米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年5月13日


 

本日の相場 

とうもろこし          --やや安値寄り付き、やや安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAY 05 196 1/2 - 96 196 1/2 195 1/4 195 1/4 - 1 480 -668
JUL 05 203 1/2 - 03 1/4 204 1/4 203 203 1/2 - 3/4 399170 -3513
SEP 05 212 - 11 3/4 212 1/2 211 1/4 211 3/4 - 1/2 73853 +2234
DEC 05 221 3/4 - 21 1/2 222 3/4 221 1/4 221 3/4 - 1/2 161828 -671
MAR 06 230 1/4 - 30 231 229 3/4 230 - 1/2 18717 +19
MAY 06 234 3/4 235 1/2 234 1/4 234 1/4 - 1/4 4164 +98
            677781 -2446

 

大 豆                 --やや安値寄り付き、大きく安値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY 05 619 619 602 603 3/4 - 16 735 -596
JUL 05 623 - 22 623 606 1/2 612 3/4 - 10 3/4 155294 -3583
AUG 05 622 - 21 1/2 622 1/2 607 612 3/4 - 10 1/2 11978 +1414
SEP 05 620 1/2 620 1/2 604 1/2 607 /4 - 12 3/4 5378 +165
NOV 05 619 - 18 1/4 619 604 609 - 10 1/2 61366 -696
JAN 06 622 - 21 1/2 622 607 613 1/4 - 9 4011 +2
            243258 -3148

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAY 19200 -340 MAY 2198 -65 MAY 296 1/2 - 5 107.05 - 107.39
JUL 18940 -260 JUL 2222 -55 JUL 302 3/4 - 6  
AUG 18950 -220 AUG 2231 -52 SEP 311 3/4 - 6  
SEP 18900 -200 SEP 2234 -51 DEC 322 - 5 1/2  

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

フォロースルーによる売りオーダーに加え、主要産地での雨の予報が弱気に捉えられ、やや安値寄り付きとなった後は狭いレンジ内での取引に終始した。売り過剰感も広がりつつあるが、ドル高やCRBインデックスの下げによるテクニカルな売り、また、月曜の作付進捗率に対する弱気な見方もプレッシャーとなり、結局は各月やや安値引け、7月限は1.0セントダウンの195.25として引けを迎えた。





(大豆)  

前日のフォロースルーによるテクニカルなファンドの売りもあってやや下げて寄り付いた後も、ほぼセッションを通じて弱含む展開となった。ドル高やCRBインデックスの下げといったテクニカルな要因に加え、中西部で雨勝ちな予報が出ていることもまた売り材料とされた。流れは最後まで変わらず、期近いを中心に安値引け、7月限は16セントダウンの603.75として引けている。



 

本日ファンド筋はコーン市場では4,000枚の売り越し、大豆市場では6,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションはコーンで55,700枚のショート、大豆では約9,000枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域   

昨日は、北部・中南部カンサス、ネブラスカ南東部、中部・南西部アイオワ、北部ミズーリ、イリノイ州の北西部近辺、中南部・南東部ミネソタ中央部・西部ウィスコンシンなどの各地域で雷を伴った雨となった。雨量は0.25-1.75インチで、ところによっては4.5インチ、コーン・大豆ベルトの約45%がカバーされた。この雨雲は今日(金曜)から土曜にかけて南部ミズーリ、北部イリノイ、南東部ウィスコンシン、ミシガン、北西部インディアナなど、ベルトの中央部・東部にて活動を続ける。雨の範囲は合計でコーン・大豆ベルトの約35%となろう。

北部ウィスコンシン、ミシガン、北西部オハイオ、北部・南西部インディアナ、中央部・南東部イリノイなど、土壌水分の不足が懸念され始めていた地域の大部分で雨の恩恵を受けることにより、乾燥懸念はほぼ遠のく。東部カンサス、中央部アイオワ、北西部ミズーリなどでは降雨過多により一部で再作付の必要があるが、その割合は限られる。



NWS 米国各産地6-10日間予報 (5月19日〜5月23日) 】 

気温 降水量
イリノイ N N
アイオワ N N
ミネソタ N N
ネブラスカ A B
インディアナ B A
オハイオ B A
ミシガン N A

傾向は概ね昨日と変わらず。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 


 

 

本日の発表等

【引け後の発表】

1) コミットメント オブ トレーダーズ (5月10日現在) (単位:枚)  

 

  オプション含まず  ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ロング    22,027 ロング     17,200 ロング    30,754
大豆粕  ロング    15,378 ロング     17,400 ロング    19,175
大豆油 ロング    23,412 ロング     28,900 ロング    22,578
コーン  ショート   43,263 ショート   35,200 ショート   60,859
小麦  ショート   22,145 ショート     8,600 ショート  8,764

小麦のショートが予想を大きく上回り、強材料。他はほぼニュートラル。



 

2) USDA 週間ローンデータ (MAY 10現在) (単位:百万ブッシェル)  

【コーン】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2003クロップ 0.1 0.0 1.0 0.0 1,325.8 0.0
2004クロップ 804.2 -7.8 0.0 0.0 522.8 10.4

【大豆】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2003クロップ 0.1 0.0 0.1 0.0 156.4 0.0
2004クロップ 214.0 -8.7 0.0 0.0 209.9 9.0

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

7月限のコーンのプライシングは様子見。少なくとも、200セントを割り込むまで、もしくは5月一杯は我慢した方が良いのではないかと考える。

ここ数日の雨により各地のドライ懸念は一掃された。ネブラスカなどでは逆に洪水による再作付が話題に上っているが、現地の関係者に聞いたところ、再作付を必要とする程の被害にあった農家の割合は極めて少なく、大勢に影響は無いと言う。ファンドのショートが膨らんでいることが気になるが、ショートカバーのタイミングは受粉期の天候懸念が話題として持ち上がってからであろう。気温の低下がクロップの成長を遅らせていることは受粉期が後ろ倒しになって旱魃の被害を受ける確率が高まることから少し心配されるが、生育期はまだ始まったばかりであり、今のところ最終イールドへの影響に関する話題は現実味がない。

昨日の発表におけるサプライズはやはり新穀のイールドが高目に見積もられたという点であろうが、この時点でのイールド予想は根拠に薄く、机上の空論でしかないため、USDAの数字を大きい・小さいのどちらと見なすかは置いておいても、冷めた目で見ているマーケット参加者が多い。その結果が昨日の比較的小さな下げ幅に表れているように感じる。(K)




(大豆)

昨日の発表内容はどちらかと言えば強気であったが、相場は2日連続で下げる結果となった。不思議なことに、1995年以来、5月の需給報告の当日は10年連続で毎回大豆相場が下げているという。昨日については、強気な内容のレポートにも関わらずオープニングでそれ程上げなかったことが失望売りを誘い、それが引き金となって、大きく買い越していたファンドが一斉に手仕舞ったことによると思われる。今年はサビ菌に対する懸念などもあり、一波乱あるかもしれないが、現在のようのな予想外の下げを見ると、ファンドによる新たな買い上げの前のポジション整理のようにも映り、波乱の序章のような気もしてくる。





 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)