米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2005年3月16日
| 本日の相場 |
とうもろこし --安値寄り付き、その後上げたが結局下げて安値引け―
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | ||
| MAY 05 | 227 1/2 - 27 | 229 3/4 | 225 1/4 | 225 1/2 | - 3 | 343550 | +8644 |
| JUL 05 | 235 1/2 - 35 1/4 | 237 | 232 1/2 | 233 | - 2 1/4 | 150418 | +4292 |
| SEP 05 | 240 1/4 - 40 | 242 1/4 | 28 1/4 | 238 1/4 | - 2 | 35763 | +161 |
| DEC 05 | 247 1/2 - 47 | 249 | 245 3/4 | 246 3/4 | - 3/4 | 128346 | +9172 |
| MAR 06 | 253 - 52 3/4 | 254 1/2 | 251 1/4 | 252 1/4 | - 1 | 12529 | +1461 |
| MAY 06 | 254 3/4 | 257 3/4 | 254 3/4 | 255 1/2 | - 3/4 | 1625 | +59 |
| 684069 | +23343 |
-
大 豆 --変わらずの寄り付き、その後上げたが引け際に下げて安値引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAY 05 | 682 - 79 | 691 1/2 | 672 | 673 1/2 | - 7 1/2 | 167369 | +1246 |
| JUL 05 | 685 - 84 | 696 | 678 | 678 3/4 | - 6 | 79719 | -553 |
| AUG 05 | 983 1/2 - 82 1/2 | 692 1/2 | 675 1/2 | 676 | - 6 1/2 | 7737 | +109 |
| SEP 05 | 660 - 59 | 668 | 653 | 655 1/2 | - 4 1/2 | 3616 | -99 |
| NOV 05 | 644 - 42 | 646 | 633 1/2 | 635 1/2 | - 8 1/2 | 44531 | +2842 |
| JAN 06 | 643 - 42 | 647 | 634 | 635 1/4 | - 9 3/4 | 3057 | +135 |
| 308206 | +3626 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAY | 19790 | -430 | MAY | 2415 | -8 | MAY | 361 | - 7 | 104.00 - 104.25 |
| JUL | 20110 | -330 | JUL | 2439 | -5 | JUL | 368 | - 7 | |
| AUG | 20180 | -350 | AUG | 2418 | -7 | SEP | 372 3/4 | - 7 1/4 | |
| SEP | 20050 | -320 | SEP | 2405 | -2 | DEC | 380 | - 8 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
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上下を繰り返した後、最終的には期近を中心に安値引け。 前日比約1セント安値での寄り付きとなった後、農家売りが出たこともあって序盤はさらに若干弱含んだ。韓国が中国産コーンを合計30万トン買い付けたという報告があったことなども材料視された。しかし5月限226.00でサポートされ、その後は一転して上昇を続けた。CRBインデックスの更なる上昇、若干のドル安などを受けてファンドが買い増しを続けたことによるものと見られる。ファンドに買い上げられた相場は一時5月限で230セントに迫ったが、引け際には4-5セント一気に値を下げ、結局は一日のトレーディングレンジのほぼ下限、5月限は3.0セント安の225.50として引けを迎えた。 |
(大豆)
| 昨日のフォロースルーで開始した取引は序盤は安値を探った。5月限は675-680というレンジがその中心となる。しかし本日サフラスがブラジルの生産量を51.9百万トンと発表した事、アルゼンチン政府筋も大豆生産予想を37.5百万トンとした事、CRB・原油市場などの引き続いての活況なども影響しセッション後半に入ると値位置は一段上昇することに。685-690というレンジ高値取引された後終盤に本日の高値691.50まで付けた。しかし、その後の動きが印象深い。高値から取引終了までに一気に20セント近く値を崩しそのまま引けをむかえるという派手な値動きを見る事となった。最後は商業筋よりも積極的な売り物が目についた。 |
| 本日ファンド筋はコーン市場では5,000枚の買い越し、大豆市場では2,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約81,400枚のロング、大豆では約46,800枚のロングとなった模様。(推定) |
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部・デルタ地域
| 昨日は全体の10%の範囲、デルタの一部で0.25インチ以下の降雨を見た。本日も南部地域ではにわか雨が一部であり、週末には軽い降水量が予想される。しかし向こう5日間の予想雨量は0.25インチ以下、全体の55%。気温はやや回復しているがまだ平年以下での推移が続く。 |
