米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年4月12日


 

本日の相場 

とうもろこし          --やや高値寄り付き、やや高値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAY 05 206 1/2 - 206 1/4 207 205 206 3/4 + 1 201309 -18648
JUL 05 204 3/4 - 14 1/2 215 1/2 213 1/4 215 1/4 + 1 1/4 247673 +13438
SEP 05 222 1/4 - 22 222 1/2 220 3/4 222 1/4 + 1 42071 +465
DEC 05 232 1/4 - 31 3/4 232 1/4 230 231 + 1/4 147246 +2063
MAR 06 238 1/2 239 237 1/4 238 + 1/4 14808 +125
MAY 06 242 1/2 242 3/4 241 1/2 242 1/2 + 1/2 2424 +1
            670631 -2444

-

 

大 豆                 --高値寄り付き、まちまちの引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY 05 620 - 18 622 613 1/2 617 1/2 + 3/4 105072 -7382
JUL 05 627 1/2 - 27 628 619 1/2 624 1/2 + 0 105751 +5425
AUG 05 626 627 618 622 1/2 - 1/4 7245 +34
SEP 05 620 1/2 620 1/2 611 613 1/4 - 4 1/4 3587 -5
NOV 05 615 - 14 616 605 1/2 608 1/4 - 4 1/4 51346 +1229
JAN 06 618 618 609 610 - 5 1/2 3338 -2
            279503 -703

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAY 18730 -20 MAY 2256 +16 MAY 311 - 2 1/2 107.76 - 108.40
JUL 18790 -30 JUL 2274 +13 JUL 321 1/4 - 2 1/4  
AUG 18850 -40 AUG 2270 +14 SEP 328 1/2 - 1  
SEP 18730 -150 SEP 2262 +16 DEC 337 3/4 - 1 3/4  

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)  

前日のフォロースルーによるテクニカルな買いもあって前日比やや上げて寄り付いた後は、狭い範囲で上下を繰り返し、結局は前日比やや高値にて引けを迎えた。

農家が作付の準備に忙しいことにより現物売りが限られ、シカゴの期近をサポートしていると考えられる。先週終盤からバージフレートが下げているのも、売り物の少なさが原因の一つであると考えられる。昨日から今日にかけて降っている雨も若干ではあるが作付けの遅れを連想させている。また、セッション後半に台湾が今週今半にコーンと大豆の積み合わせのカーゴを買い付ける予定であるという報告があったことも引け際の上げの際一つの材料とされ、5月限は最終的に前日比1.0セントアップの206.75として引けを迎えた。

EUがBt10問題を理由に米国産コーングルテンフィードの買い付けの禁止措置を検討しているという話は、コーンの国内飼料需要を減少に向かわせるとの懸念から、昨日に引き続きマーケットの上値を抑える要因となっているが、正式な決定は今週後半に下されると言われている。





(大豆)  

昨日急伸して引けた流れを引き継ぎ本日は前日比2-3セント高での寄付き。5月限は620-618で寄り付いた後直後に本日の高値622を付けた。しかし、その後の後押しがなく相場は一気に614まで下げセッション中盤に向けて再び620台を回復するなど、値動きとしてはやや不安定な一日となった。しかしこのようなアップダウンを繰り返しながらも寄り付きの高値を頭に流れは下降線。徐々に値位置を下げセッション終盤に本日の安値613-1/4をつけるとその後やや戻して取引を終了している。 総じて大人しいフロアーであったが、高値では投機筋の売り物、安値付近では商業筋の買い支えと両面からの圧力によりどちらつかずの値動きとなっている。米国の貿易赤字についての材料が昨日市場にインプットされた事もあり本日序盤はドル安とう動きも高値をサポートしたが、その後原油相場の落ち込みやドル相場の回復などもあり、テクニカルにも後半売られやすい展開となっている。



 

本日ファンド筋はコーン市場では500枚の買い越し、大豆市場では2,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約6,000枚のロング、大豆では約3,600枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域   

