米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年4月18日


 

本日の相場 

とうもろこし          --やや安値寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAY 05 205 1/2 - 05 206 3/4 204 204 1/4 - 2 140156 -12656
JUL 05 213 1/4 - 12 3/4 214 1/2 211 3/4 212 1/2 - 1 3/4 320514 +7394
SEP 05 220 1/4 221 1/2 219 219 3/4 - 1 1/2 43880 +565
DEC 05 229 1/4 - 29 230 227 3/4 228 1/2 - 1 3/4 149225 +2678
MAR 06 236 1/4 - 36 237 235 235 1/2 - 1 3/4 15246 -15
MAY 06 240 241 1/2 239 3/4 239 3/4 - 1 3/4 2698 +17
            687128 -2003

-

 

大 豆                 --安値寄り付き、 安値引け、期先は高値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY 05 611 1/2 - 11 617 3/4 609 609 1/2 - 6 3/4 76843 -5136
JUL 05 618 - 17 623 615 616 1/4 - 5 3/4 122341 +2002
AUG 05 616 - 15 620 613 614 1/2 - 5 1/2 7048 +69
SEP 05 606 1/4 609 1/2 603 606 1/4 - 1 3/4 3647 +2
NOV 05 599 1/2 - 98 1/2 606 1/2 597 1/2 603 3/4 + 3/4 50978 -825
JAN 06 601 1/2 - 01 607 600 1/2 605 + 1/2 3402 +12
            267571 -3838

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAY 18700 -40 MAY 2227 -37 MAY 301 3/4 - 3 1/2 107.38 - 107.65
JUL 18690 -80 JUL 2245 -34 JUL 311 1/4 - 3  
AUG 18720 -70 AUG 2240 -27 SEP 317 3/4 - 2 3/4  
SEP 18650 +0 SEP 2227 -28 DEC 328 1/4 - 3 1/4  

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)  

新規材料に欠ける中積極的な買い手も現れにくく、やや安値寄り付きとなった後、一時は週間輸出成約高の数字を確認して買われる場面も見られたが、一日の大部分が弱気なトレードとなった。中西部全体に行き渡る穏やかな天候、Bt10問題に対する懸念、CRBインデックスの下げなどもプレッシャーとなり流れは変わらず、農家売りの少なさ、一部商業筋による積極的な買いにより下支えされたものの期近を中心に安値引けとなった。5月限は2.0セントダウンの204.25として引けている。





(大豆)  

北米・南米共に週末の天候推移は順調、又新規材料のインプットも無かった事から夜間取引から弱地合い。その流れを引き継ぎ今朝はややギャップをつけての安値寄付きとなった。7月限の寄り付きは618-617と、5-6セントの安値で寄り付き、直後に本日の安値615をつけた。しかし安値付近では相応の買い支えに市場も反発、一転上昇ムードに変化し12:00ごろまでは右肩上がりの展開となった。寄り付きのギャップを埋めて昼前には本日の高値623にまで上昇したが、その先が続かず、セッション終盤にかけては今度は逆に下げ基調。昼前の高値623から引けにかけてはジリジリと値を削り引け際に再び本日の安値615へ到達すると、そのまま安値付近で本日の取引を終了している。この様に、本日は手前限月ではネガティブな動きとなったが、11月限については堅調推移。コーンの作付け進展期待が大豆新穀限月にやや材料視された感もある。 セッション序盤の週間輸出検証高は17百万ブッシェル。事前予想レベル以上の内容となり、市場へはややサポート材料とされた。



 

本日ファンド筋はコーン市場では2,500枚の売り越し、大豆市場では1,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約10,900枚のロング、大豆では約1,400枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域   

週末は全体の35%のコーン産地に0.10-0.75インチまでの降雨、中心はベルト北西部となった。今週は前半ベルト西部・北部、水曜から木曜にかけてはベルト南西部への降雨が予想される。向こう5日間で全体の75%に1.0インチ、所によっては2インチまでの雨量となる。先週末までの間に作付け作業も順調に進んでいる事から、今週の雨が大きな作業の遅れに繋がる事はないと見られている。 今週を通して最も雨量を見ると思われる地域はアイオワ西部、ネブラスカ東部など。逆に限られる地域はミシガン南部、オハイオ北部・中央部、インディアナ北部、イリノイ東部など。6-10日予報では気温はややクールダウンとなるが、これまでの雨量を考慮すれば、この気温低下傾向が問題視される状況ではない。



