米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2005年7月19日
| 本日の相場 |
とうもろこし --安値寄り付き、大きく安値引け―
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | ||
| SEP 05 | 257 1/2 - 57 | 257 1/2 | 245 | 248 1/2 | - 11 1/2 | 289014 | -3605 |
| DEC 05 | 267 1/2 - 66 | 267 1/2 | 254 1/2 | 259 | - 11 | 334118 | +11689 |
| MAR 06 | 271 - 70 1/2 | 271 | 261 | 264 1/2 | - 9 | 46585 | +872 |
| MAY 06 | 273 1/2 - 72 | 273 1/2 | 262 | 266 1/2 | - 9 1/2 | 8510 | +541 |
| JUL 06 | 274 - 73 1/2 | 274 | 265 | 269 | - 7 3/4 | 16975 | +490 |
| SEP 06 | 262 1/2 | 264 1/2 | 259 1/2 | 260 | - 5 1/2 | 3712 | -34 |
| 722052 | +10521 |
大 豆 --ギャップを付けて安値寄り付き、大幅安値引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| AUG 05 | 708 1/2 - 07 | 708 1/2 | 675 | 682 1/2 | - 34 3/4 | 33675 | -1847 |
| SEP 05 | 712 - 11 1/2 | 712 | 678 | 685 1/2 | - 35 1/4 | 15320 | -25 |
| NOV 05 | 718 - 15 | 719 | 682 | 691 | - 36 3/4 | 191358 | -7 |
| JAN 06 | 719 - 18 | 719 | 685 | 694 1/2 | - 34 1/2 | 11401 | +112 |
| MAR 06 | 710 - 09 | 710 | 678 | 687 | - 32 1/2 | 10806 | +77 |
| MAY 06 | 692 | 692 | 664 | 678 | - 25 1/2 | 12186 | +21 |
| 281456 | -1748 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| AUG | 21410 | -1010 | AUG | 2446 | -108 | SEP | 338 1/2 | -13 3/4 | 112.73 - 112.96 |
| SEP | 21430 | -1000 | SEP | 2461 | -102 | DEC | 352 | -15 | |
| OCT | 21380 | -1030 | OCT | 2466 | -106 | MAR | 365 | -15 | |
| DEC | 21490 | -1100 | DEC | 2476 | -113 | MAY | 370 | -12 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
| 買い過剰感と、天候パターンに変化の兆しが見られることに反応して売られ、2-3セント下げて寄り付いた後も、一方的に下げる展開が続いた。今週末にかけての予報については大きな変化は見られず、週末には相変わらず気温の上昇が予報されているが、GFSモデルによる予報において、来週気温の低下と雨の可能性の増加が示唆されたことが大きく受け止められ、ファンドによる大量の売りを招いた。また、昨日午後イリノイ中央部・インディアナなどで予報以上の降雨があったことも弱気に受け止められ、セッション中は売りが売りを呼ぶ形で下げ続け、結局は期近の2限月は二桁安、9月限は11.50セント安の248.50として引けている。 |
(大豆)
| 昨夜、ドライ傾向にあるベルト東部を中心に予想以上の降雨があった事が心理的に作用した事もあり、寄付きからギャップをつけてほぼ10セントの安値でスタート。11月限は直後に719で本日の高値をつけるも、売りに拍車がかかるとその後は一気に7ドルラインまで急降下。10時半ごろまでは何とか7.00-7.05といったレベルでの取引が続いたがセッション中盤に入るとこの大台もブレークされついに6ドル台へ突入。その後は小刻みな展開ながらも695を挟み7ドル台への回復は見ないまま午後へ入った。午後の天気概況においては明日から木曜にかけてアイオワ・イリノイ・インディアナといった州において予想以上の降雨予報が流されると、更に10セント程値を下げ本日の安値682をつけた。終盤は売り過剰感から多少の戻しを見たが11月限で前日比36セントと大きく値を崩す一日。投機筋の売り手手仕舞いに勢いがついた事で一気に値位置を落とす事となった。本日はミシシッピー州、ジョージア州においてサビ菌が確認されているが、当初予想されたペースからは大きく遅れていることもあり特段材料視されることはなかった。 |
| 本日ファンド筋はコーン市場では22,000枚の買い越し、大豆市場では1,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションはコーンで 約94,800枚の ロング、大豆では約47,400枚のロングとなった模様。(推定) |
