米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年8月3日


 

本日の相場 

とうもろこし          --ほぼ変わらず寄り付き、大きく安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
SEP 05 232 1/2 - 32 1/4 233 1/4 225 227 - 5 1/2 248433 -10262
DEC 05 245 1/2 - 45 246 1/4 237 1/4 240 - 5 1/2 377616 +4178
MAR 06 252 3/4 - 52 1/2 253 1/2 245 247 3/4 - 5 55355 +1313
MAY 06 258 259 251 1/4 253 - 5 1/2 10916 +949
JUL 06 261 3/4 - 61 1/2 262 1/2 255 257 - 4 3/4 18929 +163
SEP 06 258 1/2 258 1/2 255 255 1/4 - 3 1/4 4138 -9
            742627 -3405

 

大 豆                 --ほぼ変わらず寄り付き、 大きく安値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
AUG 05 690 694 670 670 - 19 1/2 4995 -1293
SEP 05 695 - 94 699 1/2 674 675 1/4 - 19 1/4 24743 -1537
NOV 05 706 - 03 709 680 681 1/2 - 23 196373 +5497
JAN 06 708 1/2 - 08 713 685 686 - 22 1/2 12610 +30
MAR 06 706 - 05 708 682 683 - 21 1/2 11405 +8
MAY 06 700 700 673 675 - 25 12368 -123
            272177 +3234

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
AUG 21080 -460 AUG 2430 -72 SEP 326 -6 111.02 - 111.23
SEP 20930 -510 SEP 2440 -69 DEC 341 1/2 -6  
OCT 20830 -540 OCT 2449 -74 MAR 354 1/2 -5  
DEC 20980 -670 DEC 2472 -66 MAY 360 1/2 -5  

 

 

 

本日の相場の動き

 


 

(コーン)  終始売り優勢の展開に12月限は240割れ

天気概況に変化ない事もあり昨日とほぼ変わらずのレベル(9月限:245-1/2〜245、12月限:232-1/2〜232-1/4)でスタート。しかし、大豆市場が様子見ムードで揉み合い相場になった事も影響し、コーンはセッション序盤よりジリジリと売り方優勢の展開に値を削るといった流れとなる。従って、正午前後の天気を確認する以前の段階で既に12月限は240を挟んだところまで(9月限で227-228前後)値を下げていたが、天候見通しに変化が認められた時点、ちょうど正午頃で本日の安値をつける格好となった。しかし12月限240以下には商業筋の買い注文も殺到した事から安値は続かず、引けにかけては再び240ラインへ戻してから本日の取引を終了している。 正午前後には、向こう2日間の中西部特にイリノイなど、ドライ地域への雨量が増すとの一致した見方、並びに複数の予報家よりは、11-15日予報においての天候パターンがクール&ウェットの方向へ変化するのではないかといった情報も流れたことから、各商品市場で売りに拍車がかかる結果になった。 

その他材料としては、先週アイオワ(未確認)でひっかかったとされるBSEの疑いのある牛の再検査が行われていたが、本日正式に陰性とアナウンスされている。



(大豆)  正午の天気概況に変化・・11-15日予報がクール&ウェット ⇒ 一気にファンド売り

今朝の時点でも予報に変化を見ることなく、寄り付きは昨日引けとほぼ変わらずの11月限703-706でスタート。午前中は一進一退の展開に値位置は概ね700−708レベルと7ドル台での取引が続いた。正午ごろに異変が起きた。複数筋の11-15日予報がクール&ウェットへ変化、並びに直近の天気概況で中西部特にイリノイにおいて向こう2日の雨量がより纏まったものとなる・・といった内容に相場も敏感に反応。その直後から大量の売り注文に値位置は一気に7ドルを割り690-686といったレベルにまで下落する。その後もほぼそのレベルでの取引が続いたが引け際に再度売りのもが入ったことで結局引け際に本日の安値680をつけての大幅安値引けとなっている。 

