米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2005年5月17日
| 本日の相場 |
とうもろこし --やや安値寄り付き、やや高値引け―
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | ||
| JUL 05 | 206 1/2 - 06 | 207 3/4 | 205 1/2 | 207 1/2 | + 1/2 | 394859 | -1722 |
| SEP 05 | 214 3/4 - 14 1/2 | 215 3/4 | 213 3/4 | 215 1/2 | + 1/2 | 76302 | +1048 |
| DEC 05 | 224 3/4 - 24 1/2 | 225 3/4 | 223 3/4 | 225 1/2 | + 1/4 | 164159 | +893 |
| MAR 06 | 233 - 32 3/4 | 234 | 232 | 233 3/4 | + 1/4 | 18706 | +37 |
| MAY 06 | 237 1/2 - 37 1/4 | 239 | 237 | 238 1/2 | + 1/4 | 4186 | +23 |
| JUL 06 | 242 - 41 3/4 | 242 3/4 | 241 1/4 | 242 3/4 | + 1/4 | 8952 | +46 |
| 678827 | +850 |
大 豆 --安値寄り付き、安値引け、期先はまちまち--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JUL 05 | 620 - 19 | 622 | 616 1/2 | 620 3/4 | - 2 3/4 | 151145 | -1435 |
| AUG 05 | 618 1/2 | 621 | 616 3/4 | 620 1/2 | - 2 1/2 | 12457 | -86 |
| SEP 05 | 617 | 618 | 613 1/2 | 617 1/2 | + 0 | 5323 | +182 |
| NOV 05 | 615 - 14 1/2 | 618 | 613 | 617 1/2 | - 3/4 | 60377 | -314 |
| JAN 06 | 619 - 18 1/2 | 621 1/2 | 617 | 621 | + 0 | 3836 | -37 |
| MAR06 | 620 1/2 - 20 | 622 3/4 | 617 | 622 3/4 | + 3/4 | 2102 | +1 |
| 237752 | -2109 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| JUL | 19340 | -30 | JUL | 2202 | -14 | JUL | 310 | + 3 3/4 | 107.12 - 107.35 |
| AUG | 19330 | +40 | AUG | 2209 | -13 | SEP | 319 1/2 | + 3 1/2 | |
| SEP | 19300 | +50 | SEP | 2213 | -17 | DEC | 329 1/2 | + 4 1/4 | |
| OCT | 19220 | +70 | OCT | 2214 | -16 | MAR | 339 1/4 | + 3 1/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
| 東部ベルトにて雨の可能性が高まったことなどが材料視され、前日比若干下げて寄り付いた後も前半はやや弱含む展開となった。昨日の上昇に対してやや行き過ぎという見方があったこと、中国政府がコーンの作付面積の増加を予想しているという報告があったことなども重石となった。しかし7月限で205.50が本日の底となり、セッション後半にはCRBインデックスの上昇・米ドルの下げなどを確認してファンドが買いに転じたことにより、一転して上昇に転じた。ここ最近の海上運賃の下げにより海外需要が盛り返すのではないかという期待もサポートとなった。結局、7月限はアウトサイド・デーとなり、一日のトレーディングレンジのほぼ最高値、0.5セントアップの207.50にて引けを迎えた。 |
(大豆)
| 昨日の上げに対する買い過剰感、ベルト東部での降水確率が増したこと、また、作付進捗率の報告内容が若干弱気に受け止められたことなどから前日比3-4セント安にて寄り付いた後は、方向性に欠ける展開となった。CRBインデックスの上昇や米ドルの下げは下値を支える材料となった。結局、期近は前日比安値引け - 7月限は2.75セント安の620.75 - となったが、期先はまちまちにてセッションを終えた。 |
| 本日ファンド筋はコーン市場では1,000枚の買い越し、大豆市場では2,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションはコーンで49,700枚のショート、大豆では約9,000枚のロングとなった模様。(推定) |
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部・デルタ地域 東部における降水確率の高まり、しかし低温傾向は続く
