米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2005年7月11日
| 本日の相場 |
とうもろこし --安値寄り付き、やや高値引け―
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | ||
| JUL 05 | 226 - 25 1/2 | 228 | 222 1/2 | 226 3/4 | + 1/2 | 4246 | -2354 |
| SEP 05 | 234 1/2 - 32 1/2 | 237 1/2 | 231 1/2 | 235 1/4 | + 1/2 | 307171 | -1910 |
| DEC 05 | 246 - 44 1/2 | 249 | 242 1/2 | 246 3/4 | + 1/2 | 288613 | +3095 |
| MAR 06 | 251 3/4 - 51 1/2 | 255 1/4 | 250 | 253 3/4 | + 3/4 | 39372 | +317 |
| MAY 06 | 255 - 54 1/2 | 258 3/4 | 253 3/4 | 257 1/4 | + 1 1/4 | 6824 | +432 |
| JUL 06 | 256 1/2 - 56 | 261 1/4 | 256 | 260 | + 1 | 14306 | +217 |
| 684485 | +370 |
大 豆 --やや高値寄り付き、高値引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JUL 05 | 680 | 692 | 665 | 688 | + 12 1/2 | 3938 | -1772 |
| AUG 05 | 681 - 79 | 696 | 668 1/2 | 690 | + 12 | 36696 | -1809 |
| SEP 05 | 684 1/2 - 84 | 699 1/2 | 672 1/2 | 694 1/2 | + 13 1/4 | 14377 | +69 |
| NOV 05 | 693 - 90 | 707 | 679 | 701 1/2 | + 13 1/2 | 182476 | -3444 |
| JAN 06 | 690 - 89 | 708 | 681 | 703 1/4 | + 14 1/4 | 11302 | +271 |
| MAR06 | 681 - 80 | 698 | 676 | 695 1/2 | + 15 1/2 | 10575 | +33 |
| 276331 | -6748 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| JUL | 21460 | +330 | JUL | 2477 | +22 | JUL | 327 | - 1 1/2 | 111.73 - 111.98 |
| AUG | 21490 | +390 | AUG | 2484 | +21 | SEP | 335 1/4 | - 2 | |
| SEP | 21500 | +370 | SEP | 2496 | +20 | DEC | 349 | - 2 1/4 | |
| OCT | 21510 | +410 | OCT | 2507 | +29 | MAR | 361 1/4 | - 1 1/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
| ハリケーンDENNISの影響により、向こう五日間の間にイリノイ・インディアナなどを中心に東部ベルトにてまとまった雨が予報されていることは、イールド低下にストップをかけるとの期待となり、本日の相場にはプレッシャーとなり、寄り付きは1-2セント下げて取引された。しかし10日間の移動平均線がサポートとなり、下げ幅は限られた。その後、前半は徐々に上昇する展開。先週金曜の下げに対する行き過ぎ感、東部ベルトでの雨は短期間で終わり、6-10日後、11-15日後の予報が引き続きドライであること、明日の需給報告に関して若干強気な見方があることなどがサポート要因となった。また、大豆3品の上昇が波及したこともあり、結局寄り付き時の下げ幅を上回る上昇となった。後半には勢いをなくし揉み合い相場となったが、各限月若干高値での引けとなっている。9月限は1/2セントアップの235.25。 |
(大豆)
| デニスが齎す降雨期待に夜間取引から大きく下げるなど不安定な値動きとなった。本日寄り付き前もこのデニス効果から4-6セントの安値唱えとなったが、蓋を開けてみると11月限の寄り付きは690-693と金曜の引け値688比較やや高値へ。開始後20分あたりで一旦は679までの安値をつけるなど激しく売り買いが交錯したもののそこが本日の安値。その後はセッション終了まで右肩上がりの基調となる。11月限は正午あたりには7ドルを回復しその勢いで本日の高値707までつける。その後終盤は一度も7ドル台を割ることなくほぼ700-705といったレンジで小刻みな値動きを繰り返しそのまま高値圏で取引を終了している。デルタから中西部南部・東部地域への雨はデニスから齎される点が確認され一旦は売り材料として機能するもその後は、イリノイ北部への雨量が依然として限られる事、向こう10日間でベルト西部などは引き続きホット&ドライ傾向が続くことなどへの警戒感がより材料視されることとなり、投機筋の買い物を煽る結果となっている。セッション序盤発表の週間輸出検証高では6.1百万ブッシェルと予想の範囲を若干上回る内容。 今回のデニスによりカビ菌が中西部方面への運ばれるとの見解を農務省が示した事はやはりサポート材料となっている。 |
