米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年7月13日


 

本日の相場 

とうもろこし          --やや高値寄り付き、大きく高値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
JUL 05 227 1/2 238 1/2 227 1/2 237 1/4 + 10 1/4 2512 -981
SEP 05 237 - 35 1/2 247 235 1/2 244 3/4 + 9 1/4 304352 +2218
DEC 05 248 1/2 - 47 1/4 258 1/4 247 1/4 256 1/4 + 9 1/4 292445 +2377
MAR 06 254 3/4 - 54 1/4 264 1/2 254 1/4 262 3/4 + 8 1/2 40974 +831
MAY 06 260 1/2 267 260 1/2 265 1/2 + 7 1/2 6882 -96
JUL 06 263 3/4 - 63 1/2 269 263 1/2 268 1/2 + 7 1/2 14891 +30
            686425 +52

 

大 豆                 --やや高値寄り付き、大きく高値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL 05 702 - 01 717 701 711 1/2 + 13 1445 -959
AUG 05 705 - 03 720 703 714 + 12 3/4 34943 -819
SEP 05 708 - 07 1/2 723 1/2 707 1/2 716 3/4 + 11 3/4 14985 +115
NOV 05 718 - 13 731 1/2 713 725 + 12 1/2 185445 +1348
JAN 06 718 731 1/2 717 1/2 725 1/2 + 13 11132 +26
MAR06 710 - 09 722 1/2 709 717 1/2 + 12 10538 +22
            276320 +174

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 22200 +280 JUL 2535 +34 JUL 332 + 8 1/4 110.40 - 112.15
AUG 22120 +230 AUG 2543 +39 SEP 339 3/4 + 7 1/4  
SEP 22170 +240 SEP 2552 +41 DEC 353 1/2 + 8  
OCT 22190 +250 OCT 2555 +39 MAR 365 3/4 + 7 1/4  

 

 

本日の相場の動き

 


(コーン)

予報にて西部ベルトにおけるHOT&DRY傾向が示唆され出していることを材料に、ファンドを中心とした買い上げにより大きく強含んだ。現在ベルト東部に降っている雨をベアリッシュと捉える向きもあり、寄り付きは前日引けとほぼ変わらないレベルで取引された。しかし、その後は雨量が予想を下回っているという点に焦点が移動したこと、西部ベルトでのドライ懸念の高まりを背景に一方的に買い上げられる展開。10日間の移動平均を上抜けたこと、最近の高値を上抜けたことがテクニカルな買いを集め、更なる上昇を演出し、結局は期近を中心に大きく高値引け。9月限は9.25セントアップの244.75。尚、日本で続発敵にBT10の陽性結果が報告されているというニュースは本日のマーケットでも話題に上り、トレーダーを幾分弱気にさせている。



(大豆)  

現在東部ベルトを中心に降っている雨について、雨量が予想を下回るとの見方が多いこと、西部ベルトのHOT&DRY傾向を指摘する声が高まっていることを背景に買われ、高騰。やや上げて寄り付いた後も一直線に買い上げられる展開となった。ハリケーンDENNISによって南部州のサビ菌が中西部にまで運ばれた可能性があるという懸念もサポート要因となり、昨日の高値703セントを上抜けたことも買いを加速した。勢いは最後まで衰えず、11月限は12.50セントアップの725.00として引けを迎えた。


 

本日ファンド筋はコーン市場では12,000枚の買い越し、大豆市場では4,500枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションはコーンで 約49,900枚の ロング、大豆では約48,500枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域  
                

昨日はベルトの15%の地域で雨となったが、その主な地域は、ウィスコンシン、ミシガンの南部・中央部西寄り、オハイオ南西部・北部、インディアナ北部周辺地域、イリノイ中央部・南部周辺地域、ミズーリ南部・中央部東寄りなどの各地域であった。週末にかけてもベルト東部にて雨の予報が出ており、ミシガン南部、オハイオ、インディアナ、イリノイ南東部・中央部東寄りの地域などでは纏まった降雨を得ることとなる。イリノイ州では主に中央部や南半分の地域で纏まった降雨を見ているが、北西部1/3の地域ではでは引き続き乾燥によるイールドの低下が続く。アイオワ中央部東寄りの地域でもイールドの低下が懸念される。その他の地域では概ね状況は安定に向かっているが、ミズーリ北部、アイオワ南部、ネブラスカ東部などではクロップがストレスを受ける可能性がある。現在土壌乾燥によるイールドロスが懸念される地域はベルト全体の10-15%程度だが、ベルト西部にて気温の上昇が示唆されていることにより、来週にはその範囲が20%程度にまで拡大する可能性がある。




NWS 米国各産地6-10日間予報 (7月19日〜7月23日) 】 

気温 降水量
イリノイ A A
アイオワ A A
ミネソタ A N
ネブラスカ A N
インディアナ A A
オハイオ A N
ミシガン A N

 

気温が軒並み平年以上と予報されている一方で雨の可能性も増しており、ニュートラル。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

(単位 : 千トン)
 

明日の予想  先週の発表数字 
小麦 500-600 629.8
コーン 550-900 970.1
大豆 60-200 170.6
大豆粕 45-100 54.7
大豆油 0-22 2.2

 





【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

  今週  前週     
肥育用ブロイラー卵導入数      100 100
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   100 101

 

本日のトーメンの意見

 



(コーン・大豆)

コーン・大豆共に短期的には上値リスクを警戒したい。コーンの長期的見方は変わらず、ベアリッシュ。

西部ベルトにおけるHOT&DRY懸念と、東部ベルトの降水量が期待以下だったいう二つの天候材料により買い上げられる展開となっているが、見方を変えれば、西部ベルトは過去3ヵ月間の十分な雨により土壌水分が潤沢なので今後の天候が多少ドライでもコーンの受粉・大豆の着鞘共に以外に上手くいくのではとも考えられるし、東部ベルトの状況についてもこのタイミングでの雨は特にコーンにとっては非常にタイムリーであるのは事実であり、つい最近まで想定されていた最悪の事態は回避できたと考えることもできる。イリノイ州の農家からは、昨年比20-40%の収量低下(コーン)を予想する声が聞こえており、彼らの事態が深刻であるのは間違い無いようだが、ベルト全体の平均収量については、極端に悪化するような事態にはならないのではないか、という気がしている。期末在庫が元々潤沢なコーン相場については、引き続き長期的にはベアリッシュな見通しを持っている。大豆は元々の需給が逼迫しているため、長期的にも弱気になりにくい。加えて、サビ菌の問題がある。中西部への拡大懸念が払拭されていないどころか、ハリケーンDENNISにより現在南部州に存在する(下記マップ参照)胞子が北へと運ばれた可能性がPUEDUE大学の植物病理学者を始め各専門家によって指摘されており、余談を許さない。中西部で一件でも胞子の飛散が確認されれば、11月限のダブルトップ(775セント)を上抜ける可能性も十分想定される。(K)

【米国におけるサビ菌確認状況 (緑:調査したが確認されなかった地域 赤:確認された地域 情報元:USDA)】

 

 


 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)