昨日引け後にイリノイ州中央部に位置するシャンペーンにおいてさび菌の疑いのある胞子が見つかり確認がなされているがサンプル検体が小さすぎて現状特定できないとされている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では12000枚の売り越し、大豆市場は6000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは 、本日発表のコミットメントオブトレーダーズコーンの内容をもとに 約51700枚の ロング、大豆では約46300枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域  

               

昨日はベルト全体の10%の範囲で0.10-0.50インチ、所によって1インチまでの降雨を見た。中心はネブラスカ中央部、ノースダコタ、サウスダコタ中央・北東部、インディアナ中央部、ミネソタ中央部など。明日にかけては引き続き北部地域で軽度の降雨を見、その後週末にかけて降雨システムは南部地域へ降りてくる見込み。向こう5日間でベルト全体の40%の範囲に0.50-1.25インチ、所によっては2インチまでが見込まれ、中心はアイオワ北部、ネブラスカ北部、サウスダコタ南部、ミネソタ南部、ミシガン中央部、ウィスコンシン、ミズーリ中央部、イリノイ最南部、そしてインディアナ・オハイオと広範囲にわたりそう。

降雨不足によるストレスはこの高温傾向が続く中、再び広がりを見せている。昨日も主要産地で90度半ばまでの気温上昇を見たが、明日まで同様の傾向が続くとされる。今週後半・来週半ばと比較的広範囲で雨を見る見込みはあるものの、オハイオ中央部・インディアナ中央部・イリノイ中央部・イリノイ北部・アイオワ東部・ウィスコンシン南東部・ミズーリ北部といった地域では確実にストレスが拡大すると推測される。結果、着鞘時のイールドロスの懸念についてはベルトの1/3の範囲にまで広がりつつあり、引き続き注意が必要となってくる。




NWS 米国各産地6-10日間予報 (8月9日〜8月13日) 】 

(引け後発表内容)

気温 降水量
イリノイ A N
アイオワ A N
ミネソタ A A
ネブラスカ A N
インディアナ A N
オハイオ A N
ミシガン A A

 

内容的には殆ど変化無し。高温傾向は引き続き変わらず。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

(単位 : 千トン)
 

明日の予想  先週の発表数字 
小麦 300-550 522.9
コーン 400-600 780.2
大豆 25-80 2.8
大豆粕 30-75 110.4
大豆油 0-6 1.0

 





【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

  今週  前週     
肥育用ブロイラー卵導入数      99 100
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   100 100

 

本日のトーメンの意見

 



(コーン・大豆) 

お昼の各社の11-15日予報では複数筋がクール&ウェットを唱えたがクロップキャスト社はその時点では同意していなかった。しかし1時過ぎには同社よりもクール&ウェット傾向を支持する内容の見通しが出された事でほぼ全会一致のようなムード。又週末にかけてのベルト北部を中心とした雨量増加見込み。いすれにしても本日の天候関連材料が目先の値動きに与えた影響は本日の値動きを見てもわかるとおり非常に大きい。この材料のおかげで引け後のチャートを見ても大豆・コーンともに非常に弱い罫線を形成している。昨日意見を聴取した某アナリストの”CZはこのまま一気に230”といったコメントもまんざらではなくなってきたというもの。 本日の余韻が明日あさっての市場へも残りそうだが、本日の動きを見た後、再びブルサイドのムードを盛り上げるには相応の材料が必要となってきそうだ。  本日も一部民間が生産量見通しを発表。大豆は生産量27.85-28.22(百万ブッシェル)イールド38.5-39.0・・・昨日のFC STONEが28.14:イールド38.9・・・、 コーンは生産量9.82-10.12でイールド133-137・・・FC STONEが10.312:イールド138.7・・・  となっている。 市場の驚きに相場が再び7月中旬の高値を目指すためには、イールドで38割れの大豆、130台前半のコーン、(+天候材料)くらいは必要なのか・・ (A)

     


 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)