米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年3月8日


 

本日の相場 

とうもろこし           --安値寄り付き、高値引け

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAR 05 205 - 04 3/4 207 1/2 203 3/4 206 3/4 + 1 1/4 9135 -2051
MAY 05 212 1/2 - 12 1/4 215 1/4 211 3/4 214 1/4 + 1 336017 -1939
JUL 05 219 1/4 - 18 3/4 222 1/4 218 3/4 221 1/4 + 1 133759 +2833
SEP 05 225 1/2 - 25 1/4 228 224 1/2 227 1/4 + 3/4 35075 +94
DEC 05 233 3/4 - 33 1/4 236 3/4 233 235 1/4 + 1/2 102416 +1203
MAR 06 240 - 39 3/4 242 3/4 239 1/2 241 1/2 + 1/2 8807 +53
            636674 +221

-

 

大 豆                --安値寄り付き、大きく高値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 05 605 623 1/2 601 1/2 619 1/2 + 11 3163 -743
MAY 05 613 - 11 631 609 625 1/2 + 9 1/2 150130 -2198
JUL 05 616 - 15 634 612 629 1/4 + 9 1/4 72402 +1474
AUG 05 614 632 612 626 1/4 + 8 7609 -31
SEP 05 608 622 605 1/2 616 1/2 + 5 2597 +231
NOV 05 605 - 04 619 1/2 603 612 1/2 + 2 38737 +826
            278593 +87

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAR 18120 +60 MAR 2342 +58 MAR 329 + 5 3/4 104.50 - 104.89
MAY 18470 +10 MAY 2343 +46 MAY 337 1/4 + 5  
JUL 18680 +90 JUL 2353 +47 JUL 343 3/4 + 5 3/4  
AUG 18730 +90 AUG 2341 +47 SEP 349 3/4 + 6 3/4  

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)  

昨日まで5日連続安値引けとなった後の今日、寄り付きこそフォロースルーによるテクニカルな売りオーダーが見られ弱含んだものの、その後は大豆・小麦等周囲の強気なマーケットに煽られてファンドが買い手に回り徐々に値を上げた結果、昨日の下げを少し取り戻して高値引けとなった。

ファンダメンタルズ面での変化は特に見当たらず、むしろ今週木曜日に発表される需給報告において輸出需要が引き下げられるとの見方が多いことは材料として非常に弱いと言えよう。しかしファンドの動きに左右されるマーケットがなおも続いている。本日は米ドルの下げ・CRBインデックスの上げも買い材料とされた他、キャッシュの上昇につられたこともあり期近を中心に高値引け、5月限は1.0セントアップの214.25として引けている。




(大豆)

昨日のフォロースルー、夜間取引の弱地合いを引き継ぎ寄り付き前は3-5セント安値コール。予想通り小さくギャップをつけての安値寄り付きとなりその後も暫くは売り腰優勢の展開となった。しかし10時前に本日の安値5月限609をつけるとそのレベルからは買い支えられ方向転換。徐々に値を戻す動きとなった。12時頃までは618-620あたりで小刻みな動きをしていたが午後に入ると再び投機筋の買い注文が活発化。売り物不足に値もつり上がり終盤に本日の高値631にまで急伸した後、最後はローカルの売り物に若干値を下げての、それでも高値引けとなっている。  寄り付き前は南米(ブラジル南部・アルゼンチン)の天候が好転、週末に向けてドライ地域での降雨が期待されるといった材料もインプットされ、寄り付き前の弱材料とされた。昨日の下げもあり本日はカントリーよりの売り物も影を潜め輸出港のベーシスは堅調推移。ド
ル安・CRB指数の強地合いもサポート材料とされた。



 

本日ファンド筋はコーン市場では2,000枚の買い越し、大豆市場では7,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約15,900枚のロング、大豆では約3,600枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域   

