米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2005年3月11日
| 本日の相場 |
とうもろこし --変わらずの寄り付き、期近を中心に大きく高値引け―
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | ||
| MAR 05 | 213 1/2 - 13 1/4 | 217 3/4 | 212 1/4 | 217 1/2 | + 5 | 3522 | -1246 |
| MAY 05 | 220 1/4 - 19 3/4 | 225 | 219 3/4 | 224 3/4 | + 4 3/4 | 335444 | +1276 |
| JUL 05 | 227 1/2 - 27 1/4 | 232 1/4 | 227 1/4 | 231 1/2 | + 4 1/2 | 137906 | +594 |
| SEP 05 | 234 1/2 - 34 1/4 | 238 | 233 3/4 | 236 3/4 | + 3 1/2 | 35289 | +238 |
| DEC 05 | 241 1/2 - 41 | 246 | 241 | 245 | + 3 1/2 | 108808 | +2368 |
| MAR 06 | 248 3/4 - 48 1/2 | 251 1/4 | 247 3/4 | 250 1/4 | + 3 | 9662 | +624 |
| 643183 | +4480 |
-
大 豆 --高値寄り付き、大幅高値引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAR 05 | 637 1/2 - 37 | 660 | 637 | 656 3/4 | + 23 1/2 | 1331 | -403 |
| MAY 05 | 643 - 42 | 666 | 642 | 662 1/2 | + 23 1/4 | 160465 | +2873 |
| JUL 05 | 647 1/2 - 46 | 670 1/ | 646 | 666 1/2 | + 23 1/2 | 77933 | +1210 |
| AUG 05 | 647 1/2 - 47 | 670 | 647 | 663 1/2 | + 22 1/2 | 7581 | +26 |
| SEP 05 | 632 | 650 1/2 | 632 | 649 | + 19 1/4 | 3292 | +456 |
| NOV 05 | 626 1/2 - 26 | 638 | 626 | 634 1/2 | + 10 | 39219 | +338 |
| 293955 | +4614 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAR | 19600 | +1090 | MAR | 2396 | +41 | MAR | 351 1/2 | +11 1/2 | 103.84 - 104.11 |
| MAY | 19810 | +930 | MAY | 2404 | +38 | MAY | 358 | +10 | |
| JUL | 19990 | -890 | JUL | 2416 | +37 | JUL | 366 | +11 | |
| AUG | 20010 | +910 | AUG | 2410 | +39 | SEP | 370 1/4 | +10 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
| 寄り付きこそ昨日引けのレベルと変わらずであったが、その後はまたしてもファンドの絶え間ない買い上げにより一直線に上値を目指す動きが最後まで続いた。CRBインデックスの更なる上昇、米ドル安に煽られてファンダメンタルズによるサポート無しにファンドはひたすら買い増しを続けた。多くの農家売りが出たにも関わらず相場の勢いは最後まで衰えず、最近の高値5月限225セントで何とか抵抗となり、引けを迎えた。各地の現物相場が弱含む中、バージフレートの上昇に支えられたガルフ近辺のCIF価格の上昇もまた期近の先物をサポートしたと見られる。5月限は4.75セントアップの224.75として引けている。 |
(大豆)
| テクニカルな買い上げにより高騰を続けた。デイリーチャート上で小さなギャップを付けて高値寄り付きとなった後もひたすら上昇。CRBインデックスの上昇、ドル安を背景にファンドがなだれ込んだ。ブラジルの生産量に対する懸念と中国が大豆の新規買い付けに意欲的であるという噂もまた思惑買いを呼んだ。勢いは終日衰えることなく、結局大幅高値引け。5月限は22.75セントアップの662.50として引けを迎えた。 |
| 本日ファンド筋はコーン市場では18,000枚の買い越し、大豆市場では15,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約57,400枚のロング、大豆では約31,300枚のロングとなった模様。(推定) |
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部・デルタ地域
| 昨日はミシガン、イリノイ北部、オハイオなどの州において1-4インチの降雪が見られた。一方でベルト南部地域では0.1-0.25インチ程度の雨となった。上記の雪は週末ベルト東部一帯を覆うこととなる見込み。週末にかけても寒さは続くが、ウインターキルの被害に関する心配は今のところ無さそうである。 |
