米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年9月6日


 

本日の相場 

とうもろこし          --高値寄り付き、高値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
SEP 05 205 - 04 3/4 208 1/2 204 1/4 207 1/2 + 4 6810 -2605
DEC 05 218 3/4 - 18 1/2 222 1/4 218 1/4 221 1/4 + 4 513163 -688
MAR 06 229 3/4 - 29 1/2 233 1/4 229 1/4 232 + 3 1/2 96809 +484
MAY 06 236 1/2 238 3/4 236 238 1/2 + 3 1/2 20174 -31
JUL 06 242 - 41 3/4 244 1/4 241 1/2 243 1/2 + 3 31580 +991
SEP 06 247 1/2 250 247 1/2 249 1/2 + 2 1/2 4391 -15
            709154 -2280

 

大 豆                 --高値寄り付き、高値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
SEP 05 595 607 1/2 592 604 3/4 + 16 1/4 2382 -916
NOV 05 604 - 03 618 600 1/2 614 1/4 + 15 1/4 179092 -1164
JAN 06 611 1/2 625 1/2 610 622 1/2 + 15 1/4 18820 -101
MAR 06 618 1/2 - 18 632 617 629 3/4 + 15 3/4 13605 -197
MAY 06 623 - 22 635 622 631 + 12 1/2 14982 +19
JUL 06 626 638 625 636 + 13 9159 +448
            244582 -1793

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
SEP 18810 +400 SEP 2285 +32 SEP 305 1/2 + 1/2 109.35 - 109.76
OCT 18820 +380 OCT 2298 +31 DEC 321 + 1  
DEC 18980 +400 DEC 2322 +35 MAR 335 1/4 +1 1/4  
JAN 19140 +420 JAN 2339 +34 MAY 340 1/2 +1/2  

 

 

本日の相場の動き

 



(コーン)

強気な一日となった。連休中にガルフの一部の輸出エレベーター積み込みを再開したという情報がブリッシュに捉えられたこともあり、1-2セント上げて寄り付いた後も、前半はひたすら上昇する展開となった。中国政府が2010までに同国のコーンの供給が需要を2300万トン下回ることとなるという報告を行ったことや、周囲のマーケットの強さが波及したことも相場を押し上げる要因となった。ハリケーンの影響もあって週間輸出検証高の数字が市場予想を下回ったことやロシアで新たな口蹄疫の感染報告があったことなどもあってセッション後半には少し値を崩したものの、各限月高値引け、12月限は4セントアップの221.25として引けている。



(大豆)  

連休明けの相場。寄り付きこそ11月限603-604と4-5セント高でスタートするも600を割ることなくセッション序盤から積極的に商業筋のプライシングタイプやファンドの買い注文が入り10時ごろには612-614あたりまで取引レンジが上昇。その後は下げる様子もなくセッション終盤にかけて612-618という幅でのアップダウンが続き、そのまま高値を維持して本日の取引を終了している。韓国や中国の週末にかけての米国産大豆の買い付け情報や、ハリケーン後先行き不透明な状態が続いていた輸出港における荷役作業が一部で再開されたとの報が予想以上に回復が早いのではないかといった思惑買いを誘った事が主因といえる、連休明けの活況相場を形成する事となった。 セッション序盤発表の週間輸出検証においては1.5百万ブッシェルと低い数値。端境というタイミングに加えハリケーンの影響が数字に諸に影響する結果となっている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では5,000枚の買い越し、大豆市場では3,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは 、コーンでは約32,100枚のショート、大豆では約17,500枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域   

               

連休を挟んだ週末中西部ベルトでは全体の40%に1.25インチまでの雨量、所によっては5インチまでが観測された。中心はダコタ両州、ミネソタ、ウィスコンシン西部、イリノイ北西部、アイオワ北部、ネブラスカなど。向こう5日間では全体の35%の範囲に0.75インチまでが見込まれる。 気温は向こう2週間高温傾向が指摘されており、早霜の懸念なども現時点では出ていない。




NWS 米国各産地6-10日間予報 (9月12日〜9月16日) 】 

(引け後発表内容)

気温 降水量
イリノイ A N
アイオワ A A
ミネソタ A A
ネブラスカ A A
インディアナ A B
オハイオ A B
ミシガン A A

 

中西部は高温傾向が継続する事となる。降水量は一部平年以上が言われるもののウェットが続く傾向にはなく、収穫作業へは総じて歓迎される傾向となっている。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  9月1日の週  8月25日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  238.9 1,057.8 756.5 0.0 283.4
ダイズ  40.7 127.2 83.6 0.0 69.9
小麦 402.7 477.3 897.8 6,295.9 7,890.9
 コーン・大豆共に市場予想を下回り、材料としては弱気。



 

【引け後の発表】

2)USDA週間クロップ・プログレス(9/4の週) 

