米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年9月15日


 

本日の相場 

とうもろこし          --安値寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 05 206 1/2 - 06 208 205 3/4 206 1/2 - 1 1/4 484350 -6852
MAR 06 219 - 18 3/4 220 1/2 218 1/2 219 - 1 1/4 116114 +4360
MAY 06 226 1/2 227 1/2 225 3/4 226 1/4 - 1 26405 -326
JUL 06 231 3/4 - 31 1/2 233 1/4 231 1/4 232 - 1 37939 +2072
SEP 06 238 1/4 - 38 239 1/2 238 238 1/2 - 1/2 5007 +182
DEC 06 248 - 47 1/4 248 1/4 247 1/4 247 1/2 - 1 30923 +34
            706677 -1215

 

大 豆                 --安値寄り付き、安値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 05 576 - 75 578 568 568 3/4 - 11 1/2 171521 +601
JAN 06 585 587 577 577 3/4 - 11 24418 +2070
MAR 06 592 - 91 594 1/2 585 585 1/2 - 11 1/2 15644 +68
MAY 06 596 1/2 599 589 590 1/2 - 11 1/2 16426 +154
JUL 06 601 1/2 - 01 602 1/2 594 595 - 11 1/2 10733 +58
AUG 06 600 600 1/2 594 594 - 10 335 +13
            247378 +3077

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
OCT 17320 -380 OCT 2213 -4 DEC 322 3/4 - 4 1/2 110.27 - 110.61
DEC 17590 -380 DEC 2235 -6 MAR 337 - 4 1/2  
JAN 17740 -400 JAN 2251 -9 MAY 343 - 4 1/2  
MAR 17990 -390 MAR 2265 -12 JUL 350 -3 1/4  

 

 

本日の相場の動き

 



(コーン) 各地からのイールド報告がプレッシャーとなり本日もベアリッシュ

オープニング前に発表された週間輸出成約高の発表内容(547.9千トン)が市場予想範囲(650-850.5千トン)を下回ったこともあって、寄り付きから各月1セント強下げて取引された。大豆相場の下げや、中西部各地で収穫が進捗するにつれ実際のイールドが予想より良いという情報が口伝てに広まっていることが本日もプレッシャーとなった。寄り付き直後に付けた12月限205.75が本日の安値となったが、その後は206を下値として約2セントのレンジ内で方向性に欠ける動きが続いた。ハリケーンカトリーナの被害を受けたニューオーリンズの穀物輸出機能が次第に回復してきているという情報は下値を支える要因となった。しかし結局は7日間連続となる安値引け、12月限は1.25セント安の206.50として引けを迎えた。



(大豆)  ハーベストプレッシャー+ファンド売り+薄商い+強材料なし=約定安値

ハーベストプレッシャーとこれといった強材料が無い中、2〜4セント下げのオープニングコールで始まった今日のセッションは、今週の安値である11月限c575付近でしばらくサポートされた。その後中国が大豆2船を買い付けたという噂も、継続するガルフでの積み荷役の遅れから上げ要因とはならなかった。そしてラスト15分でファンドから旺盛な売りオーダーが入ると、相場(11月限)は一気にc570を下抜け。約定安値でのほぼ下げきっての引けとなった。


 

本日ファンド筋はコーン市場では1,500枚の売り越し、大豆市場では5,500枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは 、コーンでは約48,400枚のショート、大豆では約4,600枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域   

 

週末にかけて広範囲に雨

昨日の雨はベルトの10%に0.1-1.0、所により2.5インチであった。ミシガン、インディアナ、ミズーリ、カンザスがその中心といったところ。金曜まではベルト南部と東部に、その後週末にかけてベルト中部と西部に雨がもたらされる見込み。来週月曜までにベルトの60%の範囲に0.25-1.5、所により3.0インチの雨が予想される。週末前後の前線の活動はベルト広域で活発。早期のコーン収穫作業に若干の影響が出るものと思われる。来週はベルト南部で晴天・乾燥、北部は雨により引き続き収穫に影響有り。向こう10日間の早霜リスクは低い。




NWS 米国各産地6-10日間予報 (9月20日〜9月24日) 】 

(引け後発表内容)

気温 降水量
イリノイ A N
アイオワ A N
ミネソタ A A
ネブラスカ A B
インディアナ A N
オハイオ A N
ミシガン A A

 

昨日時点よりも高めの気温がやや長引きそうである。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】
 

1)  USDA発表 週間輸出成約高(9月8日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 547.9 0.0 8,421.8 8,373.9 7,985.8 4.4
大豆 595.3 0.0 4,576.2 6,675.0 4,421.7 0.0
小麦 585.5 0.0 11,875.4 13,162.9 5,263.0 0.0
大豆粕 59.8 12.6 6,134.0 3,981.8 443.9 501.7
大豆油 4.1 5.0 446.2 254.5 35.8 35.1

コーンには弱気、大豆には中立の発表内容となった。

 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(9月8日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 425.7 483.6 436.0 943.3 50,800
大豆 140.3 102.0 154.5 369.6 30,350
小麦 389.2 432.4 6,612.4 7,933.1 26,540
大豆粕 54.6 49.1 5,690.1 3,838.5 6,620
大豆油 0.5 1.7 410.4 232.7 640

 

本日のトーメンの意見

 

これまで書いてきたように、今年度の最終イールドは143-144になると予想していた。しかしUSDAによるイールド予想はもっと緩やかに上方修正されると考えていたので、今回の発表でこれほどまでの大幅修正を加えたということに関しては少々意外であった。このタイミングで143と発表されたということは、実際のイールドはもっと上か、という考えも頭をよぎるが、これまでに紹介したいくつかの分析などから判断して、現時点では最終イールドが145を大きく超える可能性は少ないのではないかと思われる。では、今後相場の下げ余地は限られるのかと言うとそうは思わない。今後、収穫が更に進捗するにつれ、今回の発表イールドに関して疑問を抱いている人達(楽観的過ぎるのではないかと考えている人達)が9月後半から10月前半にかけて現実を受け入れ出すにつれ、12月限が2ドルを割る可能性は高いと考えている。(K)



(大豆)

アイオワを中心に予想以上の収量報告は続いており、それ以外に値動きを左右する材料に欠けることから本日も発表後の安値を更新する非常に弱い値動きとなった。大きなサポートとされる550ラインまではあと20セントといったレベルにまで迫っており、何もなければハーベストプレッシャーも手伝いこのラインまでの下落も視野に入ってくる。売り過剰感も指摘されるものの、現在の展開が転換するにはそれなりのきっかけ・材料が必要となってくると思われる故、目先の値動き、という意味では引き続き下向き。550ラインがそのターゲットとなってこよう。これまで数々のサポートを破って下がり続けてきたが、550近辺までの下げを見るとすれば、相当の買い注文が予想される。底値圏へ刻々と近づいているといった意識で現在の下げ相場を見守りたい。(A)


 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)