米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年7月14日


 

本日の相場 

とうもろこし          --高値寄り付き、高値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
JUL 05 243 - 42 246 242 245 1/4 + 8 1775 -737
SEP 05 250 - 49 254 1/2 247 3/4 250 1/2 + 5 3/4 301282 -3070
DEC 05 261 - 60 1/2 265 258 261 3/4 + 5 1/2 298199 +5754
MAR 06 267 - 66 3/4 270 264 267 1/4 + 4 1/2 42906 +1932
MAY 06 269 1/2 - 69 271 265 1/2 270 + 4 1/2 7412 +530
JUL 06 271 1/2 - 71 273 266 272 + 3 1/2 15271 +380
            691626 +5201

 

大 豆                 --大きく高値寄り付き、高値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL 05 735 738 723 723 + 11 1/2 735 -710
AUG 05 738 - 31 740 708 720 + 6 35015 +72
SEP 05 735 - 34 742 710 722 1/4 + 5 1/2 14873 -112
NOV 05 751 - 44 751 718 731 + 6 188061 +2616
JAN 06 750 - 49 751 721 731 1/2 + 6 10969 -163
MAR06 740 - 38 741 715 725 + 7 1/2 10676 +138
            278553 +2233

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 23000 +800 JUL 2570 +35 JUL 338 + 6 111.77 - 112.27
AUG 22330 +210 AUG 2550 +7 SEP 344 1/2 +4 3/4  
SEP 22370 +200 SEP 2559 +7 DEC 359 1/2 +6  
OCT 22370 +180 OCT 2565 +10 MAR 370 3/4 +5  

 

 

本日の相場の動き

 


(コーン)

中西部の大部分にてHOT&DRY気味の予報が出ていることが引き続き強材料視され、続伸。週間輸出成約高は市場予想を下回り、材料としては弱気な内容となったが、現在東部ベルトを中心に降っている雨の量が限られること、特に西部ベルトにて来週以降HOT&DRYの可能性が増していることを材料に買われ、デイリーチャート上でギャップを付け、寄り付きから約5セント上げてトレードされた。序盤は勢いに押され、9月限では一気に9.75セントアップとなる254.50セントを付けたが、ここが本日の最高値となった。その後はやや落ち着きを取り戻し、徐々に弱含む展開。昼の予報にてGFSモデルがハリケーンRMILYの影響による西部ベルトでの雨の可能性を示唆したこともあり、弱含みながらの引けを迎えた。9月限は5.75セントアップの250.50として引けている。



(大豆)  

週間輸出成約高の発表内容は予想範囲内にてニュートラル。NOPAによる月間搾油報告は、搾油量が125.2(百万BU)と予想(130.5)を下回ったため、材料としてはベアリッシュに捉えられた。しかし、来週以降ベルトの大部分、特に西側を中心にHOT&DRYの傾向が強まっていることに焦点が当てられ、朝から大きく買われた。アラバマ州の一般の畑にて新たなサビ菌発見の報告があったことも若干のサポート要因となり、デイリーチャート上で大きなギャップを付け、20セント以上上げて寄り付いたが、その後セッション前半は打って変わって徐々に弱含む展開となった。更に、後半に入るとGFSモデルの予報にてハリケーンEMILYが西部ベルトにまで雨を運んでくるという可能性が示唆されたこともあり、急激に下げた。朝付けたギャップを一気に埋め、一時は11月限で前日比7セント安となる718セントまで下げたが、引け際に持ち直し、結局は6.0セント高の731.00として引けを迎えた。


 

本日ファンド筋はコーン市場では12,000枚の買い越し、大豆市場では1,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションはコーンで 約61,900枚の ロング、大豆では約47,500枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域  
                

昨日の雨の範囲はベルトの15%程度に留まった。主に雨を得た地域は、ウィスコンシン中央部北寄り、ミシガン中央部、オハイオ全域、インディアナ北部、ミズーリ中央部東寄り、イリノイ中央部・南西部など。雨量は0.1-0.5インチと限られた。この雨雲は月曜にかけて東へと移動し、オハイオ、ミシガン南東部、インディアナ南部・東部、イリノイ南東部などに雨をもたらす。金曜日にはベルト北西部、ミネソタやノースダコタでも若干の雨が予報されている。日曜の夜から月曜にかけてはアイオワ北西部、ミネソタ西部、ネブラスカ中央部・北東部などを中心に雨の予報がでている。