【単位 : %】 
 

《コーン主要産地のドウステージ進捗状況》 

9/4/05 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   97 91 89 93
イリノイ   99 97 99 98
ネブラスカ   97 95 94 97
ミネソタ 98 90 68 90
インディアナ   98 94 99 96
オハイオ 96 94 95 92
ウィスコンシン 89 69 54 72
サウスダコタ 96 86 83 91
ミズーリ 100 97 99 99
ミシガン  95 86 65 66
主要18州平均   96 91 87 93

 

《コーン主要産地のデントステージ進捗状況》

9/4/05 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   82 58 59 73
イリノイ   88 74 85 80
ネブラスカ   84 69 61 76
ミネソタ 78 57 18 57
インディアナ   78 61 80 73
オハイオ 68 48 66 54
ウィスコンシン 57 26 13 30
サウスダコタ 72 49 32 57
ミズーリ 94 88 90 90
ミシガン  76 46 23 27
主要18州平均   79 61 59 69

   
《コーン主要産地の成熟度進捗状況》

9/4/05 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   15 5 8 20
イリノイ   28 10 25 25
ネブラスカ   7 3 3 15
ミネソタ 5 1 0 6
インディアナ   19 8 25 20
オハイオ 5 1 5 5
ウィスコンシン 7 1 0 1
サウスダコタ 6 2 3 11
ミズーリ 68 53 57 58
ミシガン  19 3 0 2
主要18州平均   20 11 16 22



《コーン・クロップコンディション》

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 3(3) 8(8) 21(20) 46(48) 22(21)
イリノイ 25(26) 32(31) 29(30) 14(12) 0(1)
ネブラスカ 5(5) 9(9) 23(21) 45(47) 18(18)
ミネソタ 2(2) 6(6) 21(21) 52(48) 19(23)
インディアナ 6(6) 15(16) 37(37) 36(35) 6(6)
サウスダコタ 6(6) 14(11) 28(25) 43(42) 9(16)
ウイスコンシン 10(6) 16(16) 22(29) 43(38) 9(11)
主要18州平均 9(8) 14(14) 26(26) 39(39) 12(13)
18州平均(昨年) 3(2) 7(7) 21(21) 49(49) 20(21)



 


《大豆生産主要州の落葉進捗状況》
 

  9/4/05 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   12 2 7 8
イリノイ   15 4 15 11
ミネソタ 8 1 2 10
インディアナ 15 4 27 21
ネブラスカ 5 1 6 12
オハイオ 12 7 19 15
ミズーリ 7 2 9 9
主要18週平均 15 6 14 15


《大豆生産主要州クロップコンディション》

括弧内は先週    【単位 : %】

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 2(2) 6(6) 21(21) 50(51) 21(20)
イリノイ 12(10) 21(22) 40(40) 26(26) 1(2)
ミネソタ 2(2) 6(5) 22(24) 50(47) 20(22)
インディアナ 3(4) 11(11) 34(34) 43(44) 9(7)
ネブラスカ 4(4) 11(11) 29(28) 43(42) 13(15)
オハイオ 3(4) 10(13) 32(32) 45(39) 10(12)
ミズーリ 13(13) 20(21) 35(36) 27(24) 5(6)
主要18州平均 5(5) 12(12) 29(30) 42(41) 12(12)
18州平均(昨年) 3(3) 9(8) 26(25) 47(48) 15(16)

 

 

3) ブリッシュコンセンサス 

 

9/6/05 8/30/05 8/23/05 8/16/05 8/9/05
大豆  44 44 45 46 49
大豆油  43 44 42 41 43
大豆粕 40 39 41 42 47
コーン 33 31 34 33 35
小麦  35 36 39 36 35

 

 

 

本日のトーメンの意見

 



(コーン)

先週はINFORMAとFC STONEの二大分析会社からイールドの予想が発表され、その内容を受け多少弱含んだりもしたが、今週は更に多くのアナリストが予想を発表し、いよいよ9月の発表イールドを受け入れるに当たっての準備が行われることとなる。また産地からもそろそろイールド情報が入り出すことだろう。こういったインプットを得て、コーンマーケットはあるべき値位置を模索していくこととなるが、個人的には変わらず弱気な展開を予想している。熱帯低気圧16号がフロリダ近辺に存在しており、ガルフに進路を向ける可能性が指摘されている。この熱帯低気圧がハリケーンとなり、勢力を拡大するようであればニューオーリンズの被害がさらに拡大する恐れもあり、注意が必要である。(K)



(大豆)

引け後の作柄報告ではGOOD/EXCELLENT1%改善で54%へ。徐々にではあれ改善傾向が見られていることから、その数値からはこの9月農務省発表におけるイールド改善もより現実的な話となってきつつはある。しかし同時にこのところの再びのドライ傾向により最後の鞘つきが予想以上に悪いという主産地イリノイからの情報も入ってきており、まだまだ先はわからない。値動きの方は連休明けの本日輸出港が徐々に動き出したとの報に思惑買いが入る形で高値引け。600ラインがサポートされての下げ止まりという流れを市場もやや意識し始めたのではないだろうか。このまま630-640辺りまでの上昇余力が確認されれば底値はつけたと判断される事になるが、もう少し目先の値動きを追いかける必要がありそうだ。(A)

 


 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)