米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年2月18日


 

本日の相場 

とうもろこし           --やや高値寄り付き、やや高値引け

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAR 05 199 1/4 - 99 3/4 200 3/4 199 1/4 200 +3/4 154493 -19254
MAY 05 206 1/2 - 07 208 3/4 206 1/2 207 3/4 +3/4 263538 +12696
JUL 05 214 - 14 1/4 216 214 214 3/4 +3/4 118033 +3176
SEP 05 221 1/2 - 21 3/4 223 2211/2 221 1/2 unch 32255 +199
DEC 05 230 3/4 - 31 232 3/4 230 3/4 231 1/2 +1/2 82162 +418
MAR 06 238 1/4 - 38 1/2 239 1/2 238 1/4 238 1/2 +1/2 4690 +63
            663250 -2556

 

大 豆                --やや安値寄り付き、やや高値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 05 552 - 50 561 548 1/2 552 1/2 +1/2 54868 -4570
MAY 05 553 1 /2 - 52 567 551 555 3/4 +2 3/4 123691 +6433
JUL 05 555 1/2 - 55 571 554 1/2 559 1/4 +3 54505 +1645
AUG 05 558 - 59 570 558 562 +2 1/2 4974 +74
SEP 05 561 568 561 561 3/4 +7 3/4 1838 +1
NOV 05 564 - 65 1/2 578 1/4 564 570 1/4 +3 3/4 21610 +196
            262340 +3892

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAR 16920 -230 MAR 2007 +0'25 MAR 296 +1/2 105.52 - 105.82
MAY 17010 -110 MAY 2020 +0'31 MAY 304 +3/4  
JUL 17120 -110 JUL 2036 +0'29 JUL 311 unch  
AUG 17290 -80 AUG 2038 +0'31 SEP 316 1/2 unch  

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

前日比若干の高値寄り付きとなった後は狭いレンジ内での取引に終始。大きな動きのないまま引けを迎え、各月やや高値引けとなっている。

アルゼンチン産のベーシスは競争力を失いつつあるものの、ここのところの海上運賃の上昇により、極東地域向けについては中国産が競争力を増しつつあることがマーケットには弱材料。まとまった農家売りが出ていることも上値を押さえる要因となっている。ファンドのショートカバーは継続して続いており、ブラジルの乾燥懸念とともにこちらはマーケットの下値を支えている。




(大豆)

昨日の上昇基調をそのまま引き続き本日も序盤に勢いよく高値へ到達した。3月限は寄り付き直後に本日の安値548.50をつけたもののその後急伸。一気に12月中旬以来の560台(561)をつけるに至った。その後は達成感も加わり中盤にかけて553-554あたりまで値を崩したが、セッション後半になると再び積極的な買い物を集め再上昇。本日2回目の560台(560.50)をつける。しかしその後は引けにかけて再度下落基調となり最後は552まで下げてほぼ同レベルで引けている。 本日も引き続き投機筋の大量のショートカバーが入っており相場は大きく高値を実現したが、一方では農家売りも活発に見られ国内・輸出港におけるベーシスも下落基調。高値達成感から結局は最後へを落として取引を終了している。 本日はサフラスがブラジル大豆生産量予想を発表したが61.16百万トン。前月の63.57百万トンから2百万トン以上の下方修正を行なっている。



 

本日ファンド筋はコーン市場では6,000枚の買い越し、大豆市場では10,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約83,700枚のショート、大豆では約35,100枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域   

昨日は全体の20%、ベルト東部中心に降雪を見た。本日土曜とドライとなり日曜から月曜にかけてはデルタ地域を中心に降雨システムが到来。雨量は全体の75%の範囲で所によっては3インチまでが見込まれている。又ベルト北部では1-3インチまでの降雪もあるが中心はミシガン。



NWS 米国各産地6-10日間予報 (2月24日〜2月28日) 】 

気温 降水量
イリノイ A N
アイオワ A N
ミネソタ A N
ネブラスカ N A
インディアナ A B
オハイオ A B
ミシガン A B

気温は引き続き平年比高めが継続見込み

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル     

アルゼンチン : 昨日は概ねドライ。週末もドライが中心で降雨は限られる。日曜夜半より火曜にかけて産地南部地域での降雨が予想されており、全体の40%のコーン産地、15%の大豆産地が1.5インチまでの雨量を見るとされる。降水量自体はやや減少気味とは言え、来週後半にも次の降雨システムが通過すると思われタイムリーな雨が状況を総じて良好に保っている。