今週の雨が予想を下回ったことにより、イリノイ北部やイリノイ中央部西寄りの地域、アイオワ中央部東寄り、ウィスコンシン中央部南寄り、オハイオ中央部、インディアナ北部など、ベルトの15-20%の地域でクロップがストレスを受ける状況に陥っている。ベルト西部で雨予報が少ないことは、来週終盤時点でベルトの1/4の地域にてクロップがストレスを受けている可能性を示唆する。また、ベルト西部では来週にも気温が上昇するという予報が出ており、90度台半ばから100度台前半にまで上がる可能性が指摘される




NWS 米国各産地6-10日間予報 (7月20日〜7月24日) 】 

気温 降水量
イリノイ A N
アイオワ A N
ミネソタ A A
ネブラスカ A B
インディアナ A N
オハイオ A N
ミシガン A N


引き続き気温の上昇が示唆されていることにより、ブリッシュ。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

1) NOPA 月間搾油報告

 

  6月 5月 6月(昨年)
搾油量(千ブッシェル) 125,257 136,693 102,421
大豆粕生産量(ショートトン) 2,985,353 3,245,520 2,442,682
大豆粕イールド(ポンド/bu) 47.67 47.49 47.70
大豆粕輸出量(ショートトン) 393,451 330,692 73,833
大豆油生産量(千ポンド) 1,429,499 1,559,420 1,165,820
大豆油イールド(ポンド/bu) 11.41 11.41 11.38
大豆油在庫(千ポンド) 1,563,877 1,571,296 1,145,138

 搾油量が予想を下回ったことにより、大豆にはベアリッシュな内容となった。

 

4)  USDA発表 週間輸出成約高(7月7日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 323.0 92.9 44,429.4 48,003.3 5,724.8 662.5
大豆 119.6 55.5 30,105.1 24,236.3 1,296.9 1,288.4
小麦 308.5 0.0 6,121.9 8,318.9 4,125.5 0.0
大豆粕 79.5 0.0 5,563.3 3,703.1 598.8 126.4
大豆油 0.0 21.8 406.1 208.4 30.2 26.9

コーンにはやや弱気、大豆には中立か若干強気な内容となった。
 

5)  USDA発表 週間輸出船積高(7月7日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 575.6 773.9 38,704.6 41,212.1 46,360
大豆 156.1 167.5 28,808.2 23,566.2 30,210
小麦 302.1 456.3 1,996.4 2,524.1 25,860
大豆粕 97.1 137.1 4,964.5 3,521.4 6,530
大豆油 1.8 8.2 375.9 180.0 640

 

 

本日のトーメンの意見

 



(コーン・大豆)

コーン : 東部ベルトの雨量は期待程ではなかったものの今週の雨によって救われた地域、また、今週の雨が一足遅く、トレンドイールドを大きく下回りそうな地域など、(特に緯度によって)今年の場合は同じイリノイ州内だけでも千差万別となりそうな気配がある。当社がリバーエレベーターを所有するPEKIN市近郊のある農家は、コーンのイールドに関して、去年は190のイールドだったが、今年は100そこそこしか獲れそうにないと愚痴をこぼしている。下図USDAによる旱魃情報が示すように、今週火曜の時点ではイリノイ州北半分の状況はあまり改善されていない。今後、7月後半から8月前半にかけて各地からクロップレポートが入り出すのに伴い、上値リスクを警戒する必要が益々高くなってこよう。チャート上でも、最近の高値を大きく上に抜け、新たなステージに突入したという感もある。

大豆 : 大豆にとって重要な時期はまだまだ長く続く。それは東部ベルトの作柄が今後の天候次第で大きく改善する可能性、西部ベルトの作柄が大きく悪化する可能性も秘めていることを意味する。浮き沈みの激しい相場が予想される。ハリケーンによるサビ菌飛散の程度がはっきりしていないこと、コーン相場が非常に強いこともあり、短期的には上値を警戒。11月限775セントを試す日も近いか。(K)

      

 

 


 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)