昨日は全体の45%に0.1-0.5インチまでの降雨。デルタでは広い範囲で降雨を見、ベルト北東部では1-2インチまでの降雪も見ている。水曜はデルタ南部から中央部にかけて。木曜から土曜にかけてはベルト北部から東部に降雨が通過すると見られる。向こう5日間で全体の60%に0.75インチまでの降雨が予想されている。



NWS 米国各産地6-10日間予報 (3月14日〜3月18日) 】 

気温 降水量
イリノイ B A
アイオワ B A
ミネソタ B N
ネブラスカ B A
インディアナ B A
オハイオ B N
ミシガン B N

引き続き気温の低下傾向は変わらず

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル     

アルゼンチン : 昨日はコーン産地の45%、大豆産地の60%の範囲で1.25インチまでの降雨を見た。ブエノスアイレス北部、サンタフェ南部、コルドバ東部、エントレリオスなど主産地での降雨を見ることが出来た。更に雷雨前線が金曜から土曜にかけて予想され全体の25-40%の範囲で2.0インチまでの降雨が見込まれている。今回の降雨で最北部・最南部の産地以外は概ね潤ったとされておりそれなりの恵みの雨という評価となっている。週末に見込まれる降雨も北部産地へは再び期待される。 週末期待の降雨も含め、今回の一連の降雨を見た後向こう2週間での悪化はないものとされている。

ブラジル : 昨日は全体の15%、北部産地を中心に1.0インチまでの降雨を見た。南部産地では気温が100度前後まで上昇する地域もあった。週末に向けてのパターンに変化は見られず引き続き北部中心の降雨が金曜にかけて全体の40%で見られる見込み。雨量にして1.25インチあたりまで。北部産地の60%、南部産地の20%がカバーされる。又、土曜までに最も深刻とされるリオグランデドスル州で纏まった降雨が見られそう。同州の70%をカバーする規模で2インチまでの降雨が期待されている。しかし、既にイールド改善を期待するには遅すぎた雨とも言われ実質的に与える影響は限られると思われる。

 

本日の発表等

 

【引け後の発表】
 

1) ブリッシュコンセンサス 

 

3/8/05 3/1/05 2/22/05 2/15/05 2/8/05
大豆  46 46 43 37 34
大豆油  41 41 37 28 26
大豆粕 43 43 41 36 31
コーン 29 29 27 23 17
小麦  39 39 32 27 21

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

今は基本的にダウントレンドと見ているので、本日の上げはコレクションであり上昇は長く続かないと考える。現在のコーンマーケットを取り巻く状況を考えると大きく上げる理由が見当たらず、ファンドもこの状況下で大きくロングサイドへとポジションをシフトすることができるとは思えない。木曜日の発表にて期末在庫の上積みが確認されれば5月限210セント近辺で付けたギャップを埋めて下へ抜ける可能性が高いと見ている。中期的には契約安値を試しにいく展開を期待している。(K)



(大豆)

5月限でつけている窓611-606は強い抵抗線。本日安値は609まで付けたものの旺盛な買い支えにより持ち堪えられた。農務省発表を前にした警戒も含んでいるものと思われる。本日何人かの分析屋に5月限の6ドル割れについて意見を聞いてみたものの、意外やそれを支持する声は少なかった。確かに本日持ち堪えた動きは見逃せないが、今回の農務省発表においては突拍子のない強い数字が出ない限りはどちらかというとSELL THE FACTに作用する可能性が高いんじゃないかと自身は感じている。やはり2月上旬から1ヶ月かけて急伸してきた積み上げが先週来ようやく落ち着きを取り戻しており(毎日の値動きは見るものの)罫線の頭は重くなってきているように見える。本日は606までのギャップは埋まらなかったもののこれが埋まれば6ドル割れへの調整局面は十分可能性ありだと見ている。550-560あたりまでが安値のターゲットとという見方を据え置いた上で農務省発表へ臨みたい。(A)

 


 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)