米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年2月10日


 

本日の相場 

とうもろこし           --ギャップを付けて高値寄り付き、高値引け

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAR 05 196 3/4 - 96 1/2 199 3/4 196 1/2 198 1/4 + 3 1/4 254666 -12658
MAY 05 204 1/2 - 04 207 1/2 204 206 + 3 189316 +14866
JUL 05 211 3/4 - 11 1/4 213 3/4 211 212 1/2 + 2 3/4 98417 +2543
SEP 05 219 1/4 - 19 221 218 3/4 220 1/2 + 2 3/4 30671 +236
DEC 05 228 3/4 - 28 1/2 231 228 1/2 230 1/4 + 3 79309 +303
MAR 06 236 1/2 238 1/4 236 1/4 237 3/4 + 3 4089 +14
            662803 +5434

 

大 豆                 --ギャップを付けての高値寄り付き、高値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 05 514 - 13 519 1/2 513 516 + 5 1/4 116129 -6083
MAY 05 513 - 12 1/4 517 512 1/4 515 1/4 + 4 87792 +6731
JUL 05 517 - 16 1/2 519 3/4 516 518 + 4 1/2 42765 +998
AUG 05 519 1/2 522 1/2 519 520 3/4 + 5 1/4 3958 +24
SEP 05 523 524 1/2 522 522 + 5 1587 -85
NOV 05 527 - 26 532 526 530 1/2 + 6 1/4 20845 +141
            273749 +1726

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAR 15520 +190 MAR 1919 +4 MAR 296 1/4 + 6 1/4 105.57 - 106.39
MAY 15420 +180 MAY 1936 +5 MAY 304 1/2 + 5 1/2  
JUL 15610 +170 JUL 1954 +10 JUL 309 3/4 + 5 1/4  
AUG 15770 +200 AUG 1959 +9 SEP 315 1/4 + 5 1/4  

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

本日のマーケットは契約安値付近の値位置から大きく上げ、大きな調整局面を迎えた。

寄り付き前に発表された週間輸出成約高の数字が予想を上回ったこと(400-600千トンの予想に対して995.5千トン)に加え、おそらく昨日、発表に対するかなり弱気な一部の予想がはずれたことも影響したのか、ファンドのショートカバーに火がついた。一日で2万枚の大幅買い越しとなっている。上げたところでは農家の売りもそれなりに出た模様だが、引け際に若干頭を抑えるに留まった。3月限は3.25セントアップの198.25として引けている。


 


(大豆)

デイリーチャート上で1セントのギャップを付けて高値寄り付きとなった直後にはさらに4-5セント値位置を上に上げた。その後は上げた値位置をキープし、各月高値引けとなっている。

マーケットの予想を上回る強気な週間輸出成約高の数字、ブラジル南部にて拡大中の乾燥懸念、ここ最近の下げに対する行き過ぎ感、また、昨日の発表後に見せた動きにより相場は一旦底を打ったのではという一部の考えなどを元にファンドによるショートカバーが進み、本日のセッションを通じて上昇相場が続いた。3月限は5.25セントアップの516.00として引けている。



 

本日ファンド筋はコーン市場では20,000枚の買い越し、大豆市場では3,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約93,500枚のショート、大豆では約72,200枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域   

昨日はベルト東部全体にて雨か雪となった。積雪量は多くなく、1-3インチ、範囲はベルト全体の55%程度。今日以降日曜までベルト全体を通じてドライな天候が継続しそうであるが、日曜午後から月曜にかけて前線がベルトを通過する予報となっている。



NWS 米国各産地6-10日間予報 (2月16日〜2月20日) 】 

気温 降水量
イリノイ N N
アイオワ N B
ミネソタ B B
ネブラスカ N N
インディアナ B N
オハイオ B N
ミシガン B N

平年より若干冷え込む予報となっている。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル     

アルゼンチン : 昨日は穀物ベルトの東側において雨となったが、その程度は軽く、0.1-0.5インチ、範囲はコーンの10%、大豆の20%程度であった。今日から週末を通じて、ドライな天候となる見込み。来週初めにはベルトの西部・南部において若干の雨予報が出ている。大豆ベルトの大部分は潤沢な土壌水分を確保できていると考えられるが、鞘付が順調に進捗するためには今月後半にもさらなる雨が必要とされる。

ブラジル : 昨日は極限られた地域でのみ雨となった。雨量も0.1-0.5インチと少なく、範囲はベルト全体の15%程度。週末にはベルト北部にてまとまった降雨が見られる他、南部でも一部では雨の予報が出ている。その間の雨量は0.1-1.0インチ、所によっては3.5インチ、範囲はベルトの60%と予報されている。南部の土壌乾燥が懸念される地域は徐々に拡大し、来週にはベルトの1/3程度に達することとなろう。これにより、パラナ、リオグランデドスルなどではストレスによるイールドの悪化が生じるものと思われる。

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

 

1)  USDA発表 週間輸出成約高(2月3日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 995.5 0.0 27,050.9 30,504.4 6,744.2 35.2
大豆 550.0 12.3 23,668.5 22,584.4 4,807.0 108.2
小麦 473.3 0.0 22,824.1 26,015.6 4,007.4 96.7
大豆粕 58.6 0.0 3,563.4 3,084.5 1,299.7 86.8
大豆油 6.5 0.0 325.8 178.9 129.5 0.0



 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(2月3日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 508.2 920.4 20,306.7 21,063.2 49,530
大豆 694.2 734.7 18,861.5 17,898.1 27,490
小麦 351.8 488.6 18,816.7 19,869.7 27,220
大豆粕 78.3 117.4 2,263.7 1,983.8 5,170
大豆油 303 11.6 196.3 106.2 590

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

本日の上昇は大きかったが、この程度であれば、緩やかなダウントレンドの中でのコレクションとして捉えたい。契約安値を更新するためにはむしろこのようなコレクションによるポジション整理の過程を踏むことが必要だと考える。ファンドのショートがここまで大きく膨らんでいるだけにこの動きは数日間続くかもしれないが、2ドル近辺で3月限を焦って買い進めるような必要はないと考える。(K)




(大豆)

今週一杯続いた戻しにも一服感が感じられる。3月限はいいところまでの戻しを見たので、そろそろベースのトレンドに従った下落局面を迎えるのでは、と考えるのだが、仮に3月が520セントを大きく上回るようなことがあれば目先の相場に対する見方を変える必要があるかもしれない。実際、今日の動きを確認して既に先週の安値を底と位置づけるトレーダー達も存在する。(K)



 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)