米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年8月1日


 

本日の相場 

とうもろこし          --やや安値で寄り付いたが中盤上昇、しかし終盤り込まれ安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
SEP 05 235 1/2 - 35 238 3/4 231 1/4 231 3/4 - 4 3/4 266647 -10637
DEC 05 247 1/2 - 47 251 243 1/4 244 1/4 - 4 367510 +12286
MAR 06 255 - 54 258 1/2 251 252 - 3 1/2 52440 +456
MAY 06 259 1/4 - 59 263 256 1/4 257 - 2 3/4 9689 -97
JUL 06 263 1/4 - 63 266 3/4 260 260 1/4 - 3 1/4 18534 +94
SEP 06 260 263 258 1/2 259 - 1 4154 +193
            745191 +2817

 

大 豆                 --若干安値寄り付き、ほぼ変わらずでの引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
AUG 05 672 - 71 1/2 680 668 1/2 673 + 1 1/4 11566 -2365
SEP 05 676 - 75 684 673 1/4 677 1/4 + 1/4 25664 -57
NOV 05 686 1/2 - 85 694 682 1/2 687 1/2 + 3/4 191567 +1452
JAN 06 691 - 90 698 688 1/2 691 1/2 + 1/2 12885 +243
MAR 06 686 - 85 694 1/2 684 688 1/2 + 1/2 11293 +214
MAY 06 681 690 679 686 3/4 + 5 1/4 12619 +304
            274288 +276

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
AUG 21240 +0 AUG 2408 -23 SEP 330 1/2 +2 3/4 111.74 - 112.10
SEP 21090 +300 SEP 2419 -14 DEC 345 1/4 +3  
OCT 21070 +500 OCT 2432 -9 MAR 357 1/2 +3  
DEC 21270 +300 DEC 2449 -14 MAY 364 +3  

 

 

 

本日の相場の動き

 


(コーン)

金曜引け後の6-10日予報が改善されたこともあり寄り付きこそやや安値でスタートするも売りは続かず。9月限は235-1/2〜235、12月限は247〜247-1/2でそれぞれ寄り付いた後は直後から買い物優勢にプラスサイドの取引となる。セッション中盤かけてはジリジリと値を上げ11時過ぎに本日の高値をつけた。しかし昼前に民間のクロップ調査会社よりイリノイのイールドが127-137といった(弱い)報告がなされた事がきっかけとなり積極的な売り物が入りだす。12月限は一旦は寄り付きの安値247がサポートされる場面もあったが、引け際一気に下落すると12月限は244、9月限は232前後まで値を削りそのまま本日の安値圏で取引を終了している。本日は引け前の45分で推定5500枚のファンド売りが入ったと見られている。 週間輸出検証では958.4(千)トンと予想以上のフレンドリーな内容となった。その他、週末韓国の55,000トンの米国産コーンの成約が確認されている。



(大豆)  

先週金曜の引けからほぼ変わらずレベルで寄り付いた大豆は直後に11月限は682-1/4、本日の安値をつけた後はコーン同様セッション中盤にかけて買い上げられる展開となった。11時ごろには本日の高値694をつけるとその後はセッション終盤にかけて10セント幅でのアップダウンを見たが、寄付き直後の安値はブレークされることなくほぼ変わらずのレベルで取引を終了している。午前中発表の週間輸出検証では75.5(千)トンと予想以下の内容となった。今週半ば〜後半にかけての雨量がやや増加見込みという日中の予報は弱材料となるも、引き続き向こう2週間の天候パターンが基本的にホット&ドライ傾向のままである点に重きが置かれ更なる下落を許さなかった。


 

本日ファンド筋はコーン市場では2500枚の売り越し、大豆市場は2000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは 、本日発表のコミットメントオブトレーダーズコーンの内容をもとに 約63200枚の ロング、大豆では約42300枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域  

               

週末の降雨はベルト全体の10%のみ。アイオワなどに0.35-1.35インチまでが確認されている。火曜から水曜に掛けては同様の雨量がウィスコンシンやイリノイ北東部で見込まれている。今週は前半は高温傾向の為、ベルト北部では90台前半、南部では90度台後半にまで気温の上昇を見る。しかし週後半には前線の接近もあり気温もやや落ち着きそう。雨量としては向こう5日間で全体の40%に0.25-1.25インチまでとされる。週後半の雨量でベルトの一部は潤うことになるが、同時に引き続いての高温傾向(特にベルト南西部地域)に再びストレスが蓄積されるという見方もあり向こう2週間の天候パターンについては依然として予断を許さない。




NWS 米国各産地6-10日間予報 (8月7日〜8月11日) 】 

(引け後発表内容)

気温 降水量
イリノイ A N
アイオワ A N
ミネソタ A
ネブラスカ A N
インディアナ A N
オハイオ A N
ミシガン A N

 

イリノイ・アイオワなどで雨量が”平年以上”から再び”平年並み”へ変化したことはややフレンドリー。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  7月28日の週  7月21日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  958.4 990.2 848.1 39,723.4 72,706.3
ダイズ  75.5 206.8 85.5 28,424.6 22,922.6
小麦 558.4 559.4 667.1 3,621.1 4,480.1
コーンは予想上限レベル、大豆にはやや弱気な内容となった。



