米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年3月17日


 

本日の相場 

とうもろこし          --安値寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAY 05 223 1/4 - 222 3/4 224 1/2 221 1/2 223 1/2 -2 334186 -9,364
JUL 05 231 1/4 - 231 232 229 231 1/4 -1 3/4 154226 +3,808
SEP 05 236 1/2 237 1/2 235 1/4 237 1/4 -1 35633 -130
DEC 05 244 1/2 - 243 245 3/4 243 245 -1 3/4 130757 +2,411
MAR 06 249 - 248 1/2 250 3/4 248 1/2 250 1/2 -1 3/4 13355 +826
MAY 06 254 1/4 254 1/2 252 1/2 254 -1 1/2 1795 +170
            681586  

-

 

大 豆      --やや安値寄り付き、その後大きく下げたが戻してやや安値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY 05 673- 72 675 648 671 1/2 - 2 166458 -911
JUL 05 676 - 75 678 652 676 -2 3/4 78597 -1122
AUG 05 675 - 74 676 650 1/2 674 -2 7619 -118
SEP 05 652 657 1/2 633 650 -5 1/2 3637 +21
NOV 05 634 1/2 - 634 638 1/2 616 636 1/2 +1 44371 -160
JAN 06 635 640 620 639 +3 3/4 3098 +41
            306016 -2190

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAY 19680 -110 MAY 2434 +19 MAY 366 1/2 +5 1/2 104.43 - 104.77
JUL 19980 -130 JUL 2450 +11 JUL 374 +6  
AUG 20020 -160 AUG 2430 +12 SEP 377 1/2 +4 3/4  
SEP 19950 -100 SEP 2400 -05 DEC 384 1/2 +4 1/2  

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)  

週間輸出成約高は市場予想レンジを上回り、強気な発表内容となったが、コーンマーケットは昨日の弱気な引けからのフォロースルーも手伝い、デイリーチャート上にて小さなギャップを付けて前日比1-2セント下げての寄り付きとなり、その後は狭い範囲での上下を繰り返した。前半は商業筋の売りや大豆・大豆粕の下げなどが影響し、下値を試す展開となったが、後半にはファンドの買いが勢いを盛り返してやや反発した。しかし相場の上昇力は限られ、結局5月限は前日比2.0セントダウンの223.50として引けている。




(大豆)

週間輸出成約高は事前予想範囲の上限に近く、材料としてはやや強気であったが、前日のフォロースルー、中国の買い付けに関する新たなニュースが無かったことなどが嫌気されてやや弱気なスタートとなった。その後はCRBインデックスの下げ、商業筋の売り圧力などにより急激に下げ、一時は5月限で648セントを付けるに至ったが、後半になると状況は一転し、ファンドに買い上げられる展開となった。引き際には特に激しく値を戻したが、結局上げきれず、5月限では前日比2.0セントダウンにて引けを迎えたが、各限月一日のレンジの中ではほぼ上限に近いところで引けを迎えた。



 

本日ファンド筋はコーン市場では3,000枚の買い越し、大豆市場では7,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約84,400枚のロング、大豆では約53,800枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域   

昨日はデルタ地域に軽い雨が降ったが、その他の地域は概ねドライ。今日はベルト東部、イリノイ・インディアナ・オハイオなどで軽い雪となった。範囲はベルトの10%程度。この雪は明日金曜の朝まで続くみこみで、そのあとは雨に変わり、土曜まで継続して降る見込み。気温は平年並みか、多くの地域では平年以下となる模様。



NWS 米国各産地6-10日間予報 (3月23日〜3月27日) 】 

気温 降水量
イリノイ N N
アイオワ B N
ミネソタ B B
ネブラスカ B N
インディアナ N N
オハイオ N N
ミシガン N B

昨日と変わらず

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル   

アルゼンチン : 昨日もまたドライで暖かい一日となった。今日はベルト南部、ブエノスアイレス州にて0.10-0.75インチの軽い雨が予報されている他、来週初めにはベルト北部にて雨の予報が出ている。今後五日間の雨の範囲を合計するとコーンの40%、大豆の30%となる。南部で今日予報されている雨は昨日までの予報より少なくなっており、土壌水分を大きく改善するには至らない。ベルトの南部5%の地域では更なる雨が必要。その他の地域では着鞘期を迎える大豆にとって良好な状態となっており、イールドに対する期待が高まっている。

ブラジル : 昨日はベルトの15%の範囲で散発的な雨となった。週末を通じて北部では雨が継続する。今後5日間での雨はベルト全体の45%の範囲、雨量は0.25-1.0インチとなる見込み。この雨により収穫作業に若干の支障をきたす可能性があるが、被害は大きくならない。現在の収穫進捗率は25%と言われており、平年並みである。

 

本日の発表等

 

【寄り付き前の発表】

 

1)  USDA発表 週間輸出成約高(3月10日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 1,009.5 1.2 31,257.8 34,701.9 7,001.7 110.6
大豆 626.9 29.7 26,408.8 23,058.1 3,240.5 214.0
小麦 551.0 0.0 25,160.0 28,351.5 4,067.9 358.5
大豆粕 90.4 0.0 4,048.1 3,162.7 1,054.5 84.2
大豆油 -3.0 0.0 343.3 182.3 55.8 0.0

コーン・大豆共に内容としては強気。

 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(3月10日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 754.0 937.7 24,256.1 25,995.3 46,990
大豆 1,048.5 714.6 23,168.3 20,533.3 28,440
小麦 333.8 321.5 21,092.1 22,963.3 28,580
大豆粕 119.8 222.3 2,993.6 2,536.7 5,350
大豆油 4.3 6.5 287.5 128.1 610

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆) 

OPECが近い将来の石油増産を示唆するような発言を行ったことから原油相場が反落し、CRBインデックスもやや弱含んだ。しかし原油価格は未だ過去最高に近いレベルにあり、また実際本日も下げる前に一度過去最高値を更新している。昨日・今日の動きを見て商品市場への資金の流入が落ち着いたと判断するのは時期尚早であろう。コーン相場が置かれているところのファンダメンタルズを考えると現在の値位置はやはり高すぎ、いつ急落してもおかしくないのだが、今回ばかりはいつファンドが資金を引き上げるかにかかっており、そのタイミングを計るのは至難の業である。順調な作付けが目前で繰り広げられてもなお手持ちのロングをそのままにしておけるのだろうか、という考えを胸に抱いてはいるが・・。

明日INFORMAが作付面積予想を発表すると言われているのでファンダメンタリストの注目を集めそうである。(K)

 

 

 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)