米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年4月11日


 

本日の相場 

とうもろこし          --やや安値寄り付き、高値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAY 05 203 3/4 - 03 1/2 206 203 205 3/4 + 1 3/4 219957 -12369
JUL 05 212 - 11 3/4 214 1/2 211 1/4 214 + 1 1/2 234235 +15029
SEP 05 219 1/2 221 1/2 218 3/4 221 1/4 + 1 1/2 41606 +887
DEC 05 229 - 28 3/4 231 228 1/4 230 3/4 + 1 1/4 145183 -125
MAR 06 236 1/4 - 36 237 3/4 235 3/4 237 3/4 + 1 14683 +527
MAY 06 240 1/4 242 240 242 + 1 2423 +51
            673075 +4229

-

 

大 豆                 --やや安値寄り付き、 高値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY 05 613 - 11 617 1/2 602 616 3/4 + 4 3/4 112454 -6379
JUL 05 619 - 18 625 610 1/2 624 1/2 + 5 100326 +6053
AUG 05 618 - 17 1/2 623 1/2 609 622 3/4 + 3 3/4 7211 -27
SEP 05 607 617 1/2 603 617 1/2 + 8 3592 -175
NOV 05 605 - 04 613 599 1/2 612 1/2 + 6 50117 +584
JAN 06 606 - 05 1/2 615 1/2 602 615 1/2 + 7 1/2 3340 +13
            280206 +65

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAY 18750 +200 MAY 2240 +13 MAY 313 1/2 + 3 1/2 107.65 - 107.86
JUL 18820 +120 JUL 2261 +12 JUL 323 1/2 + 3 1/2  
AUG 18890 +110 AUG 2256 +9 SEP 329 1/2 + 1 1/2  
SEP 18880 +130 SEP 2246 +8 DEC 339 1/2 + 1 1/2  

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)  

契約安値更新への動きは相場に拒否され、本日は反発を迎えた。

週末に作付が進捗した可能性が高いことなどがプレッシャーとなり、寄り付きは前日比若干安値でのトレードとなり、その後も序盤は弱気な流れを踏襲し、金曜の安値5月限203.00のトライに失敗したことを皮切りに、上昇に転じた。ここ最近の下げに対する売り過剰感に後押しされてその後は徐々に値を上げる展開となり、ファンド・商業筋の買いもあり結局は一日のトレードのほぼ最高値圏にて引け、5月限は1.75セントアップの205.75として引けを迎えた。





(大豆)  

金曜発表後のダレた値動きを引き継ぎ本日の寄り付きはほぼ変わらずのレベル。5月限は613-611で寄り付き昨金曜のフォロースルー。取引開始後間もなく一気に602まで下落しそこで本日の安値を付けた。しかしその後は商業筋の買い支えもあり、市場は持ち堪える。新規材料難の中、セッション終盤に向けて604-608といったレンジでの小刻みな値動きを続けた後、取引終了間際になって急にファンドの買い上げが見られ値位置は回復し本日の高値を更新しての高値引けとなっている。 セッション序盤発表の週間輸出検証では11.34百万ブッシェルと事前予想範囲を下回る内容となり、ややネガティブ材料視された。 韓国のCJ CORPが期近積みで24,000トンの米国産大豆の買い付けを行なっている。 取引終盤の急な上げについては適当な材料はなく、テクニカルな動きとされる。



 

本日ファンド筋はコーン市場では500枚の買い越し、大豆市場では2,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約5,500枚のロング、大豆では約5,600枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域   

週末はコーン産地の35%、小麦産地の10%の範囲で1.0インチまでの降雨をみた。特に中西部西部地域が中心。今週は徐々に東へ移動する事から中西部中央部〜西部がこの雨の通過を見ることとなる。月・火はベルト西部中心にミズーリ、アイオワ、イリノイでコーン産地の80%、小麦産地の60%で1.0インチまでの降雨。水〜金にかけては、この前線の移動によりコーン・小麦産地の50%で0.5インチまでの降雨予想。イリノイ・ミズーリがその中心となりそう。金曜は全体的に晴れ渡り、気温は今週に入っても平年以上のレベルをキープする。今週の雨については取り敢えず歓迎の雨。来週の傾向がドライとなっているので、今週の雨を見た後来週の作付け作業に入るといった形が想定されているもの。



NWS 米国各産地6-10日間予報 (4月16日〜4月20日) 】 

気温 降水量
イリノイ A
アイオワ A
ミネソタ A A
ネブラスカ A N
インディアナ A B
オハイオ A B
ミシガン A B

平年以上の気温推移は今週に入っても依然として変わらず。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル   

アルゼンチン : 週末は北東部を中心に全体の35%の大豆産地、15%のコーン産地において所によっては2.5インチまでの降雨を見た。今週は、本日明日と全体的にドライとなり次の雨は水曜となる。水・木の2日間で全体の40-50%のコーン・大豆産地において0.75インチまでの降雨が予想される。収穫の遅れは一部に限られており総じてこれまでの進捗は順調、と言われる。6-10日予報でも、雨量はほぼ平年並みとされており、来週にかけての収穫作業に支障となるような状況とはされていない。

ブラジル :  週末もリオグランデドスルを中心とする南部州を中心に1.75インチまでの降雨を見た。この傾向は今週になっても落ち着く気配なく、向こう5日間では全体の30%に1.5インチ、所によっては3.5インチまでの降雨に覆われるとされている。北部産地での収穫がほぼ順調に進捗を見る中、南部では継続的にこのような雨に見舞われており、クロップの更なる被害が心配されるところ。

 

本日の発表等

 

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  4/7の週 3/31の週 昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン 665.5 784.4 1,162.0 26,069.9 29,244.9
ダイズ  309.3 463.2 196.0 24,497.5 21,104.6
小麦 478.9 349.6 602.4 24,331.6 26,399.4

コーン・大豆共に弱気な内容となった。

 

【引け後の発表】 

2)USDA週間クロップ・プログレス

大方の予想に反し、コーンの作付進捗は本日も発表されず。来週からの発表になると思われる。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

中期的な意見は変わらず、ベアリッシュ。予想に反し、本日もUSDAからコーンの作付進捗は発表されなかったが、現時点では天候上の大きな問題は見当たらず、平年より早いペースで作付けが進みつつあると考えられる。週末、シカゴから南に150キロ程ドライブしてみた。作付を始めている光景はまだほとんど見かけなかったが、畑を耕している農家を見つけたので写真を撮りがてら(表紙&下記参照)、偶々近くで芝刈りをされていたこの農家の奥様と話をしたところ、このフィールド(規模は大きくなく、150エーカー程度)は今日(日曜)地均しをした後今週中に肥料を入れて、今週末にはコーンの作付を行う予定だと言う。また、近隣の大規模農家の内いくつかは既に作付を始めているところもあるともコメントしていた。この地域における作付のタイミングは、去年と比べて約一週間程遅いものの、例年と比べると早い方だという。奥様も撮影したかったのだが、「カメラが壊れるから」という理由で断られてしまった。(K)





(大豆) 

農務省発表後の値動きにフォローする形で本日もスタートし、ついに1ヶ月半振りに2月末につけた強力なサポートラインを埋める事となった。引け際には神経質な展開から急伸を見ての高値引けとはなったが、現在の相場の流れは依然として下向きである。相場においてはこういう我慢の展開が暫く続いた後、一気に一方方向へ流れるという習性が時としてある。3月頭から続いている現在の膠着状態は、今回の場合、6ドル割れの値動きとなって早晩解かれるのではないかと見ている。それが今週中に起きてもおかしくない。(A)




 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)