米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年6月2日


 

本日の相場 

とうもろこし          --安値寄り付き、大きく安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
JUL 05 222 - 21 222 216 217 - 7 1/2 344817 -6793
SEP 05 231 - 30 231 225 225 3/4 - 7 1/2 102591 +6761
DEC 05 238 - 37 1/2 238 234 235 - 6 3/4 186697 +3068
MAR 06 245 3/4 - 45 1/2 246 242 1/4 243 - 6 1/2 23303 +272
MAY 06 250 1/2 250 1/2 247 247 3/4 - 6 1/2 4929 +61
JUL 06 255 255 251 1/2 252 1/2 - 6 10010 +74
            689052 +3688

 

大 豆                 --安値寄り付き、大きく安値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL 05 677 - 75 1/2 678 664 1/2 668 1/2 - 16 3/4 173195 +2831
AUG 05 677 679 666 1/2 670 - 16 3/4 18481 -143
SEP 05 680 - 79 1/2 680 667 670 1/4 - 18 1/4 6109 +123
NOV 05 680 - 79 681 1/2 668 672 1/2 - 17 1/4 86910 +5266
JAN 06 680 - 79 682 669 1/2 673 - 15 1/2 5564 +514
MAR06 674 - 73 677 664 667 1/2 - 15 1/2 5235 +212
            301578 +9336

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 21090 -470 JUL 2293 -57 JUL 323 1/2 -8 108.23 - 108.42
AUG 21110 -480 AUG 2298 -60 SEP 333 1/4 - 8 1/4  
SEP 21020 -490 SEP 2311 -56 DEC 343 1/2 - 7 1/4  
OCT 20950 -500 OCT 2321 -49 MAR 353 1/4 - 7 1/4  

 

 

本日の相場の動き

 



(コーン)

天候懸念が若干和らいだことが買い過剰感と重なり、大きく売られる展開となった。2-3セント下げて寄り付いた後も、ほぼ一方的に下げる展開。週末から週明けにかけ、また、来週の後半にベルト東部の乾燥が懸念されている地域に若干の雨が降る可能性が拡大していることが主に材料視された。日本において二回目となるBt10陽性結果が出たという報告があったこともプレッシャーとなった。7月限が心理的サポートとなっていた220セントを割り込んだこともテクニカルな売りを誘い、弱気ムードは最後まで変わらず、結局各限月期近を中心に大きく安値引けとなり、7月限は7.5セントダウンの217.00として引けている。



(大豆)  

ベルト東部にて雨が降る可能性が拡大したことが、昨日までの急上昇に対する行き過ぎ感と相まってファンドのリクイデーションに火を付け、急落。寄り付きから7-10セント下げての取引となったが、7月限で心理的サポートと見られていた680をいきなり割り込んだことがテクニカルな売りを誘い、セッションを通じて下げ続けた。CRBインデックスが下げたこともあり、流れは最後までほぼ変わらず、引け際に少し値を戻したものの、各限月大きく安値引け、7月限は16.75セントダウンの668.50として引けている。

 

ブラジルの鶏に蔓延した病気の正体は未だ判明していないが、鳥インフルエンザ・ニューカッスル病の可能性はほぼ消えたと言う。

 

本日ファンド筋はコーン市場では8,000枚の売り越し、大豆市場では6,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションはコーンで8,500枚の ロング、大豆では約54,200枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域  雨量は限られるものの、週末から週明けにかけてベルト東部にも雨

昨日は、ミネソタ中央部東側、ネブラスカ中央部、ミズーリ西部、イリノイ中央部東側・南東部、インディアナ南部、オハイオ南部周辺地域、南北ダコタ中央部などを中心にまばらな雨となったが、その範囲は合計でベルト全体の10%に限られた。今日から金曜にかけてはオハイオ川流域にまばらな雨、土曜にはベルト北西部にまばらな雨となる、その後、日曜から月曜にかけては雨の範囲が東へと移動する。この間、ミネソタ、サウスダコタ、アイオワ西部、ネブラスカ、カンサス北部などを中心に雨の範囲はベルト全体の90%を覆い、乾燥が懸念されるベルト東部にも小雨が訪れることとなるが、雨量は少なく、乾燥懸念を払拭するには至らない。来週の後半にはベルト東部周辺地域にまとまった雨が予報され、現在乾燥が懸念されている地域の多くで恵みの雨となるが、最も問題視されている地域の一つイリノイ州中央部は この雨の恵みを受けることができる可能性は低い。現時点で、コーン・大豆ベルトの20%以上の地域において土壌の乾燥が問題となっている。

 


NWS 米国各産地6-10日間予報 (6月8日〜6月12日) 】 

気温 降水量
イリノイ A N
アイオワ A A
ミネソタ A A
ネブラスカ N A
インディアナ A N
オハイオ A N
ミシガン A N

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

(単位 : 千トン)

明日の予想  先週の発表数字 
小麦 300-450 441.5
コーン 550-850 600.6
大豆 50-200 289.6
大豆粕 40-80 78.2
大豆油 2-6 4.1

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

本日未明、インディアナ西部において若干の雨が観測されたが、それにも増して予報にて東部ベルトにおいて雨の可能性が増したことが本日の下げの主な原因となった。今後も、受粉期が近づくにつれて益々天候に敏感な相場が展開されるであろう。コーン7月限は現在のレベルでボチボチ手当てしつつ、210セント近辺に纏まったオーダーを入れておきたい。

各地のクロップの状況は現時点では良好。東部ベルトにおいて来週中に恵みの雨さえ受ければ、例年より深く根を張った今年のクロップは豊作に一方近付くと言えるのではなかろうか。もちろん去年並みを期待するのは難しい。しかし、受粉期のトラブルさえなければ、十分豊作の範疇に入る可能性はある。

日本においてBt10の検査がスタートされるや否や、立て続けに陽性結果が出たことは米国においても関係者を困惑させている。今のところマーケットへのインパクトは限られているが、日本が他国産オリジンを買い付けたなどの具体的なニュースが流れた際にはマーケットに対する影響もある程度顕著なものとなろう。

 

 

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

本ホームページで公開するコンテンツ、その他の情報に関する著作権、その他知的財産権、ならびに各情報の集合体としての情報提供サービスの著作権その他財産権は、全てTomenAmerica Inc.に帰属します。著作権者の承諾なしに(私的利用以外に)コンテンツを複製、他のメディアや印刷物などに再利用(転用)することを禁止します。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)