 

【引け後の発表】

2)USDA週間クロップ・プログレス(8/1の週) 

【単位 : %】 


 

《コーン主要産地のシルキング進捗状況》 

  7/31/05 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   93 80 87 86
イリノイ   99 95 99 94
ネブラスカ   96 86 91 88
ミネソタ 98 84 75 87
インディアナ   96 88 97 89
オハイオ 96 76 89 80
ウィスコンシン 75 46 36 52
サウスダコタ 67 38 44 57
ミズーリ 97 93 98 95
ミシガン  94 70 64 60
主要18州平均   92 79 82 84

 

《コーン主要産地のドウステージ進捗状況》 

7/31/05 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   26 16 11 10
イリノイ   40 21 62 42
ネブラスカ   30 9 14 21
ミネソタ 0 0 1 1
インディアナ   31 13 36 27
オハイオ 12 2 25 15
ウィスコンシン 5 1 0 3
サウスダコタ 4 0 2 8
ミズーリ 66 45 69 60
ミシガン  5 0 3 1
主要18州平均   27 14 26 23

 

《コーン主要産地のデントステージ進捗状況》

7/31/05 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   0 NA 0 0
イリノイ   5 NA 15 8
ネブラスカ   0 NA 0 0
ミネソタ 0 NA 0 0
インディアナ   3 NA 4 3
オハイオ 0 NA 0 0
ウィスコンシン 0 NA 0 0
サウスダコタ 0 NA 0 1
ミズーリ 18 NA 21 17
ミシガン  0 NA 0 0
主要18州平均   4 NA 7 5




《コーン・クロップコンディション》

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 3(2) 8(8) 21(23) 48(46) 20(21)
イリノイ 25(21) 30(35) 32(31) 13(12) 0(1)
ネブラスカ 3(1) 8(6) 24(18) 48(51) 17(24)
ミネソタ 1(2) 6(7) 20(20) 51(52) 22(19)
インディアナ 5(5) 14(14) 36(35) 39(39) 6(7)
サウスダコタ 2(1) 6(4) 24(25) 48(52) 20(18)
ウイスコンシン 7(10) 15(19) 39(31) 30(32) 9(8)
主要18州平均 7(7) 13(14) 27(26) 39(39) 14(14)
18州平均(昨年) 2(1) 5(5) 17(17) 49(52) 27(25)



 

《大豆生産主要州の開花進捗状況》 

7/31/05 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   95 89 94 90
イリノイ   95 92 92 87
ミネソタ 94 82 80 88
インディアナ 95 89 94 90
ネブラスカ 96 88 83 86
オハイオ 96 88 84 81
ミズーリ 79 65 72 68
主要18週平均 91 81 83 82

 

《大豆生産主要州の着鞘進捗状況》 

  7/31/05 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   67 49 63 58
イリノイ   61 43 62 50
ミネソタ 47 21 25 35
インディアナ 55 31 53 41
ネブラスカ 61 40 43 40
オハイオ 55 29 50 37
ミズーリ 42 23 38 34
主要18週平均 55 36 47 44


 

《大豆生産主要州クロップコンディション》

括弧内は先週    【単位 : %】

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 2(2) 5(8) 22(23) 52(49) 19(18)
イリノイ 12(8) 22(25) 43(44) 22(21) 1(2)
ミネソタ 1(2) 6(7) 26(27) 49(50) 18(14)
インディアナ 4(4) 11(12) 33(33) 45(44) 7(7)
ネブラスカ 3(3) 11(12) 32(29) 44(46) 10(10)
オハイオ 3(3) 10(11) 30(33) 45(41) 12(12)
ミズーリ 13(11) 25(22) 35(40) 23(23) 4(4)
主要18州平均 5(4) 11(12) 30(30) 42(43) 12(11)
18州平均(昨年) 2(2) 6(6) 22(23) 50(51) 20(18)

 

 

 

本日のトーメンの意見

 



(コーン・大豆) 

本日引け後の農務省作柄報告、特に大豆については先週の雨に改善が期待されていただけに明日朝のサポート材料となってきそうだ。 天候パターンは非常に見えにくい状況が続いているといえる。目先は相当の雨に市場へは安心感を提供しているとは言え、向こう2週間の”ホット”に変化の兆しはない。本日引け後の6-10日予報でも再び雨量が若干下方に修正されるなど、手放しで安心できる状況にはない。ここイリノイでも週末よりは引き続きかなり暑い気温推移が継続している。先週半ばにはイリノイ州にある102のカウンティ(郡)のうち93の地域が農務省によって”農業災害地域”に正式に指定されるなど穏やかな環境とは程遠い状況は続いている。 本日は、プライベートで調査を行う某民間より、イリノイのイールド(コーン:127-137、大豆44±)、アイオワのイールド(コーン:159±、大豆47±)という内容が出されたことが終盤の売り場面を作る一材料となったが、明日も下落が続くかというと疑問。少なくとも現時点での下落幅は限られているという見方は変わらず、このホット傾向は再び相場を賑わすのではないかと感じる。(A)

 


 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)