米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年6月20日


 

本日の相場 

とうもろこし          --ギャップを付けて高値寄り付き、高値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
JUL 05 233 3/4- 33 1/4 236 1/4 231 3/4 235 1/2 + 6 1/2 154316 -8162
SEP 05 244 - 43 246 241 1/2 245 1/4 + 6 3/4 256582 -9377
DEC 05 255 - 53 1/4 256 3/4 252 1/4 255 3/4 + 6 3/4 239234 +12363
MAR 06 260 1/2 - 60 263 259 262 1/4 + 6 1/4 29109 +1066
MAY 06 262 1/2 - 61 1/2 265 261 1/2 264 1/2 + 5 3/4 5392 -101
JUL 06 265 - 64 1/2 267 263 1/2 266 3/4 + 4 3/4 10959 +469
            715412 +15751

 

大 豆                 --ギャップを付けて高値寄り付き、高値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL 05 746 - 45 748 732 739 + 15 100012 -3379
AUG 05 754 - 53 1/2 754 736 1/2 744 1/2 + 17 28872 +2644
SEP 05 751 - 48 755 740 750 + 18 1/2 9942 +5
NOV 05 763 - 61 864 748 757 1/2 + 16 166348 +12141
JAN 06 768 - 65 768 751 757 1/2 + 15 8675 +780
MAR06 751 - 50 1/2 751 738 744 + 15 1/2 8361 +707
            334220 +14238

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 23240 +340 JUL 2558 +50 JUL 339 +11 1/2 108.96 - 109.45
AUG 23350 +480 AUG 2568 +47 SEP 348 1/2 +11  
SEP 23450 +450 SEP 2577 +47 DEC 359 3/4 +11  
OCT 23540 +420 OCT 2580 +38 MAR 370 +11  

 

 

本日の相場の動き

 



(コーン)

週末の雨が予報通り限られたこと、先の予報にも大きな変化が見られず、7月初めにかけて少雨傾向が続きそうであることが注目され、ファンドの大量の買いが入って続伸。デイリーチャート上でギャップを付け、4-5セント上げての寄り付きとなった。その後、若干落ち着きを見せ、7月限で232-234セントの範囲内での取引が続いたが、引け際に再びファンドを中心に買い上げられ、結局7月限では6.50セント高の235.50として引けを迎えた。週間輸出検証高の数字が予想を上回ったこと、CRBインデックスの上昇なども買い意欲を煽った。



(大豆)  

引き続いての高温+ドライ傾向といった天候材料を背景に夜間取引から20セントを上回る高値推移。ボリュームも10,806枚と夜間取引でのレコードになったと思われる。 その流れを引継ぎ本日のコールも20-25セント高唱え。勢いにのった市場は7月限は21-22セント高の746-745、11月限もほぼ20セント高の763-761が寄り付きレベル。その直後に本日の高値をつけたが、その後は若干落ち着きを取り戻し7月限の取引レンジは740-742中心。狭い範囲でのアップダウンが正午過ぎまで続いた。終盤に入るとローカルなどの利益確定売りも目立ち始め一時は730台前半(7月限)まで値を削る場面もあったが下がった場面では積極的な買い注文に値を戻し高値を維持したまま本日の取引を終了している。 週明けても向こう10日間高温傾向に変化が見られない点、特にイリノイ中央部やベルト東部の乾燥懸念を抱えた地域への不安感が本日非常に強い形で相場に反映される事となった。 セッション序盤には週間輸出検証の発表があり8.5百万ブッシェル(前週:7.7)となった。本日はデイセッションにて7月限:748、11月限:764までの高値を見たものの、夜間取引でつけた高値(752、770) には届かずという結果に終わっている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では15,500枚の買い越し、大豆市場では6,500枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションはコーンで52,200枚の ロング、大豆では約81,100枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域  週末は予想通り雨は限定的。又向こう10日間のドライパターンに変化見られず。
                

週末の雨量は全体の10%以下、ベルト北西部を中心に0.75インチまでと限られたものにとどまった。今週は向こう5日間で全体の50%の範囲に1.0インチまでが予想されており、中心はダコタ州、ミネソタ、ウィスコンシン、アイオワ北部、イリノイ北部、インディアナ北部・東部、オハイオ南部・西部など。気温推移については先週末時点の予想ほどは上昇しない見込みにはなっているものの、それでもネブラスカ、アイオワ西部、サウスダコタ南部、カンザスなどでは向こう2−3日最高気温が90度後半にまで上昇する見込みとなっている。  今週のベルト北部或いは東部における雨量はトップソイルの改善に繋がるものの、向こう10日の予報は引き続き高温傾向のままということで、7月第一週に向けての降雨システムの到来は非常に重要な相場材料となってくる。

 


NWS 米国各産地6-10日間予報 (6月26〜6月30日) 】 

気温 降水量
イリノイ A B
アイオワ A N
ミネソタ A A
ネブラスカ A N
インディアナ A B
オハイオ A B
ミシガン A B


週明けたが引き続き高温傾向に変化見られず、明日の強材料となってくる。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  6月16日の週  6月9日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  991.3 776.8 750.0 34,593.0 37,567.3
ダイズ  232.2 210.7 190.3 27,563.1 22,386.5
小麦 382.4 326.1 464.5 813.6 1,306.5
コーン・大豆共に予想をやや上回ったため、強材料と捉えられた。