【NWS 米国各産地6-10日間予報 (3月22日〜3月26日) 】
| 気温 | 降水量 | |
| イリノイ | N | N |
| アイオワ | B | N |
| ミネソタ | B | B |
| ネブラスカ | B | N |
| インディアナ | N | N |
| オハイオ | N | N |
| ミシガン | N | B |
ベルト東部における気温の回復基調が鮮明になりつつある
アルゼンチン・ブラジル
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アルゼンチン : 昨日はドライで気温は高め推移となった。本日も同様のパターンとなり明日には南部の一部で降雨が予想される。向こう5日間での雨量は1.0インチまで、コーン産地の50%、大豆産地の40%がカバーされる見込み。3月に入ってからの雨量は平年を超える十分な量となっており着鞘ステージも無難に経過していると評価されている。 ブラジル : 昨日は全体の20%の範囲で1.0インチまで、中心は北部となった。今週は週末に向けて引き続き雨の中心は北部となり全体の40%に2.5インチまでが予想される。収穫の進む北部産地の一部ではこの雨が作業の障害になるといった話題も出てきているが、現時点ではごく一部に限られており今後の降雨推移によっては通常ペースへの回復は問題ないとされる。 |
| 本日の発表等 |
【セッション中の発表】
| 1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ |
(単位 : 千トン)
| 明日の予想 | 先週の発表数字 | |
| 小麦 | 300-450 | 352.9 |
| コーン | 600-850 | 743.7 |
| 大豆 | 400-700 | 756.4 |
| 大豆粕 | 75-125 | 140.6 |
| 大豆油 | 5-10 | 1.5 |
【引け後の発表】
| 2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント (単位:%) |
| 今週 | 前週 | |
| 肥育用ブロイラー卵導入数 | 101 | 102 |
| 肥育用ブロイラー雛鶏導入数 | 103 | 104 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
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ファンダメンタルズ面において注目すべきような変化は今のところ見当たらない。2004年度の期末在庫は2055百万BUと潤沢にある上、輸出・国内餌需要の下方修正により更なる積み増しが市場では予想されている。2005の作付け面積は増加傾向にあり、さらには現時点で中西部の土壌水分は潤沢と言われる。また、アジア向けに中国が積極的に輸出成約を決めようとしていることなど、ベアリッシュな材料を挙げだしたらキリがない。 しかし、相変わらず相場を牽引しているのは投機筋である。現時点でのファンドのネットロング(8万枚)から見てまだまだ買い越す余裕はあると考えられ、短期的には上値リスクに注意せざるを得ない。本日もまた原油価格が急騰して過去最高値を更新したことからインフレ懸念が強まっていることに加え、米国の第四四半期経常収支の赤字幅が予想以上であったことなどから、金融・債権市場から商品市場への資金のシフトが加速され易い環境となっている。ただ、コーン自身のファンダメンタルズによる後押しが無い以上、いつかは下げるのが必然であり、そのタイミングを見極めなければならない。(K) |
(大豆) キーリバーサル?
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ファンダメンタルズ。本日のサルラスの数字は興味深い。51.9百万トンはこれまでの予想レンジからしてもかなり悲観的なレベルだと言える。 昨年ブラジルでは収量減の他に実に約7%(3.5百万トン)の大豆が保管環境や輸送上のインフラの問題が主因で使い物にならなくなった(所謂”廃棄”?)といわれている。サフラスの数字がそれらをある程度加味しているかはわからないが、同様の状況を仮定した場合最終的に50百万トンを割るような数字がこの先出てきてもおかしくない。農務省の今回発表の数字との更なる乖離という意味では引き続いて市場の強い興味であり続ける。それと、この数字減がもとで、現在活発な輸入のペースを続けている中国の需要動向が、又一つ今後の大きな材料となってくる。今年度10月〜2月までの中国の大豆輸入量は9.62百万トンと昨年同期比40%もハイペースが続いている。南米産の春先玉を既に5-6百万トン確保していると言われるが、南米の数字減が、この先の米国の需給バランスに及ぼす影響も決して小さくない。特に今年下半期における動きには大きく影響してくると思われる。米国の現時点で潤沢といわれる期末在庫バランスに変化が見られる可能性もある。 ファンダメンタルズではこの南米の生産量減と、中国の輸入量+確保先、この2つが3月末の農務省発表に加えて注目される点となる。 テクニカルには、これまでの値動きが示す通り何ともコメントのしようがないが、7ドルラインを目前にして本日セッション終盤の急落は非常に印象深く映っている。通常であれば、”ここがキーリバーサル” と自信を持って発言できる位の値動きを本日見せた。大豆粕の罫線もより鮮明な値動きを本日見せており、明日以降の下落をイメージしているところであるが。そうならないのが今の相場であるのもこれまで見てきたとおりである。 それでも明日以降の下げを期待したい場面である。(A) |
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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)