米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年1月5日


 

本日の相場 

とうもろこし           --高値寄り付き、やや高値引け

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAR 05 202 - 201 1/2 202 3/4 201 1/4 201 1/2 + 1/2 347981 -4575
MAY 05 209 3/4 - 209 1/2 210 1/4 209 209 1/4 + 1/2 89850 +1129
JUL 05 217 1/4 - 217 217 3/4 216 1/4 216 1/2 + 1/4 77501 +220
SEP 05 224 1/4 - 224 225 1/4 223 1/2 224 + 1/4 23829 +137
DEC 05 233 3/4 - 233 1/2 234 1/2 233 233 1/4 + 1/4 58982 +423
MAR 06 241 - 240 1/2 241 1/2 240 1/4 240 1/2 +0 2275 +38
            604486 -2374

 

大 豆                 --高値寄り付き、期近を中心に高値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 05 532 537 531 1/2 534 +4 1/4 12316 -3286
MAR 05 527 1/2 - 526 1/2 531 1/2 526 527 +2 128272 +3500
MAY 05 531 1/2 - 530 1/2 535 530 531 +1 43335 -397
JUL 05 538 - 537 1/2 542 1/2 537 537 1/4 +0 28789 -202
AUG 05       540 +3/4 2505 +87
SEP 05       539 1/4 +1/4 766 +0
            232430 -293

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JAN 15530 +0 JAN 1994 +08 MAR 299 3/4 +3 3/4 103.83-104.41
MAR 15590 +0 MAR 2007 +10 MAY 307 1/4 +3 1/4  
MAY 15780 -10 MAY 2019 +09 JUL 314 +4 1/4  
JUL 16070 -30 JUL 2034 +08 SEP 320 3/4 +4 1/4  

 

本日の相場の動き

 

(コーン)  

本日は多少の反発を見たものの、終始極狭いレンジ内での取引が続いた。

契約安値を更新したマーケットに対する売り過剰感に加え、寄り付き前にINFORMAが発表した最終生産量予想が11,700(百万BU)と現在USDAが発表している数字を下回ったことが材料視される形で、前日比約1セント上げての寄り付きとなった。また、中西部を襲っている豪雪、大豆・小麦など周囲のマーケットの強さもまたコーンマーケットに波及し、下値を支えることとなった。引け際にはやや値を下げたものの、各月若干の高値引けとなっている。

 


(大豆) 

本日は反転。ほぼ変わらないレベルで寄り付いたものの、直後よりは過去2日間の行き過ぎ感も混ざり買戻しが優勢、本日は一転プラスサイドへの動きを見る。3月限は寄り付き後直ぐに本日の高値531.25をつけるも、その後が続かず。530台での取引は嫌われた格好でセッション中盤まで値を崩し本日の安値526を付けた。その後は一進一退の展開となり取引終了まで一貫して527-528を挟んだ値動きが続きそのまま引けを迎えている。 材料としては現在中西部が吹雪に覆われており交通機関の混乱が予想されている事が心理的なサポート材料となり、又セントルイスエリアでは水位が上昇し洪水傾向にある事、中国が米国産大豆を116,000トン買い付けたとのアナウンスがあった事なども下への値動きを阻止する形となった。中国の動向については、週末以来既に6杯の買い付けを行っており本日追加で2杯行ったという噂も市場へは流れていた。



 

本日ファンド筋はコーン市場では500枚の売り越し、大豆市場では売り買い同数量であったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約95,100枚のショート、大豆では約46,000枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域   

昨日はベルトの90%に降雨降雪。本日もほぼ変わらぬ範囲で同様の状況を見ている。中西部では午後より降雪が続いており明日朝にかけて再び10インチ前後までの積雪が昨日に引き続き見込まれている。明日以降はドライで降雨については全体の20%に限られる。気温は明日以降週末に向けて上昇傾向となる。



NWS 米国各産地6-10日間予報 (1月10日〜1月14日) 】 

気温 降水量
イリノイ A A
アイオワ N A
ミネソタ N A
ネブラスカ B N
インディアナ A A
オハイオ A A
ミシガン A A

気温が若干上昇傾向にある。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチン : 昨日はベルト南西部を中心に全体の15%に1.25インチまでの降雨。週後半には北部中心、そして週末には中央部産地地域に同様の降雨が見込まれる。週末にかけて全体の60-70%に1.0インチ、所によっては3インチまでの雨量が予想される。引き続き順調な天候推移は続く。

ブラジル : 昨日も全体の35%の範囲で1.0インチまでの降雨を見た。主要産地は概ねカバーし、この傾向は週末にかけて特に北部産地で継続の見込み。雨量にして45%に1.5インチとされている。この2日で中央部・南部のドライ傾向の地域へもある程度の雨を齎したが、依然として南部乾燥地域全体の傾向改善には繋がっていない模様。来週にかけての降雨予報も期待されておらず、今月半ばまで乾燥傾向が継続する見込み。一部ではあるものの、状況の悪化が指摘される。

 

本日の発表等


 

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

(単位 : 千トン) 

明日の予想  先週の発表数字 
小麦 250-350 338.2
コーン 500-700 751.7
大豆 600-800 926.6
大豆粕 25-75 29.8
大豆油 5-15 17.3


 

 

【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

  今週 前週
肥育用ブロイラー卵導入数      102 102
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   102 102

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

昨晩から中西部一帯で降り続いている雪は止まるところを知らず、シカゴ近郊では今夜だけで10インチに達するところもあるという。ただでさえ大豊作により混乱気味の鉄道・トラック・バージなどの国内輸送システムは更なる混乱を混乱をきたしており、オハイオ川沿いのリバーエレベーターは水位の上昇によりほぼ全て機能を停止している。これにより、期近のガルフベーシスは暫く強含む傾向となろう。アルゼンチンのベーシスが引き続き弱含んでおり、シカゴマーケットにも弱気な影響を与えているが、背景にあるのは同国で展開されている生育期にとっては理想的といえる天候推移。しかし同国クロップはまだ受粉期に入っていないことを考えるとあまり楽観的にはなれない。また、ビッグレポートを来週に控えている中、IMFORMAからやや強気な予想が出てきたことなどもあって、暫くは下げ切れない相場となるかもしれない。しかしながら、遅くとも2月には農家からのまとまった売りが出てくると考えられ、それによるもう一段の下げを期待して、ここは焦らず待ちたい。ターゲットは3月限で195セント。(K)





(大豆)

INFORMAの今朝の発表内容は3123百万ブッシェルと、農務省の11月発表より27百万ブッシェル下方修正されている。秋は収穫作業は遅延し、又中西部北部産地から聞こえてくるその後の声も決して良いものではなかった。これら地域の”収量減”はそれ相応に今回の発表で反映されるべきと思われ、生産量の下方修正については妥当な見方でなないか。来週の発表が内容によっては短期的な上昇局面を作る可能性はあるが。 値動きについては、現在の相場下、上昇局面は格好の売り場となる。3月限も540-450までの展開はあり得るが、売り圧力はそれ以上の威力を発揮するものと思われる。(A)



 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)