 

【引け後の発表】

2)USDA週間クロップ・プログレス(6/5の週) 

【単位 : %】 


《コーン・クロップコンディション》

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 1(1) 3(4) 18(22) 57(52) 21(21)
イリノイ 4(3) 11(8) 37(35) 42(47) 6(7)
ネブラスカ 0(0) 2(2) 20(23) 54(59) 24(16)
ミネソタ 2(2) 7(5) 31(33) 50(49) 10(11)
インディアナ 1(1) 6(7) 27(31) 57(54) 9(7)
サウスダコタ 1(1) 4(2) 20(16) 62(69) 13(12)
ウイスコンシン 1(1) 3(2) 15(19) 56(51) 25(27)
主要18州平均 2(1) 5(5) 25(27) 52(53) 16(14)
18州平均(昨年) 2(2) 6(5) 22(23) 51(53) 19(17)
良い・非常に良いの合計が1ポイント増加。予想範囲内。
 



 

《大豆生産主要州の作付け進捗状況》 

  6/19/05 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   100 99 100 98
イリノイ   99 99 97 96
ミネソタ 97 91 100 99
インディアナ 99 99 96 94
ネブラスカ 100 98 100 100
オハイオ 99 99 91 91
ミズーリ 96 93 89 86
主要18週平均 96 94 95 94

 


 

《大豆生産主要州の発芽進捗状況》 

  6/19/05 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   99 90 98 94
イリノイ   98 97 93 91
ミネソタ 91 74 95 95
インディアナ 97 94 93 89
ネブラスカ 98 92 96 96
オハイオ 98 94 83 83
ミズーリ 91 85 82 77
主要18週平均 92 85 89 88

 

 

《大豆生産主要州クロップコンディション》

括弧内は先週    【単位 : %】

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 1(1) 4(4) 24(26) 55(54) 16(15)
イリノイ 4(3) 10(7) 40(38) 42(47) 4(5)
ミネソタ 2(1) 7(4) 36(37) 48(50) 7(8)
インディアナ 1(1) 6(6) 27(30) 59(56) 7(7)
ネブラスカ 0(0) 2(2) 21(23) 55(60) 22(14)
オハイオ 2(2) 6(6) 26(28) 52(53) 14(11)
ミズーリ 3(3) 9(7) 36(41) 47(44) 5(6)
主要18州平均 2(1) 6(5) 29(30) 52(54) 11(10)
18州平均(昨年) 2(1) 6(5) 25(26) 53(55) 14(13)
良い・非常に良いの合計が1ポイントダウン。やや強材料とされる。
 

 

 

本日のトーメンの意見

 



(コーン)

天候パターンに変化が見られない限りトレンドの変化・大きな戻しは期待しにくい。イリノイ州やインディアナ州の農家と話す限り、現時点ではまだクロップがストレスを受けている兆候は見られないという。週間クロップコンディションレポートにおいても、ベルト西部州のコンディションが改善しているために18州平均の数値は今のところ取り立てて悪い数字ではない。しかし、ことイリノイ州に関し見てみると悪化が数字として顕著に表れだしており、6/19時点の数字としては1996年以来の低い数値となっている。受粉期にタイムリーな雨さえ降ればイリノイ州もトレンドに近い収量を達成できると考えるが、下記チャートから機械的に割り出す同州の予想イールドはトレンドを大きく下回るものとなる故、静観できる状況ではなくなってきているのかもしれない。(K)




(大豆)

変わらぬ天候パターンに夜間取引から恐れていた展開となった。引け後のコンディション報告においては大豆は予想外に僅かながらの悪化を見たこともあり強材料。特にドライでイリノイ、ウェットでミネソタと両主産地の悪化は気になるところ。農務省発表のtopsoil moistureの内容ではイリノイ・ケンタッキー・ミズーリにおいて特に水分が不足している点が確認されている。 これら材料から明日も寄り付きから高値が予想されるが、特に明日の値動きには注目したい。本日の暴騰もあり、そろそろセットバックへの意識も高まってきている。本日引け後の強材料に明日のマーケットがどのような反応を見せるか、に注目している投機筋は多いはず。しっかりと支えられれば更なる買い意欲をそそる事になるが、大きな売りの機会を与える可能性も否定できない。8ドル相場への意識は高まったが、この段階で到達できるかというと疑問。更なる材料のインプットがあるまでに一旦の大きな調整を見てもおかしくない。(A)

 


 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

本ホームページで公開するコンテンツ、その他の情報に関する著作権、その他知的財産権、ならびに各情報の集合体としての情報提供サービスの著作権その他財産権は、全てTomenAmerica Inc.に帰属します。著作権者の承諾なしに(私的利用以外に)コンテンツを複製、他のメディアや印刷物などに再利用(転用)することを禁止します。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)