米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年1月10日


 

本日の相場 

とうもろこし           --安値寄り付き、変わらずの引け

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAR 05 205 3/4 - 205 1/4 207 204 3/4 206 3/4 0 342371 +705
MAY 05 213 1/4 - 213 215 212 1/2 214 3/4 0 89410 -589
JUL 05 220 1/4 - 220 221 3/4 219 1/2 221 1/2 0 79478 +1664
SEP 05 227 228 1/2 226 1/2 228 1/4 0 24654 +483
DEC 05 236 1/4 - 236 237 1/4 235 1/2 237 1/4 0 66585 +1742
MAR 06 243 - 242 3/4 244 242 1/4 244 + 1/4 2506 +93
            609942 +4498

 

大 豆                 --やや安値寄り付き、高値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 05 549 560 1/2 549 560 +8 1/4 7762 -1336
MAR 05 539 - 538 550 527 1/2 548 1/2 +6 1/4 126365  -3443
MAY 05 542 1/2 - 541 1/2 552 541 1/2 551 +4 1/2 45499  +970
JUL 05 548 1/2 - 548 559 547 1/2 558 1/4 +6 1/2 29967  +726
AUG 05 550 1/2 561 550 1/2 561 +7 1/2 2608  +113
SEP 05 553 558 553 558 +5 767  +1
            230576 -2760

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JAN 16690 +400 JAN 2012 -15 MAR 307 3/4 -2 104.14 - 104.49
MAR 16280 +370 MAR 2027 -14 MAY 315 1/4 -1 3/4  
MAY 16430 +330 MAY 2037 -15 JUL 321 1/4 -2  
JUL 16710 +300 JUL 2046 -12 SEP 328 -1 3/4  

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

金曜日の引け際の弱気な展開からのフォロースルー、弱気な小麦相場などからもプレッシャーを受け、前日比約1セント安と弱気な寄り付きとなった後は、値動きの少ない相場が続いた。午前中に発表された週間輸出検証高の数値も事前予想レンジを若干下回り、コーンには弱気な内容となった。しかし引け際には6/25以来約6ヵ月半ぶりに100日の移動平均を上に抜けて大量に投機筋の買いが入った大豆粕相場の上昇などにつられる形で値を戻し、結局コーンマーケットは前日比変わらずの引けを迎えた。

 


(大豆) 

夜間取引が弱含みで引けた事や南米の週末の天候推移がよかったこともあり寄り付き前のコールは3-5セント安値となっていた。 予想通りやや安値で寄り付いたものの、寄り付き直後に本日の安値537.50(3月限)をつけるとそこが本日の安値。相場はそこから反転する。上げては下げ、を繰り返しながらもセッション中盤には先週金曜の高値544まで上り詰め、引け際には一気に買い物が集中して本日の高値引けとなっている。 セッション序盤には週間輸出検証高が出たが数値は28.32百万ブッシェル(内、中国向けは14.3)。事前予想レンジ(23.0-28.0)の上限を僅かに上回り、ややサポーティブに捉えられた。本日も大豆粕市場などを中心に旺盛な投機筋の買い物が確認された。オハイオ川においては水位上昇の為シャットダウンされており本日も輸出港の現物価格を押し上げている。これら要因が投機筋の積極的な買い物を呼ぶ結果へ繋がっている。



 

本日ファンド筋はコーン市場では5,000枚の買い越し、大豆市場では4,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約54,900枚のショート、大豆では約40,000枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域   

週末を挟み過去3日で全体緒70%に0.10-1.00インチまでの降雨。本日より2日間は若干気温も上昇気味で穏やかな推移となるが、水曜から金曜にかけては強い寒冷前線の通過により週後半に向けては全体の90%に1.75インチまでが予想されている。従い、特に金曜から週末にかけては気温が大きく落ち込み、ここシカゴ近辺でも最高気温が10度以下と、平年比大きく低下する事が懸念されてている。不十分な積雪の小麦産地ではこの週末はウィンターキルの被害が懸念される。



NWS 米国各産地6-10日間予報 (1月16日〜1月20日) 】 

気温 降水量
イリノイ B N
アイオワ B N
ミネソタ B N
ネブラスカ B N
インディアナ B N
オハイオ B A
ミシガン B A

全般的に気温が低下傾向にある。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチン : 週末は全体の50-70%の範囲で1.25インチ、所によっては3.5インチまでの降雨を受けた。中心は北部と西部産地。今週も引き続き降雨パターンの到来が予想され全体の45%までに1.0インチまでの降雨が予想される。作物の生育状況は引き続き順調。北部の一部では向こう10日間雨が不足気味で推移すると言われるが、気温の上昇についての懸念も今のところなく、現時点では問題視されていない。しかしこのドライ傾向が1月下旬にわたって継続するようであれば、新たな懸念材料として出てくる可能性はある。

ブラジル :  週末は全体の60%に1.75インチまでの降雨、南部のストレス気味の地域にもタイムリーな降雨を見ることが出来たとされる。今週も北部〜中央部の精算地域へ75%の範囲に1.5インチまでの降雨が予想されており、引き続きパターンとしては良好なものとなっている。引き続き南部産地の動向については注意を要するものの、週末の降雨がタイムリーなものになったのは事実。

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  1/6の週 12/30の週 昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  548.1 774.2 853.8 16,229.0 17,154.5
ダイズ  770.8 739.5 558.1 15,234.8 14,403.2
小麦 410.0 519.5 646.5 18,093.0 18,214.7

コーンにはやや弱気、大豆にはやや強気な発表内容となった。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

短期的な動きは発表内容次第となるが、現在の物流の混乱が一段落すれば本来出て来だしているはずの売り物も見られるようになること、また、発表内容を確認した後は2005年度の作付面積以降にマーケットの関心がシフトすると考えられるが、現在マーケットの予想は「コーンの作付け面積増加」という点でほぼ一致していること、などがマーケットへのプレッシャーとなり、下げ安い相場となろう。しかし、長期的には輸出マーケットへの供給をほぼ米国一国に頼りきっている構図がより鮮明になりつつある中、生育期に入って以降は例年にも増して値動きの激しい一年が待ち受けているのではなかろうかと考える。3月限のターゲットは変わらず、195セントとしておきたい。(K)





(大豆)

3月限は本日高値550をつけた。発表を前にして12月下旬以来の高値への動きを見せており、今週の値動きは非常に注目される。大豊作という数値をもとにこれまで上がっては頭を抑え続けてきた値動きがこの1月の発表を境にどのような展開に突入するのか。11月上旬につけた安値への挑戦は2月にかけて実現するのかどうか。今週の発表とそれに対する値動きを見ることでその後を占いたい。(A)



 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)