【NWS 米国各産地6-10日間予報 (3月17日〜3月21日) 】
| 気温 | 降水量 | |
| イリノイ | B | A |
| アイオワ | B | N |
| ミネソタ | B | A |
| ネブラスカ | B | N |
| インディアナ | B | A |
| オハイオ | B | A |
| ミシガン | B | A |
気温は引き続き低め、降雨機会が増している。
アルゼンチン・ブラジル
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アルゼンチン : 昨日は概ねドライで気温は平年並みの一日となった。今日(金曜)・明日とベルト北部一帯に雨の予報が出ており、範囲は大豆の60%、コーンの35%に達する見込み。この雨により同地域のクロップコンディションは改善を見そうであろうが、一方でベルト南部ではダブルクロップ大豆が着鞘期に入っており月末までにまとまった雨が欲しいところである。 ブラジル : 昨日の雨は主にベルト北部をカバーし、残りの地域では極限られた範囲・雨量となった。雨の範囲は合計でベルトの20%程度。南部では暑い日が続いており、最高気温が華氏90度台となっている。ベルト北部では来週前半まで雨の予報が出ている一方、南部では今日・明日とドライな予報となっている。しかし日曜にはついに南部にも恵みの雨が降ることとなりそうで、ベルト南半分の約65%の範囲に0.25-1.5、ところによっては3.0インチのまとまった雨が予報されている。この雨によりクロップが受けているストレスは緩和されるものの、収量を改善するには遅すぎたかもしれない。 |
| 本日の発表等 |
【引け後の発表】
| 1) コミットメント オブ トレーダーズ (3月8日現在) (単位:枚) |
| オプション含まず | ⇔ 市場事前予想 | オプション込み | |
| 大豆 | ロング 6,357 | ロング 3,600 | ショート 32,151 |
| 大豆粕 | ロング 14,396 | ロング 11,000 | ロング 20,935 |
| 大豆油 | ロング 19,843 | ロング 17,900 | ロング 20,701 |
| コーン | ロング 26,479 | ロング 15,900 | ロング 30,848 |
| 小麦 | ロング 16,250 | ロング 4,800 | ロング 27,568 |
| 2) USDA 週間ローンデータ (MAR 8現在) (単位:百万ブッシェル) |
【コーン】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2003クロップ | 0.3 | -0.1 | 1.0 | 0.0 | 1,325.6 | 0.1 |
| 2004クロップ | 955.2 | -38.5 | 0.0 | 0.0 | 344.6 | 45.1 |
【大豆】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2003クロップ | 0.1 | 0.0 | 0.1 | 0.0 | 156.4 | 0.0 |
| 2004クロップ | 323.1 | -16.5 | 0.0 | 0.0 | 96.8 | 17.9 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン・大豆)
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ドル安・CRBインデックスの高騰などを見て、ファンド勢が金融・債権市場から手持ちの資金を引き上げて商品市場に投入しているという動きが今の相場を作っていると言われる。全ファンドが商品市場に投資可能な資金の合計は1990年代前半には200億ドル程度であったのが、今や1000億ドルを遥かに上回るとされているが、そういった資金の流れを正確に把握することはできないので、今のような相場に手を出すのは正直危険であると言えよう。今の相場を追いかけるのは止め、暫くは静観することとしたい。 コーン : 本日のレジスタンスとなったコーン5月限225セントは最近の高値であり、本来であれば大きな抵抗ラインとなるべきであるが、現在の相場の勢いからしてこのレベルも上抜けると考えておいた方が良いのかもしれない。そうなればストップロスの買いを伴って相場は更なる高値を目指すというシナリオが想定される。しかし、買い過剰感は日に日に高まっており、ファンドの買いさえ収まればある程度の下げが期待できるのではなかろうか。 大豆 : 大豆の上昇もまたテクニカルな要因が大部分を占めるものの、ファンダメンタルズによるサポートもまた一方で存在する。ようやく来週頭にブラジル南部に雨の予報が出ているが、おそらくTOO LATE。昨日ABIOVEがブラジル大豆生産量予想を下方修正して5390万トンと発表したこともまた本日の急騰に一役買ったと思われる。中国による買い付け意欲の拡大や月末に発表される作付意向面積に対する強気な期待も思惑買いを誘っているものと思われる。ファンドの買いが一服したとしても目先大きな下げは期待できそうにない。(K) |
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| 弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 |
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)