米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2005年7月15日
| 本日の相場 |
とうもろこし --高値寄り付き、高値引け―
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | ||
| SEP 05 | 254 1/2 - 55 1/2 | 258 1/2 | 250 1/2 | 257 3/4 | +7 1/4 | 299307 | -1975 |
| DEC 05 | 264 1/2 - 65 1/2 | 269 | 260 1/2 | 268 | +6 1/4 | 310176 | +11977 |
| MAR 06 | 269 1/4 - 70 | 272 1/2 | 265 1/2 | 272 | +4 3/4 | 44907 | +2001 |
| MAY 06 | 271 1/2 - 71 | 273 1/4 | 266 | 272 1/2 | +2 1/2 | 7756 | +344 |
| JUL 06 | 271 1/2 - 70 1/2 | 275 | 267 | 274 3/4 | +2 3/4 | 16002 | +731 |
| SEP 06 | 263 - 63 1/2 | 265 | 262 | 264 1/2 | +2 3/4 | 3625 | +236 |
| 704519 | +12893 |
大 豆 --高値寄り付き、まちまちの引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| AUG 05 | 725 - 24 | 730 | 719 | 721 | +1 | 35579 | +564 |
| SEP 05 | 727 - 26 1/2 | 733 | 722 1/2 | 724 1/2 | +2 1/4 | 15223 | +350 |
| NOV 05 | 733 - 35 | 741 | 729 | 731 1/2 | +1/2 | 191573 | +3512 |
| JAN 06 | 734 - 35 | 742 1/2 | 731 | 731 1/2 | UNCH | 11123 | +154 |
| MAR 06 | 727 -28 | 733 | 722 | 722 1/2 | -2 1/2 | 10710 | +34 |
| MAY 06 | 711 - 12 | 715 | 706 | 707 | -1/2 | 12115 | +176 |
| 283166 | +4613 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| AUG | 22670 | +340 | AUG | 2548 | -0'02 | SEP | 348 1/2 | +4 | 111.96 - 112.33 |
| SEP | 22650 | +280 | SEP | 2562 | +0'03 | DEC | 362 1/4 | +2 3/4 | |
| OCT | 22650 | +280 | OCT | 2565 | UNCH | MAR | 375 1/4 | +4 1/2 | |
| DEC | 22820 | +270 | DEC | 2580 | -0'05 | MAY | 379 | +2 3/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
| 来週の予報がHOT&DRYの傾向を強めたことが買い材料とされ、主にファンドによる買いによって大きく上げる一日となった。寄り付きから前日比1-2セント上げて取引されたが、その後も徐々に上昇を続けた。特に期近9月限・12月限は大きく上げ、限月間のスプレッドは縮小することとなった。月曜のクロップコンディションに関して、GOOD-EXCELLENTの合計が2-4%悪化するという市場予想や、米国がカナダからのライブキャトルの輸入を再開するという報告があったこともサポート要因となり、流れは変わらず、ほぼ一日のレンジの最高値圏にて引けを迎えた。9月限は7.25セントアップの257.75として引けている。 |
(大豆)
| 来週の予報がHOT&DRYの傾向、特に気温が引き続き上昇傾向となっていることが強材料視され、2-4セント高の寄り付きを迎えた後も、前半は強気な展開が続いた。コーン相場の上昇、サビ菌の拡散の可能性に対する不安感、月曜のクロップコンディションに対する強気な予想なども手伝い、11月限月は午前中に前日比10セントアップとなる741.00セントを付けるに至ったが、このレベルでは買い過剰感が広がり後半に入ると買いが続かず勢いを失った。結局741セントを一日の最高値とし、引けにかけては徐々に弱含む展開となった。引けはマチマチとなり、11月限は0.5セントアップの731.50として引けている。 |
| 本日ファンド筋はコーン市場では17,000枚の買い越し、大豆市場では2,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションはコーンで 約72,800枚の ロング、大豆では約48,400枚のロングとなった模様。(推定) |
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部・デルタ地域