ブラジル : 昨日は全体の20%で2インチまでの降雨。やはり中心は北部産地。この北部の降雨は来週前半にかけて継続すると見られているが、南部産地については限られたものにとどまりそう。来週前半までに全体の45%の範囲で2インチまでの降雨が予想されるが、北部産地で80%。南部産地は僅かに10%というから南部での引き続いてのストレス蓄積が指摘されているところ。リオグランデドスルにおける収量減に対する懸念は日に日に大きくなってきている。

 

本日の発表等

 

【引け後の発表】

1) コミットメント オブ トレーダーズ (2月15日現在) (単位:枚)  

 

  オプション含まず  ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ショート   49,556 ショート   49,200 ショート   29,710
大豆粕  ショート   24,613 ショート   19,100 ショート   22,964
大豆油 ショート   32,182 ショート   32,400 ショート   36,757
コーン  ショート   84,655 ショート   89,800 ショート  100,854
小麦  ショート   34,151 ショート   34,400 ショート   33,319

各商品ほぼ予想通りにて、大きな新規材料とはならない。



 

2) USDA 週間ローンデータ (FEB 15現在) (単位:百万ブッシェル)  

【コーン】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2003クロップ 0.7 -0.1 1.0 0.0 1,325.2 0.1
2004クロップ 1,008.5 -10.5 0.0 0.0 265.2 23.0

【大豆】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2003クロップ 0.2 0.0 0.1 0.0 156.3 0.0
2004クロップ 353.6 1.3 0.0 0.0 58.3 4.4

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

この10日間、穀物商品市場はテクニカルな要因によって大きく上昇した。しかし、大豆相場60セント以上上昇した一方で、コーンの上昇は数セントの範囲に留まっており、これはいかにコーンという商品を取り巻く環境がベアリッシュであるかを物語っている。

10日前と比べてファンダメンタルズに大きな変化は無く、ここ最近の上昇は他商品のマーケットにつられた部分が大きい。ブラジル南部の乾燥懸念などによる思惑買いによって上昇した大豆相場の影響なども波及しているが、この種のラリーが長く続くことはあまり無いと考えている。3月は需給報告以外にストックレポート・作付面積意向と発表が目白押しだが、これらの発表に対するマーケットの予想は基本的に需要不振による在庫の上積みと作付け面積の増加による潜在的供給量の増加。こういった考えは発表が近付くにつれて更に相場には織り込まれていくであろうし、作付け前の資金調達が必要な農家による手持在庫の売りもまたマーケットにはプレッシャーになってくると考えており、3月限のプライシング方針は今までと変わらず、様子見。ターゲットは195セント近辺としたい。(K)





(大豆)

2月初旬に5ドルを割った時には4ドル半ばまでの下げを予想する分析家も現れたが結果的にはあの3月限5ドル割れが大きなキーリバーサルとなった。大量のネットショートを抱えた投機筋の動きは非常に敏感且つ大胆でありここ2週間の急騰劇を見たのは昨年の夏場以来ではないか。市場は皆が皆ひたすらの下げ相場に慣れきっていた事もあり、溜まっていたものが一気に爆発したという印象を受ける。今週の動きを見ての市場認識としては、”大底はつけた”。3月限の498.50、5月限の501を底値として、今後は春先に向けてトレンドラインは徐々に上を向く事となる。短期的には南米の天候動向に左右される事となる。リオグランデドスル州の大豆生産量は既に当初より2百万トン前後下方修正されてきている。本日発表されたサフラスの数値も12月10日に発表された63.57百万トンから、61.16百万にまで削られてきており、又オイルワールドあたりでは、来週の天候推移如何では全体の数値が60百万トンを切ってもおかしくない、としている。3連休後の天候評価次第では5月限は次のターゲットとされる570ラインにまで迫る事も考えられるが、何もなければ過去2週間の急騰劇もあり来週は調整相場が見られる可能性もあり。(A)



 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)