米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年3月2日


 

本日の相場 

とうもろこし           --高値寄り付き、手前から僅かに安値で引け

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAR 05 215 1/2 - 15 215 1/2 209 210 1/4 - 3/4 21349 -5612
MAY 05 224 - 23 1/2 224 217 3/4 219 - 1/4 339355 +2107
JUL 05 231 - 30 1/2 231 225 226 1/4 - 1/2 128635 +1789
SEP 05 237 - 36 237 231 1/4 231 3/4 - 1/2 34633 +265
DEC 05 243 1/2 - 43 244 239 240 + 0 95835 +1827
MAR 06 248 3/4 - 48 1/4 248 3//4 245 1/4 246 + 0 7982 +331
            638688 +1037

 

大 豆                --大きく高値寄り付き、 やや値を崩すも高値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 05 623 - 20 623 613 618 3/4 + 13 3/4 8276 -3366
MAY 05 633 - 30 633 620 1/2 627 1/4 + 14 153244 +133
JUL 05 634 1/2 - 33 637 625 1/2 632 1/4 + 14 3/4 66391 +1022
AUG 05 631 1/2 - 31 635 626 1/2 631 1/2 + 14 7198 +18
SEP 05 629 - 28 630 622 624 + 12 2005 -2
NOV 05 622 1/2 - 22 627 1/2 619 1/2 624 + 9 3/4 34767 +1458
            273795 -587

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAR 18620 +460 MAR 2300 +30 MAR 332 + 2 104.65 - 104.95
MAY 18860 +530 MAY 2311 +20 MAY 340 1/2 + 2 1/4  
JUL 19110 +580 JUL 2321 +11 JUL 347 1/4 + 2 3/4  
AUG 19180 +550 AUG 2315 +14 SEP 352 + 2 1/2  

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)  寄付きが本日の高値

大豆の上げも手伝い夜間取引から高値。5月限は223で取引終了しており商い量は2970ロット。寄り付き前のコールは2-3セント高唱え。実際にはギャップをつけて予想よりやや高値での寄り付き(5月限:223.50-224)となったが、寄り付きの224が本日の高値。その後はコマーシャルを中心とした売り物も瞬時に入り始め相場は一転下落基調に傾く事となり、セッション中盤に本日の安値217-3/4をつけるまではダラダラとした下降線。しかし本日の安値近辺まで下げ切ると今度は投機筋の買い注文が迎え撃ち相場の流れを抑えると共にこの218のレベルは引けにかけてサポートされ続けそのまま取引を終了している。 今朝の受け渡し通知は1097枚と予想以上、又高値での農家売りも相場の頭を抑える要因となっている。 南米の天候状態に改善は見られないものの、大豆関連市場が高値引けする中でコーン市場だけは高値を維持できずに力なく引けをむかえている。




(大豆)  若干しぼむも高値は維持

南米の天候不安やマレーシア・大連などの海外市場の活況などもあり、再びファンドの買い気をそそる事に。夜間取引から12-13セント高。本日寄り付き前も10-12セント高唱えとなっていた。しかし寄り付きの勢いは予想以上にて5月限は630-633で開始される。20セント近い高値からスタートした。しかし寄り付きの高値が本日の高値。その後はコーンに似た足取りを辿り、正午辺りに本日の安値620.50をつけるまでは値を削る展開となる。しかしその後安値近辺ではファンド買いが再び活発化し寄り付きのギャップを埋めることなく値位置は再び上昇。安値から7-8セント値を戻したところで取引を終了している。本日も高値を更新し半年振りの高値圏にある。 再びファンドの買い越しは3000枚以上、序盤の勢いは失せたものの本日も高値に沸いた一日となった。



 

本日ファンド筋はコーン市場では5,000枚の買い越し、大豆市場では3,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約28,100枚のロング、大豆では約9,300枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域   

昨日は全体の25%で0.25インチまでのお湿り。雪についてはミシガンの一部では15インチ以上の積雪があった地域もあるが、その他は1-4インチまでの留まっている。今晩はデルタ南部などの一部で雨が残るが範囲は10%までと限定的。次の降雨は金曜・土曜。全体の50%がカバーされ降雪も見込まれる。範囲としては中西部中央部〜東部、そして出る他地域の北東部となりそう。



NWS 米国各産地6-10日間予報 (3月8日〜3月12日) 】 

気温 降水量
イリノイ B B
アイオワ B N
ミネソタ B A
ネブラスカ N B
インディアナ B N
オハイオ B N
ミシガン B N

気温が再び低下傾向となってきている

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル     

アルゼンチン : 昨日も概ねドライ。週末にかけてはブエノスアイレス南西部、ラパンパ東部などを中心に降雨が期待されている。コーン産地の30%、大豆産地の15%に1.0インチまでが金曜遅くから日曜の夜半にかけて見込まれる。 しかしサンタフェ東部、エントレリオス北部、ブエノスアイレス北東部などでは引き続き土壌水分不足が指摘されており、ドライの影響を受けている範囲は大豆産地の凡そ20%にあたるとされる。 次の降雨は来週半ばにかけて。

ブラジル : 昨日の降雨は全体の25%に1.75インチまで。北部産地の45%、南部の10%以下がその範囲となっている。中心はマトグロッソ、ゴイアス、バイア、ミナスジェライスなど。引き続き週末に向けて北部では毎日降雨をみる環境が続く。南部においては明日の夜のみが降雨のチャンスと予報では出ている。向こう5日間で全体の45%に4インチまでの降雨予想となってはいあるが、北部の80%。しかし南部では10%に留まっており引き続き南部のドライ環境は厳しい状態が続きそう。リオグランデドスルの少なくとも半分、マトグロッソドスル中東部の一部、サンパウロ西部、パラナなど、全体の15%の大豆産地が非常に厳しい環境にある事に変化はない。

 

本日の発表等

 

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

(単位 : 千トン) 

明日の予想  先週の発表数字 
小麦 300-500 562.8
コーン 600-900 910.3
大豆 250-400 429.1
大豆粕 50-100 52.8
大豆油 5-10 7.2


 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆) 

予想に反して序盤は大きく値を上げる展開となったが、コーンについては本日の高値は相殺される結果となった。特にコーンについては今が高値圏、目先の調整局面も期待できるのではないかという印象は持つ。5月限の安値目標は215−212あたりにかけて。大きな転換期をむかえている今、2月につけた安値はこの春夏の天候に目処がつくあたりまでは少なくとも安値であり続ける、くらいの認識をもって動きを追いかけたいところ。 大豆については本日もブラジル搾油協会(ABIOVE)が一月の生産予想61.5百万トンから58.3百万トンへと下方修正を実施。市場では55-58百万あたりまでの覚悟はされ始めている。3月10日の農務省がこれまでの63百万(その他南米全体)をそのように削いでくるのかが注目されるが、これまでの傾向としても極端な修正は考えにくく、その意味では市場へのインパクトとしてはネガティブに出てくる可能性もある。今後の天候推移によっては更なる悪化も考えられるものの、先取り先取りでここまで上り詰めた相場がこのまま650近くに向けて直進し続けるとは思えないが。コーンにやや遅れる形で大豆にも相応の調整局面は必要だ。(A)


 

 


 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)