昨日はベルト西部中心にコーン産地の65%、小麦産地の45%に1.25インチまでの降雨。本日は中西部中央部〜東部へかけてこの前線が移動しここシカゴでも夕刻まで雨が残った。明日にはベルト東部の雨も上がり、木曜は全体的に晴れ間が戻ってくるという予報となっている。ベルト北西部においては週末に再び雨が見込まれるが範囲は限られそう。 現在の天候パターンは総じて良好に受け止められている。  向こう10日間予報で最もドライ傾向とされる地域はオハイオ北部・中央部、インディアナ北東部・南西部、ミシガンなど となっているが、現時点では土壌水分も潤沢なベルト東部地域故、特に心配はされていない。。本日などは寒冷前線の通過もあり最高気温も50度前半にまで低下しているものの週後半よりは再び平年以上の気温推移となり、作付け作業にも発芽にもよい天候パターンとされている。



NWS 米国各産地6-10日間予報 (4月17日〜4月21日) 】 

気温 降水量
イリノイ A
アイオワ A
ミネソタ A A
ネブラスカ A N
インディアナ A N
オハイオ A N
ミシガン A N

平年以上の気温推移は今週に入っても依然として変わらず。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル   

アルゼンチン : 昨日はベルト北東部の一部で1.0インチまでの降雨を見たが全体の10%までと範囲は限られた。本日は概ねドライ。明日あさってもごく一部での降雨に限られると思われる。このように雨量が限られた中、収穫作業は総じて順調推移と言うことが言える。北東部の一部はウェットの為やや遅れが見られるようだがそれ以外は問題ないとされる。

ブラジル :  昨日もリオグランデドスルの一部で降雨を見たが、ベルト全体の5%程度と範囲は限られた。今週の予報に変化はなく、引き続きベルト南部地域での活発な雷雨は継続し、週末にはその一部がベルト中央部産地へも影響しそう。向こう5日間で全体の40%の範囲に所によっては3インチまでの雨量を見る見込み。 リオグランデドスルにおける降雨過多が与える作物への障害が懸念される。

 

本日の発表等

 

【引け後の発表】
 

1) ブリッシュコンセンサス 

 

4/12/05 4/5/05 3/29/05 3/22/05 3/15/05
大豆  46 46 47 47 53
大豆油  40 41 41 40 47
大豆粕 44 43 44 44 49
コーン 23 22 26 26 33
小麦  29 29 38 41 50

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

農家売りが鳴りを潜めていることが、、バージフレートの下げ、ガルフの現物価格の下支え、シカゴコーンの期近の上昇など、各マーケットに影響を及ぼしている。農家が作付の準備に追われていることが一つの要因ではあるが、もう一つは、多くの農家が収穫後LDP取得によって生活資金・ファームオペレーションに必要十分な資金を獲得し、コマーシャルコーンの不足を生み出したという構図が今もなお続いていることによる。(もっと根本的な問題は農家が年中ブリッシュであることだが。)しかし彼らとていつまでも玉を売らずに置いておくわけにもいかず、一通り作付が終わった段階ではまとまった売り物も出てこよう。

現在の雨を懸念する声も多少聞かれるが、基本的に作付ペースは順調であると感じる。ある関係農家の予想では、イリノイ州中部における作付進捗率は現時点で30%に達しているという。作付ペースが非常に速かった昨年同時期(4/11)にUSDAが発表したイリノイ州の作付進捗比率が4%であったことを考えるとこれは非常にハイペースであると言える。比較的穏やかな天候に加え、トラクター・プランターの発達、優秀な早播種ハイブリッドの開発などもまた作付ペースを全体的に早めていると考えられる。(K)





(大豆) 

昨日終盤の急伸が本日の市場に引き継がれ600ラインを目前に相場は持ち堪えている。ただ昨日2月末のギャップを埋めた罫線はいかにも弱く、目先アップダウンを繰り返しながらもやはり基調は下向き、5ドル相場は時間の問題ではないかと考えている。

作付け作業を前にして現在主産地で最も土壌水分が不足しているのはダコタ州を筆頭にネブラスカ・イリノイ・アイオワなど。反対にオハイオ・インディアナ・ケンタッキーなどベルト東部においてはどちらかというとウェットに近い傾向にある。中西部の天候パターンはこのところ引き続き“平年以上の気温推移”できており、この傾向は向こう10日間、即ち4月後半に向けて変わりそうにない。一方で雨量は“適度”、ベルト東部ではややドライ傾向が今後続く事から、特にコーンの作付けに際しては取り敢えず良好はパターンとなっている。(A)

 




 

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