米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年10月3日


 

本日の相場 

とうもろこし          --やや高値寄り付き、高値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 05 207 - 06 3/4 20 91/2 205 208 3/4 +3 1/4 469713 +2708
MAR 06 219 - 19 1/2 222 217 1/2 221 1/2 +3 3/4 144003 +3270
MAY 06 226 3/4 229 1/2 225 1/4 229 +3 1/4 30827 +314
JUL 06 234 - 33 3/4 236 1/4 232 235 3/4 +3 47531 +1765
SEP 06 240 3/4 342 3/4 239 1/2 242 +2 1/2 7018 +153
DEC 06 249 1/4 - 49 251 3/4 248 251 1/4 +2 3/4 35542 +459
            741239 +8693

 

大 豆                 --やや安値寄り付き、高値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 05 572 - 73 586 566 581 +7 3/4 159463 -1837
JAN 06 582 1/4 - 83 596 1/2 577 592 1/2 +9 1/4 39467 +3684
MAR 06 591 604 1/2 585 1/2 599 1/2 +8 3/4 21498 +458
MAY 06 597 - 97 1/2 609 591 1/2 604 1/2 +7 1/2 17970 +1108
JUL 06 602 - 02 1/2 614 596 611 +7 1/2 12934 +462
AUG 06 602 610 602 607 +10 425 +5
            260155 +4049

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
OCT 16730 +10 OCT 2446 +0'74 DEC 346 1/4 +2 1/2 113.95 - 114.26
DEC 17080 +40 DEC 2465 +0'70 MAR 362 1/2    
JAN 17240 +30 JAN 2489 +0'68 MAY 369 1/4    
MAR 17510 +50 MAR 2500 +0'68 JUL 374 1/4    

 

 

本日の相場の動き

 



(コーン) 

金曜の発表の余韻とファンドの買いにより1セント強上げて寄り付いた後、週間輸出検証高の数字が予想範囲の下限に近かったことや商業筋の売りを背景にして序盤は弱含み、金曜引けのレベルまで戻したが、その後は再び勢いを取り戻し、勢いよく上昇する展開となった。現在のマーケットに対する売り過剰感、農家売りの少なさなどに加え、メキシコが25万トンの米国産HFCS(コーンシロップ)の輸入割当を発行したことなどが材料視された。12月限で金曜の高値207.50を上抜けると更なる買いを集め、一時は4セントアップとなる209.50を付けた。しかし引け際に少し下げ、結局3.25セント高の208.75として引けを迎えた。



(大豆)  

オープニングは先週引け値とほぼ変わらず。その後やや買われすぎ感からか金曜日の安値までは下がったもののすぐに引き戻された。その後まちまちとなったが、午後は一転して大豆油価格の上昇に合わせ急伸。本日の最高値まで一気に上昇した後、最後にやや売り戻されての引けとなった。本日の要因は先週の在庫発表の余波と大豆油相場の上昇。事前予想の半分程度であった輸出検証高レポートも影響なし。


 

本日ファンド筋はコーン市場では6,000枚の買い越し、大豆市場では3,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは 、コーンでは約24,600枚のショート、大豆では約11,400枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域   

週末はベルト大部分で晴天となった。一方20%の範囲では0.25-1.0所により1.0-5.0インチの雷雨が発生した。本日はベルト西部と北部で雨が降り、火曜から水曜にかけて北部3分の1の地域を雨雲が横切る。雨量は0.25-1.0所により2.0インチで範囲は35%。雨による収穫遅れは木曜までで、その後は晴天となる。軽度の霜が今週末に予想されるが、問題視されていない。




NWS 米国各産地6-10日間予報 (10月9日〜10月13日) 】

(引け後発表内容)

気温 降水量
イリノイ N B
アイオワ A N
ミネソタ A A
ネブラスカ A N
インディアナ N B
オハイオ N N
ミシガン N N

 

気温が東部で平年並に低下、降水量は北部以外は平年以下。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  9月29日の週  9月22日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  760.6 871.9 997.4 2,937.0 3,682.4
ダイズ  147.6 260.6 437.0 710.2 1,210.2
小麦 426.2 772.8 853.1 8,866.4 10,812.7
 



 

【引け後の発表】

2)USDA週間クロップ・プログレス(10/2の週) 

【単位 : %】 


《コーン主要産地の成熟度進捗状況》

10/2/05 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   96 81 81 91
イリノイ   97 91 96 94
ネブラスカ   81 72 68 84
ミネソタ 86 56 33 79
インディアナ   89 74 90 85
オハイオ 79 65 72 63
ウィスコンシン 80 57 26 55
サウスダコタ 87 74 49 80
ミズーリ 100 96 98 97
ミシガン  86 77 43 55
主要18州平均   90 76 72 84


《コーン主産地の収穫進捗状況》
 

10/2/05 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ 12 7 8 16
イリノイ   42 30 42 35
ネブラスカ   17 10 12 23
ミネソタ 4 2 0 8
インディアナ   20 13 27 21
オハイオ 7 5 10 8
ウィスコンシン 10 5 2 6
サウスダコタ 14 8 3 12
ミズーリ 69 56 62 66
ミシガン  17 8 4 6
主要18州平均   26 18 23 26