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昨日は、アイオワ北西部、ミネソタ南東部・南西部、ウィスコンシン中央部西寄り、サウスダコタ東部などベルトの約10%の地域にて0.10-0.50インチの雨となった。本日火曜日はベルト北西部に限られた雨が降った後、水曜から木曜にかけてはベルトの大部分にて雨の予報が出ている。特に、以下の地域ではまとまった雨が予報される。 サウスダコタ、アイオワ北部・東部、ミネソタ南部、イリノイ、ウィスコンシン南部、インディアナ、オハイオ南部 雨量は0.25-1.0インチ、所によっては2.5インチとなり、雨の範囲は合計でベルトの80%に達する見込み。 現時点で乾燥懸念が指摘されるのは、イリノイ中央部・北西部とインディアナ中央部北寄りの地域のみで、その範囲は合計でベルト全体の15%程度。しかしこれらの地域にも木曜に恵みの雨が予報されている。気温が低目に推移していることと予報でもその傾向が強いことがクロップの生育速度についての懸念を抱かせる。 |
【4月1日から5月15までの降水量 (平年比)】
| イリノイ | アイオワ | インディアナ | ミネソタ | ネブラスカ | ミズーリ | オハイオ | ウィスコンシン | ミシガン |
| 50% | 122% | 63% | 87% | 119% | 103% | 106% | 67% | 48% |
→ベルト東部にて少雨傾向が続いたことが見て取れる。
【NWS 米国各産地6-10日間予報 (5月23日〜5月27日) 】
| 気温 | 降水量 | |
| イリノイ | B | B |
| アイオワ | B | N |
| ミネソタ | B | N |
| ネブラスカ | N | N |
| インディアナ | B | N |
| オハイオ | B | N |
| ミシガン | B | N |
昨日から変わらず。低温傾向が懸念材料となる。
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| 本日の発表等 |
【引け後の発表】
| 1) ブリッシュコンセンサス |
| 5/17/05 | 5/10/05 | 5/3/05 | 4/26/05 | 4/19/05 | |
| 大豆 | 44 | 45 | 44 | 46 | 46 |
| 大豆油 | 38 | 43 | 40 | 41 | 42 |
| 大豆粕 | 46 | 46 | 45 | 48 | 47 |
| コーン | 23 | 24 | 22 | 30 | 28 |
| 小麦 | 28 | 33 | 31 | 37 | 31 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン・大豆)
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ヘッジファンドは、1998年のLTCMロング・ターム・キャピタル・マネジメント)の破綻以来最も大きな試練の時を迎えていると指摘する声が上がっている。 (LTCMは、1993年に設立されたヘッジファンドで、2人のノーベル経済学賞受賞者を始め、金融界のスターをメンバーに有する、当時「ドリームチーム」と呼ばれた組織であった。彼らは最新の金融理論を駆使し、史上最高の運用資金を調達して市場最高利益を稼ぎ出したのだが、1998年、ロシア危機によりロシア政府が債務不履行に陥り、ロシアの国債が紙くず同然となったことを皮切りにLTCMの歯車は狂い出し、結果としてLTCMは史上最高の損失額を計上して破綻した。連邦準備制度理事会議長のグリーンスパンの決断により金融機関に対して何千億ドルもの資金援助が行われたためにドミノ式倒産は免れたが、一歩間違えればヘッジファンドを始め多くの金融機関が追加で倒産に追い込まれていたと言われる。) では、現在何が進行しているのか。多くのヘッジファンドは、顧客に対して資金を引き上げるタイミングを四半期に一度だけに限定しており、しかも引き上げの際には一ヶ月前の通知を義務付けている。これにより各ヘッジファンドは、顧客からの多額の資金引き上げ要求に対して、一ヶ月の余裕を持って現金の調達を行うことができるという仕組みになっている。そして現在、ヘッジファンドは大勢の顧客から一斉に一ヶ月後の資金の引き上げ通知を受けていると言う。原因はいくつかあろうが、GMとフォードの格下げが大きな要因となっているのはほぼ間違いない。これにより各ヘッジファンドは6月までに現金準備率を引き上げることを余儀なくされており、そのためにある程度損切ってでもポジションを売らざるを得ず、この動きは商品・金融市場を問わず各マーケットで発生していると言われる。 今週に入ってからファンドの売りは落ち着いているものの、先週の需給報告後の大豆相場の動きなどは、このヘッジファンドのリクイデーションに関連していたとも考えれる。この動きは、金融市場・商品市場双方にとって暫くの間はプレッシャーになると考えられる。その後のインデックスファンドの動き次第ではまた商品市場が買い上げられる可能性もあるが。(K) |
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