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昨日はノースダコタ中央部、インディアナ北部、イリノイ中央部、オハイオ中央部南側、ミシガン南部などで雨が観測されたが、範囲は合計でベルト全体の10%程度、雨量も0.1-0.65と限定的であった。今夜から明日土曜にかけては、アイオワ中央部やミネソタ東部、イリノイ中央部、インディアナ、オハイオ、ミシガン南部などの地域で雨の予報が出ている。また、日曜夜にベルト西部で前線の動きが活発になり、火曜にかけて東へと移動することにより、ネブラスカ南部、アイオワ西部・中央部北側、ミネソタ東部、ウィスコンシン北西部、ミズーリ南部・西部、カンサス東部、イリノイ南部の各地域にて雨の予報が出ている。今日から火曜までの雨の範囲を合計するとベルト全体の70%に達するものの、その多くの地域で雨量は限定的(0.25-1.25インチ)。現時点で乾燥によるクロップへのストレスが懸念されているのは下記地域。 オハイオ中央部、インディアナ東部、イリノイ北部・中央部西側、アイオワ中央部東側、ウィスコンシン中央部南側、 来週予報される雨によりオハイオ・インディアナの両州では状況の改善が期待されるが、逆にアイオワ東部やミズーリ北部ではストレスの拡大が懸念される。これにより、来週の後半までには水分不足によるストレスが問題となる地域が全体の20%にまで拡大すると考えられる。来週、ベルト西部と中央部にて90度半ばから100度台前半まで気温が上昇するという予報も懸念材料となる。 |
【NWS 米国各産地6-10日間予報 (7月21日〜7月25日) 】
| 気温 | 降水量 | |
| イリノイ | A | N |
| アイオワ | A | N |
| ミネソタ | A | A |
| ネブラスカ | A | N |
| インディアナ | A | N |
| オハイオ | A | N |
| ミシガン | A | N |
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高温傾向により、ややブリッシュ。 |
| 本日の発表等 |
【引け後の発表】
| 1) コミットメント オブ トレーダーズ (7月12日現在) (単位:枚) |
| オプション含まず | ⇔ 市場事前予想 | オプション込み | |
| 大豆 | ロング 42,938 | ロング 44,100 | ロング 47,944 |
| 大豆粕 | ロング 22,900 | ロング 21,600 | ロング 23,559 |
| 大豆油 | ロング 28,284 | ロング 27,100 | ロング 26,856 |
| コーン | ロング 31,840 | ロング 37,900 | ロング 50,517 |
| 小麦 | ショート 21,332 | ショート 21,900 | ショート 8,548 |
| 2) USDA 週間ローンデータ (7月12日現在) (単位:百万ブッシェル) |
【コーン】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2004クロップ | 616.2 | -51.6 | 0.1 | 0.1 | 749.6 | 51.8 |
| 2005クロップ | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
【大豆】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2004クロップ | 133.0 | -13.0 | 0.0 | 0.0 | 293.0 | 13.0 |
| 2005クロップ | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン・大豆)
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今週は、ハリケーンDENNISの影響により、最も乾燥が懸念されるイリノイ州を含めた東部ベルトに待望の雨がやってきたかに見えたが、雨量が限定的であったとの見方によりマーケットは急騰した。特にコーンマーケット期近はこの一週間で20セント以上高騰し、テクニカル的にも非常に強気なサインを示している。下の表中に示したように、イリノイ州でこの一週間の間に降った雨を平均すると、約0.8インチ程度でしかなかった。これは、作付期以来同州ではほとんど雨が降っていないことと、受粉期のコーン・着鞘期の大豆が一日当り必要とする水分は約0.25インチと言われることを考え合わせると、やはり少なすぎる雨量であり、マーケットが「期待はずれ」と捉えたのも頷ける。ちなみに、初期成育期にクロップが必要とする一日当りの水分はたったの0.05インチ(受粉期・着鞘期の五分の一程度)と言われる。イリノイ州北部では今週の雨さえも逃し、状況は日々深刻度を増している。クロップサーベイの写真レポートの欄にも掲載したように、多くのフィールドでカーリング・変色などの兆候が見られており、来週気温の上昇が予報されることはこれから受粉期を迎える同地域にとって致命的であると言える。しかし、注意しなければならないのは、今年の中西部は地域によって状況がマチマチであるということである。全体として良いとか悪いということはもちろん言えないし、2002年のように西が良くで東が悪いとも言い切れない部分がある。イリノイ州の状況が深刻であることは間違い無いが、全体のイールドについては、コーンは8月、大豆は9月に入って蓋を開けてみないと何とも言えないのではないかという気がしている。その意味で、今年初めて実際のサーベイに基づくイールド予想が発表される8月の需給報告が、例年以上に注目されることとなろう。 CBOTのデリバリーポイントは現在イリノイ川流域に集中している。イリノイ州のクロップコンディションの深刻さが鮮明になってくるにつれ、デリバリー玉を集荷することが困難になるとの見方が広まり、特にコーンマーケットにおいて期近限月の上昇・キャリングの縮小を招いていることもまた注目に値する。(K) 【直近一週間の平均降水量 (単位:インチ、イリノイ州)】
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