| 本日ファンド筋はコーン市場では4,000枚の買い越し、大豆市場では4,500枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションはコーンで 約39,900枚の ロング、大豆では約43,000枚のロングとなった模様。(推定) |
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部・デルタ地域
| 週末はベルト全体の15%の範囲で所によっては2インチまでの雨量を見た。中心はダコタ両州、ネブラスカ中南部、カンザス中北部、ミネソタ南西部、アイオワ、ウィスコンシン、ミシガン、オハイオなどとなっている。北西部地域では本日まで同様な降雨を見るが今週の焦点は上陸したデニスが齎す雨となる。今朝時点では今週金曜までに全体の35%の範囲で3.5インチまで、所によっては6インチまでとされておりその中心はミズーリ中央部・東部、イリノイ中央部・南部、インディアナ、オハイオと、これまでドライ傾向できた地域が覆われることとなる。その後来週前半にもこれら地域での雨が予想されておりこれらがすべて満遍なく訪れれば向こう10日間における乾燥地域はミズーリ北部、アイオワ南部、ネブラスカ東部といった地域に限定されることとなりそう。特にこれらの地域においては6-10日の予報により最高気温は90度半ばから100度に達するとされている。 |
【NWS 米国各産地6-10日間予報 (7月16日〜7月20日) 】
| 気温 | 降水量 | |
| イリノイ | A | B |
| アイオワ | A | B |
| ミネソタ | A | N |
| ネブラスカ | A | B |
| インディアナ | A | N |
| オハイオ | A | N |
| ミシガン | A | B |
|
ホット&ドライ傾向が明らかな内容となっており、サポート材料となる。 |
| 本日の発表等 |
【セッション中の発表】
| 1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) |
| 7月7日の週 | 6月30日の週 | 昨年同週 | 今年度累積 | 昨年度累積 | |
| コーン | 550.4 | 752.7 | 1,011.1 | 36,938.0 | 40,075.7 |
| ダイズ | 165.0 | 145.3 | 51.9 | 28,064.4 | 22,644.0 |
| 小麦 | 338.9 | 341.4 | 553.7 | 1,987.9 | 2,859.1 |
【引け後の発表】
| 2)USDA週間クロップ・プログレス(7/10の週) |
【単位 : %】
《コーン主要産地のシルキング進捗状況》
| 7/10/05 | 先週 | 昨年同期 | 5年平均 | |
| アイオワ | 7 | 0 | 8 | 11 |
| イリノイ | 54 | 20 | 68 | 38 |
| ネブラスカ | 26 | 2 | 16 | 14 |
| ミネソタ | 1 | 0 | 1 | 4 |
| インディアナ | 31 | 8 | 57 | 27 |
| オハイオ | 3 | 0 | 25 | 10 |
| ウィスコンシン | 3 | 0 | 3 | 1 |
| サウスダコタ | 0 | 0 | 0 | 1 |
| ミズーリ | 71 | 48 | 79 | 64 |
| ミシガン | 0 | 0 | 2 | 1 |
| 主要18州平均 | 25 | 11 | 30 | 22 |
《コーン主要産地のドウステージ進捗状況》
| 7/10/05 | 先週 | 昨年同期 | 5年平均 | |
| アイオワ | 0 | NA | 0 | 0 |
| イリノイ | 3 | NA | 9 | 4 |
| ネブラスカ | 0 | NA | 0 | 0 |
| ミネソタ | 0 | NA | 0 | 0 |
| インディアナ | 1 | NA | 3 | 1 |
| オハイオ | 0 | NA | 0 | 0 |
| ウィスコンシン | 0 | NA | 0 | 0 |
| サウスダコタ | 0 | NA | 0 | 0 |
| ミズーリ | 9 | NA | 18 | 9 |
| ミシガン | 0 | NA | 0 | 0 |
| 主要18州平均 | 3 | NA | 5 | 3 |
《コーン・クロップコンディション》
| 主要生産州 | 非常に悪い | 悪い | 普通 | 良い | 非常に良い |
| アイオワ | 1(1) | 4(3) | 19(18) | 52(54) | 24(24) |
| イリノイ | 22(13) | 30(24) | 32(38) | 15(23) | 1(2) |
| ネブラスカ | 1(0) | 2(3) | 16(13) | 52(55) | 29(29) |
| ミネソタ | 2(2) | 4(5) | 20(19) | 53(56) | 21(18) |
| インディアナ | 7(3) | 20(12) | 39(38) | 30(41) | 4(6) |
| サウスダコタ | 0(1) | 2(2) | 12(13) | 58(58) | 28(26) |