 

《コーン・クロップコンディション》

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 2(3) 6(7) 19(20) 50(49) 23(21)
イリノイ 21(21) 27(27) 31(31) 18(18) 3(3)
ネブラスカ 4(5) 8(8) 23(22) 45(45) 20(20)
ミネソタ 1(3) 5(5) 19(23) 49(46) 26(23)
インディアナ 5(5) 13(14) 35(37) 39(39) 8(5)
サウスダコタ 5(6) 11(13) 26(24) 47(44) 11(13)
ウイスコンシン 6(5) 12(13) 25(29) 38(38) 19(15)
主要18州平均 7(8) 12(13) 26(27) 40(38) 15(14)
18州平均(昨年) 2(3) 6(6) 19(20) 49(48) 24(23)



 


《大豆生産主要州の落葉進捗状況》
 

  10/2/05 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   97 90 94 90
イリノイ   94 86 91 89
ミネソタ 97 85 80 94
インディアナ 95 86 94 90
ネブラスカ 98 92 93 92
オハイオ 97 92 82 88
ミズーリ 82 64 74 72
主要18週平均 93 83 84 85

 

《大豆生産主要州の収穫進捗状況》 

  10/2/05 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   50 27 44 34
イリノイ   36 19 47 33
ミネソタ 39 16 17 39
インディアナ 22 13 52 27
ネブラスカ 45 19 34 29
オハイオ 19 12 35 21
ミズーリ 12 5 23 19
主要18週平均 36 19 33 30




《大豆生産主要州クロップコンディション》

括弧内は先週    【単位 : %】

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 2(2) 4(6) 17(18) 47(51) 30(23)
イリノイ 11(11) 18(18) 38(38) 29(29) 4(4)
ミネソタ 1(2) 4(4) 19(23) 49(49) 27(22)
インディアナ 4(4) 10(10) 31(33) 47(45) 8(8)
ネブラスカ 3(4) 8(10) 28(29) 43(42) 18(15)
オハイオ 2(3) 10(11) 32(32) 43(44) 13(10)
ミズーリ 11(11) 20(21) 34(35) 27(27) 8(6)
主要18州平均 5(5) 11(11) 28(29) 41(42) 15(13)
18州平均(昨年) 3(3) 8(7) 23(24) 47(48) 19(18)

 

 


 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

メキシコが高果糖コーンシロップ(HFCS)を含有するソフトドリンクに対し20%のソフトドリンク税(仮称)を化していることに対して、去る8/9にWTOが国際貿易の責務に反しているとの結論を示したことを受け、9/30、メキシコは25万トンの米国産HFCSの輸入許可枠を発行すると発表した。25万トンのHFCSを原料のコーンに換算すると、約16百万BUに相当する。これを受け、米国コーン精製者者協会(The Corn Refiners Association)は、上記決定を大きな前進として歓迎するも、同税の完全撤廃へ向けて更なる進捗を期待するというコメントを発表した。同協会によると、同税により失われているメキシコ向けのコーンシロップの年間需要は、原料のコーンに換算すると168百万BUに相当すると言う。

話は変わるが、蓋を開けてみると大豊作となった2005年度クロップの収穫が進捗するにつれ、今年もまた各地で保管場所問題が発生している。当社がリバーエレベータを所有しているイリノイ州PEKIN市近辺は今年コーンの作柄が去年比最も悪かった地域の一つであるが、それでも写真のように既に野積みを行うカントリーエレベーターが現れ始めている。拡大するキャリーを受け、多少リスクを背負ってでも長期間保管してキャリングの利鞘を獲得したいという戦略の表れである。

その他、本日引け後にFC STONEからコーンの予想イールド、生産量がそれぞれ147.6BU/ACRE、109.8億BUと発表されたこともあって、プライシング方針は変わらず。(K)



(大豆)

本日FC STONE社が10月のUSDA発表に対し31.05億ブッシェルとの予想を発表した。これは昨年度(04/05 crop)の生産量にほぼ匹敵する数量であり、単収ベースでは43bu/acreとなり過去最高であった昨年を0.8bu/acre上回る。また先日発表の04/05crop末在庫の数量減少を補って余る数量でもある。一つの見方として参考としたい。

その他のニュースとしては、8月の全米食用油精製量が昨年同月を9%上回ったこと、トランス脂肪酸表記義務開始が少し遅れそうであること(元々来年1月からの予定)も大豆油の強材料となった。

収穫は中盤に差し掛かってきたが、いまだ予想以上のイールドという声が続いている。史上最高の単収であった昨年を、夏場雨に恵まれなかった(特にイリノイ周辺)今年の大豆が9月以降どこまで回復できたか興味は尽きない。まとまった農家売りが見られずハーベストプレッシャーがかかりにくくい環境下ゆえ、USDA発表で下げが見られれば取りに行きたい。(tm)


 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)