米国に旱魃の嵐が吹き荒れようものなら、一転して世界の需給が逼迫することが予想されるからである。

カナダにてBSEに感染している疑いのあった牛の検体は、正式に陽性という結果が出た。アルバータ州で1996年に生まれた牛の検体であるという。しかし、カナダのアンドリュー・ミッチェル農務・農産食品大臣は、消費者や畜産農家に対し、「今回の陽性結果は、決して国民の健康を脅かしたり貿易の妨げとなるものではない」という声明を発表した。同大臣は月曜日、食品検査局の職員に同行し、陽性と出た牛の肉が食用や餌用に流通していないことを確認した。また本日、USDAも今回の陽性結果がカナダ産牛肉の輸入再開決定に影響を与えるものではないという旨のコメントを発表している。(K)





(大豆)

05年大発会は10桁の下げでスタート。年末のテクニカルな買い上げが逆に本日売り場を作る結果となった。休みを明けて本日の市場環境としては、材料難に南米の順調な天候推移。又税金年度が変わった新年出だしという事もあり、ムードはネガティブで一日が終わった。2004年のスタートは70,000枚のファンドの買い越しに相場は8ドル目前といった環境であった事を考えると、現在の30,000枚の売り越しに5ドル前半という相場は余りにも対象的である。何もなければ、大量の期末在庫に南米の引き続く豊作・増産期待、とこの2005年は99年から3年続いた45ドル相場を再現してもおかしくないとも思われる。その意味では、春先に向けてのトレンドは下向きである、というのが基本的な見方となってくる。米国・南米よりは今後農家売りも出てくる事となる。その流れに変化を齎すとすれば、南米での天候異変。春先の作付け意向へ向けた各種材料・・米国で確認されたさび菌問題や低相場下での高イールド期待へ向けた農家の動き・・このあたりがどう材料として扱われることとなるか。 12日の農務省発表において最終生産量が確認されればそれをもとに改めて需要サイドの数字が計算され期末在庫バランスがはじかれる。それらが確認されることでより鮮明なトレンドが見えてくるはず。 その発表を前にして、目先の展開はいかにも弱い。3月限は520辺りまでの下落も考えられるが、発表前ということもあり行き過ぎには警戒感を伴った反動も見られると思われる。(A)

 



 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)