米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2005年2月11日
| 本日の相場 |
とうもろこし --やや高値寄り付き、変わらずの引け―
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | ||
| MAR 05 | 199 - 98 3/4 | 199 | 196 1/2 | 198 1/4 | + 0 | 230530 | -24136 |
| MAY 05 | 206 3/4 - 06 1/2 | 206 3/4 | 204 | 206 | + 0 | 207504 | +18188 |
| JUL 05 | 213 - 12 3/4 | 213 | 210 1/2 | 212 1/2 | + 0 | 102885 | +4468 |
| SEP 05 | 221 - 20 3/4 | 221 | 218 3/4 | 220 1/2 | + 0 | 31180 | +509 |
| DEC 05 | 231 - 30 3/4 | 231 | 228 1/2 | 230 1/4 | + 0 | 80519 | +1210 |
| MAR 06 | 238 - 37 | 238 | 236 3/4 | 237 1/2 | - 1/4 | 4271 | +182 |
| 663892 | +1089 |
大 豆 --高値寄り付き、大きく高値引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAR 05 | 518 1/2 - 17 1/2 | 528 1/2 | 516 1/2 | 525 3/4 | + 9 3/4 | 104554 | -11575 |
| MAY 05 | 518 - 16 1/2 | 527 | 516 | 526 1/2 | + 11 1/4 | 93575 | +5783 |
| JUL 05 | 520 1/2 - 20 | 529 | 519 | 527 3/4 | + 9 3/4 | 43810 | +1045 |
| AUG 05 | 524 1/2 | 531 1/2 | 522 1/2 | 530 1/2 | + 9 3/4 | 3982 | +24 |
| SEP 05 | 527 | 532 | 525 1/2 | 531 1/2 | + 9 1/2 | 1640 | +53 |
| NOV 05 | 533 - 32 | 540 1/2 | 531 1/2 | 539 | + 8 1/2 | 20614 | -231 |
| 268856 | -4893 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAR | 15710 | +190 | MAR | 2001 | +82 | MAR | 294 1/2 | - 1 3/4 | 105.62 - 105.86 |
| MAY | 15610 | +190 | MAY | 2019 | +83 | MAY | 303 | - 1 1/2 | |
| JUL | 15810 | +200 | JUL | 2027 | +73 | JUL | 309 | - 3/4 | |
| AUG | 15960 | +190 | AUG | 2030 | +71 | SEP | 314 1/2 | - 3/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
| 昨日の大きな上昇とは対照的に、本日は非常にダルな相場展開となった。大きな新規材料に欠ける中、前日比若干上げて寄り付いた後は、約2セントのレンジ内で方向性の無い動きを繰り返した。強気な大豆相場からの影響、ファンドによる大量のネットショートに対する警戒感、ブラジル南部の土壌乾燥懸念などは本日の相場をサポートしたが、一方でまとまった農家売りが出ていることは相場の勢いに水を差すこととなった。結局、各限月前日終値と変わらずの引けを迎えた。 |
(大豆)
| 大豆相場は本日も引き続き大きく強含んだ。ブラジル南部で拡大中の土壌乾燥懸念が思惑買いを誘っていることもあり、寄り付きから前日比やや上げての取引となった。その後もファンドのショートカバーに引っ張られる形で上昇を続け、50日の移動平均を上抜けたことが更なるテクニカルな買いを導いた。農家売りは国内でも、また南米においても積極的に出ているが、相場の流れを止めるには至らなかった。各月一日のトレーディングレンジの高値圏にてセッションを終え、3月限は9.75セントアップの525.75として引けている。 |
| 本日ファンド筋はコーン市場では1,000枚の売り越し、大豆市場では8,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約94,700枚のショート、大豆では約64,100枚のショートとなった模様。(推定) |
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部・デルタ地域
