米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年7月7日


 

本日の相場 

とうもろこし          --安値寄り付き、高値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
JUL 05 228 235 227 1/2 233 3/4 + 3 8339 -2956
SEP 05 235 - 24 244 1/2 234 241 3/4 + 2 309462 -3348
DEC 05 247 1/2 - 45 1/2 255 245 1/2 253 + 2 279593 -6487
MAR 06 253 - 52 1/2 261 1/2 252 1/2 260 + 2 37730 +684
MAY 06 260 265 259 263 + 1 3/4 6161 +279
JUL 06 260 1/2 266 1/2 259 1/2 265 1/2 + 2 13750 -52
            677923 -11559

 

大 豆                 --大きく安値寄り付き、安値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL 05 681 - 79 701 679 692 - 4 1/4 7594 -1939
AUG 05 678 - 73 705 673 694 1/2 - 3 3/4 39527 -1484
SEP 05 680 - 79 708 1/2 679 699 1/2 - 2 3/4 14568 -589
NOV 05 695 - 85 717 685 707 1/2 - 2 186283 -279
JAN 06 699 - 98 717 1/2 695 708 - 3 10987 +52
MAR06 692 - 91 708 688 701 1/2 - 1 1/2 10600 +32
            286627 -3952

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 21460 -160 JUL 2515 +15 JUL 334 3/4 + 2 3/4 111.69 - 112.08
AUG 21430 -210 AUG 2519 +10 SEP 344 + 2  
SEP 21480 -160 SEP 2534 +16 DEC 357 1/4 + 1 1/2  
OCT 21430 -210 OCT 2540 +12 MAR 369 + 3/4  

 

 

本日の相場の動き

 


(コーン)

昨日引け後の予報に引き続き、早朝の予報においてハリケーンDENNISの影響により中西部に纏まった降雨がもたらされる可能性が示唆されていたことや、ロンドンにおけるテロの発生がトレーダーをナーバスにさせたことなどにより、寄り付き時は約5セント下げて取引されたが、その後更新された予報にてDENNISによってもたらされる雨は中西部をカバーしない、もしくは雨量・範囲共に限られるとの内容が示唆されたことなどにより、弱気ムードは時を待たずに払拭された。その後はファンドにより勢い良く買い上げられる展開。序盤に付けた9月限244.50セントが本日の高値となったが、セッションを通じて確りと下値を支えられ、9月限は2.0セントアップの241.75として引けている。韓国による買い付け、USDAからの売り先不明の116,000トンの輸出成約の発表などもサポート要因となった。



(大豆)  

夜間取引における20セント以上の大きな下げはロンドンでの大規模テロが確認された後、その不安感から売り込まれる形となった。その流れを継ぎ寄り付きは11月限で685-695と大きく下げてのスタートとなるが、そこが本日の安値となりその後は徐々に値位置を回復する展開となる。特に昼前に各社より発表された最新の天気予報において期待されるハリケーンデニスが中西部東部へ齎す雨量は当初見込みよりも限られるのではないかという一致した見解を見せたこともあり、その後本日の高値圏での取引となる。セッション終盤には再び値位置をやや落としたものの、寄付きからの上げ基調は保ったまま本日の取引を終了している。
 


 

本日ファンド筋はコーン市場では10,000枚の買い越し、大豆市場では2,500枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションはコーンで 約48,970枚の ロング、大豆では約48,000枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域  
                

昨日はベルトの殆どの地域でドライ、ウィスコンシン中北部、イリノイ北東部、インディアナ北部、アイオワ中央部などの極一部の地域で0.25インチ以下の雨量を見たのみ。今後は土曜にかけてダコタ両州、ネブラスカ北東部、ウィスコンシン、ミネソタ、アイオワなどで雷雨の通過が見込まれる。ハリケーンデニスは来週月曜夜半に中西部南部 付近、ミズーリ南東部、イリノイ南部などへ雨を齎す可能性がある。現時点では来週火曜までに全体の20%に1.0インチ、ところによっては3インチまでの雨量が予想される。このハリケーンデニスの北上による雨については今朝の時点で期待感は高まっており、インディアナ、オハイオ、イリノイ南部、又その動きによってはイリノイの中央部にかけても雨の恩恵を受ける可能性があるとされている。同ハリケーンがルイジアナのより西部へ上陸する場合には来週前半から半ばにかけて、より多くの雨量が中西部へ齎せる可能性もあり注目されるところ。いずれにしてもこの流れを受けて、中西部の乾燥地域の状態は幾分和らぐとの見方で意見は統一しているようだ。  しかし、本日昼ごろの各社予報ではその雨への可能性がやや打ち消される内容となったこともあり、状況は不透明。上陸のポイントが(中西部東部へ雨を齎すには)東部過ぎるという見方も出ており、今後の動向が注目される。




NWS 米国各産地6-10日間予報 (7月13日〜7月17日) 】 

気温 降水量
イリノイ N N
アイオワ N N
ミネソタ A B
ネブラスカ A B
インディアナ N N
オハイオ N N
ミシガン A B

 

気温が一部で平年並みに変化しているが全体評価としてはほぼ中立材料となっている。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

(単位 : 千トン)

明日の予想  先週の発表数字 
小麦 375-525 587.5
コーン 500-750 1,339.2
大豆 75-150 344.5
大豆粕 40-100 188.6
大豆油 2-8 5.9

 

 

本日のトーメンの意見

 



(コーン)

引き続き、短期的には上値リスクを警戒したい。ハリケーンDENNISの動きとそれによる気圧配置の変化によっては恵みの雨があるかもしれないが、それだけを材料に楽観的になれるような状況ではない。

イリノイ州のState Water Surveyという公的機関が発表したところによると、今年の3月から6月までの4ヶ月間の同州の降水量は、観測が始まった1895年以来、1936年、1988年に次ぎ三番目に少ない数字であったという。米国では、大規模な自然災害が発生し、州や都市の対応能力を超えるような重大な損害が生じたと判断された場合、州知事から大統領へ緊急事態宣言(Disaster Declaration)要求が出される。大統領は州知事の要求を検討し、連邦政府の支援が必要と判断した場合には大統領の緊急事態宣言が発せられ、他の州、都市の協力を含めた連邦政府の防災資源(人材・物資・資金)が投入されることになる。イリノイ州政府は現在この緊急事態宣言要求を出すに当っての準備を進めていると言われるが、このことからも今年の同州の旱魃の程度の深刻さが伺える。(K)




(大豆)

目先はデニスの動向次第といったムードとなっているが、高値警戒感は引き続き強く持ち続ける必要がある。デニスが大雨を齎したところで短期的な相場要因とはなっても天候相場の終わりを告げるものではあり得ず、例えばその事で先週の安値を更に更新できるかとなると疑問。寧ろ、その後に高気圧が再び戻ってきた場合の(上への)値動きの方がより激しいリアクションになると考える。その意味では、デニスで下げる場面は買い下がり。今後の様々な不確定要因の事を考慮しても、この場面での11月限6ドル台は確実に拾っておくのが無難である。(A)


 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)