米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年1月19日


 

本日の相場 

とうもろこし           --やや高値寄り付き、やや高値引け

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAR 05 196 3/4 - 96 1/2 197 1/2 196 1/2 196 3/4 + 3/4 341672 -1610
MAY 05 204 1/4 - 04 205 203 1/2 204 + 1/2 97727 +1164
JUL 05 211 1/2 - 11 1/4 211 3/4 210 3/4 211 + 1/2 84030 +659
SEP 05 218 1/4 - 18 219 218 218 + 1/4 28145 +802
DEC 05 227 1/4 228 227 1/4 227 1/4 + 1/4 71815 +1097
MAR 06 235 235 1/2 234 3/4 234 3/4 + 1/4 2860 +60
            631571 +2224

 

大 豆                 --期近を中心に高値寄り付き、高値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 05 516 - 15 1/2 521 1/2 515 1/4 517 3/4 + 4 1/4 140282 +1816
MAY 05 519 - 18 1/2 523 518 518 3/4 + 2 1/2 54483 +3197
JUL 05 525 1/2 - 25 529 524 1/4 524 1/2 + 1 3/4 29948 -527
AUG 05 528 1/2 531 527 527 + 1 3/4 2699 +81
SEP 05 530 1/2 533 528 1/2 528 1/2 + 2 908 +102
NOV 05 538 1/2 - 38 542 1/2 537 1/4 538 1/4 + 2 1/2 19251 +221
            247761 +4870

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JAN 15550 +180 JAN 1961 +17 MAR 299 +2 1/2 102.03 - 102.86
MAR 15590 +120 MAR 1974 +17 MAY 306 1/4 +2  
MAY 15840 +90 MAY 1986 +13 JUL 312 1/2 +1  
JUL 16000 +100 JUL 1989 +14 SEP 318 +1  

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

4日連続で下げたマーケットに対する行過ぎ感から、本日はやや堅調なマーケットとなった。

前日比若干高値にて寄り付いた後も、その値位置を最後まで維持して、大きな動きのないまま期近を中心にやや高値引けとなった。アルゼンチンの南西部にて示唆され始めた乾燥懸念などを材料に上げた大豆相場の影響を受けた他、農家売りがあまり出てきていないことが現物のタイト感を連想させたこと、中西部を襲っている冷え込みによる物流の更なる混乱が予期されていることなどもまたサポート要因となっている。

一方で、ブラジルで天候が理想的に推移していることやアルゼンチン政府がコーンの生産量を1800-1900万トンと上方修正したことなどは上値を限られる材料となった。

 


(大豆) 

ここ最近の下げに対する行過ぎ感から、本日はコレクションの局面を迎え、各月期近を中心に上昇することとなった。

中国がPNW積みの米国産大豆を1-2杯買い付けたという噂が買い材料とされた他、ファンドによる大量のショートも引き続き下値を支えている。一方で、ブラジルの天候が理想的に推移していることは上げたところでの売りを誘い、マーケットには重しとなっている他、ブラジルの農家売りが例年比かなり少ないという報告が入ってきていることもまた今後の南米からのプレッシャーに対する警戒感を強めている。引けてみると、3月限は4.25セントアップの517.75。



 

本日ファンド筋はコーン市場では売り買い同数量、大豆市場では1,500の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約96,400枚のショート、大豆では約68,500枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域   

昨日は中西部コーン・大豆ベルトの北部・東部を中心に55%の地域にて雪となった。本日も勢いは弱まるものの、引き続き35%の地域では雪が降る。週末にもさらなる降雪が予報されていると共に、今後十日間の予報では多くの地域で平年以下の気温となることが示唆されている。華氏ゼロ(摂氏-12度)を下回るところは少ないため、ウインターキルの被害は多く発生しないと思われる。



NWS 米国各産地6-10日間予報 (1月24日〜1月28日) 】 

気温 降水量
イリノイ A N
アイオワ A N
ミネソタ A A
ネブラスカ A B
インディアナ A N
オハイオ N A
ミシガン A A

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチン : 昨日は概ねドライな一日となった。本日は北部、週末は南東部にて雨となる予報だが、合計しても雨の範囲はベルト全体の30%程度。南西部地域では次第に乾燥を懸念する声が高まりつつある。

ブラジル :  昨日はベルト中央部3/1の地域で雨となった。明日から週末にかけてはベルト全域に満遍なく雨がもたらされる見込み。乾燥懸念のある地域は全体の10%以下に限られ、それ以外の多くの地域ではクロップにとって良好な環境が続く。

 

本日の発表等

 

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

成約高の発表が延期になったため予想レンジの発表も先送りとなった。

 

【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

  今週 前週
肥育用ブロイラー卵導入数      101 102
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   103 104

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

本日は若干のコレクションを見ることとなったが、中期的な意見は変わらず、3月限は190-195セントのレンジを目指すと見るので、待てるポジションがあるならばなるべくカバーせずに待ちたいところ。相場のベクトルを大きく変えそうな潜在要因も、コーンマーケットに関してはあまり見当たらない。(K)





(大豆)

本日はテクニカルな上げを見たが、弱気な地合はまだ続くと考える。南米の天候が大きく悪化すれば状況が変わってくるが、現時点ではほぼ理想的な天候と言って良く、ブラジルでの農家売りが現時点で去年比半分程度であるというような報告もあり、今後南米からの圧力はシカゴにも益々圧し掛かってくることとなり、基本的には約定安値を目指す動きとなろう。

CBOTの役員会は、南米大豆相場上場に関し、提出されていた取引明細を本日承認した。それによると、限月は現行のシカゴ大豆先物と同じく1月、3月、5月、7月、8月、9月、11月。現物の受け渡しは主にパラナグア港にて行われるが、サントス港もまた受け渡し場所として認められる。しかしサントスにて受け渡しを行う場合は5セントのプレミアムが必要とされる。現在の予定に従うと、今年の第二四半期に上場されることとなる。(K)



 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)