| 昨日、中西部全体で晴れ渡った。このドライな傾向は本日から明日土曜にかけても続くこととなる。しかし日曜から月曜にかけてはベルトの80%の地域で0.10-0.75インチの雨が予報されている。北部では1-3インチの降雪が見込まれている。気温は穏やかなので、ウインターキルの被害に関してはあまり心配されていない。 |
【NWS 米国各産地6-10日間予報 (2月17日〜2月21日) 】
| 気温 | 降水量 | |
| イリノイ | B | N |
| アイオワ | B | N |
| ミネソタ | B | N |
| ネブラスカ | B | N |
| インディアナ | B | B |
| オハイオ | B | B |
| ミシガン | B | N |
中西部全体を通じて冷え込む予報となっている。
アルゼンチン・ブラジル
|
アルゼンチン : 昨日はベルトのほぼ全体でドライな一日となった。この傾向は週末を通じて続くこととなる。来週の初めには西部・南部にて雨の予報が出ているが、その範囲はコーンの30%、大豆の20%と限られる。現時点で土壌乾燥が懸念されている地域は少ないものの、今月後半にあまり
降らなければ大豆の鞘着きに影響を与えよう。 ブラジル : 昨日はベルトの北部を中心に全体の20%の地域にて雨となった。この雨は北部で来週初めまで降り続きが、土壌乾燥が懸念されている南部ではほんの限られた地域にしか雨の予報は出ていない。この分では、来週時点で乾燥懸念のある地域は全体の1/3に達し、パラナ州、リオグランデドスル 州などではイールドの低下が予想される。 |
| 本日の発表等 |
【引け後の発表】
| 1) コミットメント オブ トレーダーズ (2月8日現在) (単位:枚) |
| オプション含まず | ⇔ 市場事前予想 | オプション込み | |
| 大豆 | ショート 78,161 | ショート 78,300 | ショート 56,442 |
| 大豆粕 | ショート 43,052 | ショート 41,500 | ショート 43,013 |
| 大豆油 | ショート 38,849 | ショート 37,400 | ショート 44,346 |
| コーン | ショート 114,265 | ショート 114,000 | ショート 129,284 |
| 小麦 | ショート 41,939 | ショート 41,800 | ショート 42,039 |
各商品ほぼ予想通りにて、大きな新規材料とはならない。
| 2) USDA 週間ローンデータ (FEB 8現在) (単位:百万ブッシェル) |
【コーン】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2003クロップ | 0.8 | -0.1 | 1.0 | 0.0 | 1,325.1 | 0.1 |
| 2004クロップ | 1,019.0 | -1.0 | 0.0 | 0.0 | 242.2 | 19.4 |
【大豆】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2003クロップ | 0.2 | 0.0 | 0.1 | 0.0 | 156.3 | 0.0 |
| 2004クロップ | 352.3 | 2.0 | 0.0 | 0.0 | 53.9 | 3.9 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン・大豆)
|
コーンのプライシングは暫く様子見としたい。ほぼ市場予想通りとは言え、2000百万BUを超える期末在庫が確認された発表を受けたにも関わらずコーンマーケットは昨日一段値位置を上げることとなった。しかし、その勢いを支え続けるだけの材料に欠け、本日の相場はトーンダウン、目だった動きを見せずに一日を終えた。短期的にはコレクションがもう少し続いて2ドルを上抜けるような展開になるのかもしれないが、その後は再び新安値をトライしにいくと予想している。2004年度大豊作となった米国産コーンは今これまで以上の需要を必要としているが、実際はそれとは裏腹に、USDAは輸出需要を5ヵ月連続で下方修正する有様である。需要の喚起を促すにはさらに安値を削るような相場展開が必要であると考える。 大豆相場については意見が分かれるところであろう。今週の動きををただ単なる「戻し」と簡単には位置づけられない。今後の大豆相場のトレンドを考える上で、現在南部で土壌乾燥懸念が拡大しつつあるブラジルの生産量が大きな鍵となることは間違いないのだが、マットグロッソ州の一部で既に収穫作業を始めている農家の多くはイールドの悪さに失望している、という話も聞こえてくる。来週以降の相場をじっくりと見据え、方向性を探っていきたい。 今月24・25日にアウトルックフォーラムが発表されるが、より注目されるのは、農家への実際のインタビュー結果に基づいて発表される、3月末の作付意向面積である。今後のコーン・大豆相場の動きが農家の作付意向にどのような影響を与えるか、また与えないかということもまた注目点となろう。(K) |
| 弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 |
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)