NWS 米国各産地6-10日間予報 (4月24日〜4月28日) 】 

気温 降水量
イリノイ B B
アイオワ B B
ミネソタ B B
ネブラスカ B B
インディアナ B
オハイオ B N
ミシガン B B

全般的に気温は平年以下へ下がる傾向にあるが、雨量も平年以下に推移する見込み。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル   

アルゼンチン : 週末は引き続きドライを保った。向こう3日間も同様のパターンが継続しその後週後半には一部で前線の通過が予想される。向こう5日間で全体の25%の大豆産地、15%のコーン産地で0.5インチまでの降雨が見込まれるが収穫作業への支障は殆ど無く、引き続き順調な進展が見込まれている。

ブラジル :  週末の雨量は極限られた地域のみで概ねドライ、収穫作業は進展を見た。今週もベルト中央部の一部に雨を見る程度で雨量も1インチまでとされており、南部産地の収穫も進展を見ると思われる。既に全体の75%は収穫作業を終了している。

 

本日の発表等

 

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  4/14の週 4/7の週 昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン 778.3 671.1 522.3 36,853.8 29,767.2
ダイズ  462.0 313.3 184.5 24,963.5 21,289.1
小麦 362.4 534.8 395.6 24,751.9 26,795.0

コーン・大豆共にやや強材料と捉えられた。

 

【引け後の発表】 

2)USDA週間クロップ・プログレス

【単位 : %】 

《コーン主要産地の作付け進捗状況》 

  4/17/05 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   6 NA 16 5
イリノイ   35 NA 35 16
ネブラスカ   5 NA 6 4
ミネソタ 0 NA 5 2
インディアナ   12 NA 13 6
オハイオ 9 NA 3 3
ウィスコンシン 0 NA 0 0
サウスダコタ 0 NA 0 0
ミズーリ 49 NA 62 42
ミシガン  9 NA 4 1
主要18州平均   14 NA 18 10

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

本日、USDAより漸くコーンの作付進捗報告が発表された。主要18州の平均は去年同時期の18%に及ばず、またマーケットが期待していた数字にも及ばなかったものの、14%という数字は現時点で作付が比較的順調に行われていることを意味している。主要生産州の中で唯一5年平均を下回ったミネソタ州では、実際冬の終わりに降った大雪が未だフィールド上に溶けずに残っていると聞いており、これが作付の弊害となっているのは間違いない。しかしフィールド上の雪は、一度雪解けを迎えればコーンの初期成育期に適度な水分供給を果たすこととなるので、同州の現在の状況は一概に悲観視することはできない。6-10日後の予報にて気温の低下が示唆されているのが多少気になるものの、局地集中的な雨などに見舞われない限りは大きな作付遅延が発生することはなさそうに思われる。4月14日〜20日時点での各年の作付進捗率(%)とその年の最終イールド(Bu/Acre)との相関関係を示すグラフを参考までに下記する。特にここ近年は作付ペースのアップとイールドの向上が連動して起こっていると感じられるため、今後も引き続き各地の作付状況に耳を傾けていきたい。(K)

 





(大豆) 

6ドルラインを前にして保合いは続いている。テクニカルに買い上げられても材料難に7月限の630超は頭を抑えられ再び下げるといったパターンを今月に入って繰り返している。下値は610というサポートラインが何とか現在の値位置を維持することでここまで何とか持ち堪えているが、基本的な相場の流れを見る限り目先の地合いは弱い。相場をサポートするような材料が飛び出さない限り4月後半へ向けて6ドル割れ、という展開を依然として支持したい。大豆の作付け進展に関する情報も本日一部が流れた。ミシシッピーにて昨年の44%比較15%と低いのを除けば、ルイジアナでは7%(平年5%)、イリノイで1%など。6-10日予報などの情報を加味すれば目先はコーン作付け進展と共に早蒔き大豆の作付け進展も促される事となりそうだ。昨年は早蒔き大豆の収量が最も安定していたとの報告もありコーン作付け後農家は急ぎ大豆の作付けへ取りかかるものと思われる。(A)

 

 




 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)