| ウイスコンシン | 3(3) | 7(6) | 21(17) | 45(47) | 24(27) |
| 主要18州平均 | 6(4) | 11(9) | 25(25) | 42(45) | 16(17) |
| 18州平均(昨年) | 2(2) | 5(5) | 19(20) | 51(52) | 23(21) |
| 良い・非常に良いの合計が4%悪化したことは市場予想を上回り、明日のマーケットにはサポート材料となる。 |
《大豆生産主要州の開花進捗状況》
| 7/10/05 | 先週 | 昨年同期 | 5年平均 | |
| アイオワ | 48 | 21 | 43 | 42 |
| イリノイ | 55 | 29 | 56 | 35 |
| ミネソタ | 36 | 1 | 21 | 25 |
| インディアナ | 46 | 25 | 41 | 29 |
| ネブラスカ | 52 | 26 | 41 | 25 |
| オハイオ | 47 | 24 | 33 | 29 |
| ミズーリ | 33 | 20 | 30 | 23 |
| 主要18週平均 | 42 | 21 | 36 | 30 |
《大豆生産主要州の着鞘進捗状況》
| 7/10/05 | 先週 | 昨年同期 | 5年平均 | |
| アイオワ | 5 | NA | 3 | 4 |
| イリノイ | 4 | NA | 11 | 5 |
| ミネソタ | 0 | NA | 0 | 1 |
| インディアナ | 2 | NA | 7 | 4 |
| ネブラスカ | 7 | NA | 0 | 0 |
| オハイオ | 0 | NA | 0 | 2 |
| ミズーリ | 5 | NA | 0 | 0 |
| 主要18週平均 | 6 | NA | 6 | 4 |
《大豆生産主要州クロップコンディション》
括弧内は先週 【単位 : %】
| 主要生産州 | 非常に悪い | 悪い | 普通 | 良い | 非常に良い |
| アイオワ | 1(1) | 4(3) | 20(19) | 56(55) | 19(22) |
| イリノイ | 16(9) | 25(18) | 43(48) | 15(23) | 1(2) |
| ミネソタ | 2(2) | 6(6) | 25(27) | 51(50) | 16(15) |
| インディアナ | 7(3) | 17(12) | 39(37) | 34(42) | 3(6) |
| ネブラスカ | 1(1) | 5(3) | 29(18) | 48(55) | 17(23) |
| オハイオ | 0(2) | 5(8) | 27(32) | 61(47) | 7(11) |
| ミズーリ | 2(2) | 6(6) | 25(27) | 51(50) | 16(15) |
| 主要18州平均 | 5(3) | 11(9) | 30(30) | 43(46) | 11(12) |
| 18州平均(昨年) | 2(2) | 6(6) | 24(25) | 53(53) | 15(14) |
| 良い・非常に良いの合計が4%悪化したことは市場予想を上回り、サポート要因。 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
|
ハリケーンDENNISによりイリノイ州を含めた東部ベルトに雨はもたらされることはイールドの悪化にある程度の歯止めをかけることとなるが、東部ベルトの北部をカバーするには至らないことや、先週意向の予報が以前としてドライであることから、市場は未だ様子見のムード。実際、DENNISによる雨により一体どの程度作柄が改善するのかは、様々な見方がされる部分なので、現時点では一方的な意見を持つことはできない。(K) |
(大豆)
|
“デニス効果”は思いの外弱く、寄り付き後に売り物が続かないと見るや即座に買い物が集中、一気に11月限は7ドル台へ回復した。向こう10日間のホット*ドライ予報の方が現在の市場にはより重要なファクターと判断された。本日引け後のコンディション報告の内容は2002年以来の悪い内容でありその年度の平均イールドは38。一時的に今週はデニス効果による雨に恵まれるとしてもその後の天候パターンが再びホット*ドライという内容になっていることから、現在のコンディション悪化の傾向が更に続くとすれば、イールドが38を下回る・・引いては新穀期末在庫バランスがよりタイト化する恐れに繋がる事となる。仮に農務省6月の需給報告内容(イールド39.9、期末在庫255)から試算しても需要サイドをそのままにおけば1.9ブッシェルの減少は期末在庫を一気に1億ブッシェルそこそこまで押し下げる。実際には旧穀期末在庫は更に減少することになり、6月末の作付け意向面積内容も反映されることになるので、理論上は更なるタイトな数値が弾かれる事となる。これら背景を背負った新年度の大豆にとって、この7−8月の天候の持つ意味は極めて重要なファクターとなってくる事から、現在見られるようなホット*ドライ傾向に対してはより敏感に反応せざるを得ない。 日々の値動きとしては引き続き不安定なアップダウンが見られることになろうが、先週つけた11月限の安値660ラインは強いサポートラインとして今後の上げ基調が形成されていくと見ている。意見変わらず、現値位置も含め目先下げる場面(6ドル台)については買い場と位置づけ確実に確保する事を勧めたい。(A)
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