米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年4月7日


 

本日の相場 

とうもろこし          --ほぼ変わらずの寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAY 05 207 - 06 1/2 207 1/4 205 1/4 205 1/2 - 1 3/4 253260 -8467
JUL 05 215 1/4 - 14 1/2 215 1/4 213 1/2 214 - 1 1/2 206510 +3365
SEP 05 222 - 21 1/2 222 1/2 221 221 1/4 - 1 1/4 39916 +260
DEC 05 231 1/4 - 31 231 1/2 230 230 1/2 - 1 145357 -228
MAR 06 237 3/4 - 37 1/2 238 1/4 237 237 1/4 - 1 1/4 14188 -84
MAY 06 242 3/4 242 3/4 241 1/4 241 1/2 - 1 2179 +119
            674970 -3549

-

 

大 豆                 --高値寄り付き、やや高値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY 05 628 1/2 - 27 1/2 630 620 623 1/2 + 1/4 125000 -5106
JUL 05 635 - 34 636 1/2 627 631 3/4 + 1 1/2 87204 +1583
AUG 05 633 1/2 - 32 1/2 635 626 629 1/2 + 1 7210 -26
SEP 05 624 624 616 619 3/4 + 2 1/2 3911 -92
NOV 05 616 - 15 1/2 617 609 1/2 613 1/4 + 1 1/2 48807 +164
JAN 06 617 619 613 615 1/4 + 2 1/4 3312 +1
            278572 -3324

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAY 18830 +170 MAY 2268 -18 MAY 314 1/4 + 0 108.15 - 108.65
JUL 18990 +180 JUL 2293 -14 JUL 324 1/2 + 0  
AUG 19050 +160 AUG 2291 -10 SEP 331 1/2 + 1/4  
SEP 18980 +160 SEP 2283 -7 DEC 340 3/4 - 1/4  

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)  

本日は、昨日の上昇を帳消しにする弱気な相場となり、契約安値更新の可能性を匂わす展開となった。寄り付きは前日引けとほぼ変わらないレベルでの取引となった。が、その後は週間輸出成約高が予想を下回ったことや、それに絡んで引き続きBt10問題による輸出量の減少懸念、明日の需給報告に対する弱気な見方などが売り材料とされ、さらにCRBインデックスの下げなども投機筋の売り要因となって、徐々に弱含む展開が続いた。アルゼンチン産コーンの輸出成約の内最大50万トンが米国産に切り替わったという話が出たことなどは下支えの材料となったものの、流れは最後まで変わらず、各限月安値引けとなった。





(大豆)  

夜間取引がやや堅調推移だったこと、寄り付き前の週間輸出成約高においては571,500トン(内新穀:228,600トン)と、予想の上限を超えたこと、農務省が仕向け地不明米国産大豆120,000トンの成約(新穀)を発表したこと、中国が米国産を買い付けしたのではないかという噂などもあり、寄り付き前は2-4セントの高唱え。予想通りの高値寄り付きでスタートし直後に5月限は本日の高値630を付けたが高値はそこまでとなった。。高値付近では商業筋の売り物が入るなど頭は抑えられ相場は序盤で620.50まで下落し、その後はセッション終盤まで621-623あたりを中心レンジとした小刻みなアップダウンを繰り返し1時前に本日の安値620をつけた。しかし引け際に明日の発表への警戒感からか買い物が集中し安値からは3-4セントの上昇を見たところで本日の取引を終了している。しかし発表を前にして取引は閑散、模様眺めの一日となった。



 

本日ファンド筋はコーン市場では4,500枚の売り越し、大豆市場では500枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約16,200枚のロング、大豆では約19,100枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域   

昨日は全体の25%のコーン産地40%の小麦産地で0.75インチまでの降雨。中西部中央部・南部地域、デルタ北部・東部がその中心となった。本日もデルタ北部や中西部南部では1.25インチまでの降雨が見込まれる。来週月曜にかけては中西部西部地域で日曜、デルタ・中西部南西部地域では月曜に雨が予想され、向こう5日間で15-25%の範囲に1.25インチまでの降雨が見込まれている。中西部中央部・北部などについてはドライ傾向が続くと見られ土壌水分の減少へと繋がる事となる事から特に小麦へのストレス回避の為にも雨が待たれるところ。一方ではこのドライ傾向がコーンの作付け作業を進める事となる。