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部・デルタ地域
| 昨日はベルト全体の20%の範囲に0.75インチまでの雨量を見た。中心はカンザス、ミズーリ南部、イリノイ南部・中央部、インディアナ、オハイオそしてミシガンなど。水曜から木曜にかけては前線の通過によりミネソタ南東部、アイオワ北部、イリノイ東部、インディアナ北部・西部といった地域へ雨が予想される。引き続いて土曜までにノースダコタ、ミネソタ中央部、ウィスコンシン中央部を中心に降雨が見込まれる。これら含め今後5日間で全体の55%の範囲に1インチまで、所によっては2.5インチまでの降雨予報となっている。気温についてもベルト北西部を除いては週末にかけては厳しい暑さに見舞われる見込み。特にベルト中央部+南西部においては90度台後半まで、南西部の一部では100度台をつける可能性もあるので要注意。 向こう10日間については、イリノイ中央部、アイオワ南東部、ミズーリ北東部への降雨が殆ど期待できない状況にて更なるイールドロスへの懸念が広がっている。 |
【NWS 米国各産地6-10日間予報 (7月25日〜7月29日) 】
| 気温 | 降水量 | |
| イリノイ | A | N |
| アイオワ | A | N |
| ミネソタ | N | A |
| ネブラスカ | N | N |
| インディアナ | A | N |
| オハイオ | A | N |
| ミシガン | A | N |
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引き続き高温傾向が続くことから中立からやや強材料と見られる。 |
| 本日の発表等 |
【引け後の発表】
| 1) ブリッシュコンセンサス |
| 7/19/05 | 7/12/05 | 7/5/05 | 6/28/05 | 6/21/05 | |
| 大豆 | 54 | 57 | 59 | 53 | 62 |
| 大豆油 | 50 | 53 | 54 | 50 | 55 |
| 大豆粕 | 51 | 53 | 53 | 48 | 60 |
| コーン | 48 | 42 | 44 | 38 | 45 |
| 小麦 | 42 | 37 | 42 | 39 | 42 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
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ここ一週間の天候を簡単に纏めると、アイオワ・ネブラスカなどこれまで状況が良かった州にほとんど雨が降らず、最も状況の悪いイリノイ州では、南半分の地域にて相当量(多いところでは3インチ以上)の降雨があり、インディアナなど他の東部ベルトでもそれなりの降水量が得られた、という風になろう。また、気温は概ね平年より少し高目であった。下のマップを見ても、乾燥懸念地域がこの一週間で西部ベルトへとシフトしていることが分かる。(各州の数字はトップソイルの水分について「不足」と「かなり不足」の合計) イリノイ州北部の状況が深刻であるのは火を見るより明らかで、実際、同地域の状況がいかにひどいかということに関しては生の声を含めて色々と詳しい情報が入っている。例えば、シカゴ南西部に位置するWILL COUNTYでは、その80%のコーン畑において、本来収穫できたはずの60%以上が旱魃によって失われたという。また同COUNTYのある農家は、いま生育中のコーンをエーカー当り80ブッシェルにて売ってしまいたいと言う。しかし、イリノイ州南半分の地域でどの程度状況が改善されたか、また、西部ベルトにおけるここ最近の少雨傾向によりどれ程状況が悪化したかということについては、まだまだ情報不足であり、今後情報を整理し、事実を見極めている必要がある。 現在のマーケットは、全体的なイールドロスをかなり織り込んでいると考えられる。現在市場が想定している平均イールドは135-138と言われるので、そのレベルまでの落ち込みはほぼ織り込み済みと考えて良いであろう。しかし、繰り返し述べているように、今年のクロップの平均的な状況は非常に掴みにくく、全体像が見えてくるまでにはもう少し時間がかかる。よって、それまでの間は、引き続き浮き沈みの激しい相場が続くこととなろう。本日は大きく下げたが、昨日の高値を再度上抜けることも十分にあり得る。(K) |
(ダイズ)
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今週の下げは期待していたものの、ここまで一気の急落は想定外。7ドルラインもすんなりとブレークしたことから暫くは更なる下値探りの展開が見られる可能性がある、とやや見方を修正したい。6月末に見られた11月限660という線が次のターゲット。しかし、天候パターンも不安定な展開を続けており背景には潜在的に非常にタイトな新穀期末在庫への警戒感が居座り続ける。従い、6ドル後半という相場環境がそう長く続くことはなく、実地を踏まえた新穀生産高予想が市場へ出回り始める頃には再び買いが煽られる相場展開を警戒すべきである。向こう2週間の天候パターンが劇的に変化するようなケースが出てこない限り、引き続き高温傾向が支持されていることもあり一段落ついた後は再び買い優勢の相場つきに戻ってくると見ている。(A)
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