NWS 米国各産地6-10日間予報 (4月12日〜4月16日) 】 

気温 降水量
イリノイ A N
アイオワ A
ミネソタ A N
ネブラスカ A N
インディアナ A N
オハイオ A N
ミシガン A B

平年以上の気温推移。この傾向は引き続き維持されそうだ。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル   

アルゼンチン : 昨日は全体の25%に1.25インチまでの降雨を見たが中心はサンタフェ南部。本日は北東部地域を中心に一部降雨が残る。明日・土曜は概ねドライ。 所々で降雨は見ているものの、総じて収穫作業は順調な推移を見せている。例外は北東部産地の一部のみ。この地域はウェット傾向となっており来週前半にも降雨があることから、一部ではクロップへのダメージも指摘されているが、範囲としては限られている。

ブラジル :  昨日はベルトの15%に0.5インチまでの降雨を見たのみ。週末に向けては南部を中心に雷雨が見込まれる。向こう5日間で全体の40%の範囲に2.0インチまで。特にリオグランデドスルにおいては纏まった降雨が予想され更なる被害が懸念されるところ。しかし北部・中央部においてはドライ傾向が引き続いており、収穫作業は順調に進んでいる。

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

 

1)  USDA発表 週間輸出成約高(3月31日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 664.5 0.0 34,011.6 37,904.4 7,394.9 141.1
大豆 342.9 228.6 27,384.6 23,549.8 2,639.8 545.6
小麦 205.4 25.0 26,042.0 29,664.7 3,518.5 477.3
大豆粕 33.5 0.0 4,426.8 3,282.6 1,018.5 83.8
大豆油 7.5 0.0 359.4 182.5 52.9 0.0



 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(3月31日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 905.5 813.8 26,616.7 28,853.9 46,990
大豆 493.0 554.3 24,744.8 21,636.0 28,440
小麦 297.5 524.4 22,523.5 24,631.5 28,580
大豆粕 72.5 132.5 3,408.3 2,841.9 5,350
大豆油 6.9 5.2 306.5 138.9 610

 

 

【USDA需給報告における期末在庫に関する市場予想】 (単位:百万BU)

  市場予想平均 市場予想レンジ USDA 3月 03/04クロップ
コーン 2,457 2,075-2,255 2,055 958
大豆 368 350-395 410 112
小麦 549 533-570 553 546

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

相場に対する見方は変わらず、ベアリッシュ。4月中の契約安値更新を予想しているが、明日の発表内容はそのタイミングを左右するという意味でも要注目である。本日の輸出成約高の発表は予想を下回ったが、日本向け成約がたったの42000トンであったということを考えてもこれはBt10問題と無関係では無く、米国内でも徐々に危機感が高まっていると感じる。早急な問題解決を切望しており、関係者の一員として問題解決に尽力したい。

 





(大豆)

意見は変わらず。誰もが予想する強気の予想内容が明日の市場でどう評価されるか。3月半ばの天井、3月末の発表後の高値、この2つの高値を頭に現在の値動きは明らかに下落基調となっており、明日の値動きは注目されるが、基本的な見方としては現在の流れに乗って4月後半へ向けて引き続き頭の重い展開を予想。5ドル台への回帰を期待する。

本日の週間輸出成約の発表で、現時点での成約高累積は1006百万ブッシェルに達した。農務省は3月の発表において輸出予想を2月の1010百万から1045百万へと上方修正したが、その内容との比較をしても既に96%の域に達している。過去5年のこの時点での平均は87%という数字になっている事から現在の1045百万は更に30-50百万上乗せされてもおかしくないという計算になる。いずれにしてもこれらを差っぴいた期末在庫バランスは新穀年度の需給バランスにずっしりと圧し掛かってくる事から、この夏の天候相場へ向けてはより神経質な相場展開が待ち受けることになる。(A)

 




 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)