米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年10月6日


 

本日の相場 

とうもろこし          --変わらずの寄り付き、やや安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 05 205 - 04 1/2 205 1/2 203 3/4 204 1/4 -1/2 466899 +235
MAR 06 217 3/4 - 17 1/2 218 1/4 216 1/2 217 -3/4 152084 +1969
MAY 06 225 3/4 - 25 1/2 226 224 1/4 225 -1/2 31709 -103
JUL 06 232 1/2 233 1/4 231 1/2 232 -1/2 50645 +903
SEP 06 239 1/2 239 1/2 238 3/4 238 3/4 -1 6945 -125
DEC 06 248 1/2 - 48 1/4 248 3/4 247 3/4 248 -3/4 36775 +296
            752075 +3324

 

大 豆                 --やや安値寄り付き、やや高値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 05 562 - 61 574 559 1/2 564 1/4 +3/4 151553 -3941
JAN 06 573 1/2 - 72 1/2 584 3/4 571 576 1/2 +1 1/2 50345 +3257
MAR 06 582 1/2 - 82 593 580 583 1/2 +3/4 22818 +417
MAY 06 586 - 87 597 584 588 1/2 +1/4 18676 +58
JUL 06 591 1/2 - 91 602 1/2 589 1/2 593 1/4 +1 1/4 16069 +1852
AUG 06 600 600 590 590 +1 451 +24
            270269 +3063

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
OCT 16370 +90 OCT 2382 -0'03 DEC 345 1/4 +1/4 113.15 - 113.87
DEC 16730 +120 DEC 2404 -0'12 MAR 359 1/4 unch  
JAN 16920 +110 JAN 2428 -0'12 MAY 366 1/2 unch  
MAR 17180 +80 MAR 2440 -0'08 JUL 371 1/2 unch  

 

 

本日の相場の動き

 



(コーン) 

寄り付き前にINFORMAから発表された生産量・イールド予想数字がそれぞれ10,970(百万BU)、147.6BUであったことは先日のFC STONEからの予想と同じく売り材料とされた。しかし週間輸出成約高(952.6千トン)が事前予想レンジを(600-800)越えて大きな数字となったことは逆にサポート材料となり、寄り付きは前日引けとほぼ変わらないレベルにて取引されることとなった。その後はそれ以外の新規材料に欠けたこともあり、寄り付きのレベルを中心として約2セントの範囲内で小刻みな動きに終始。最後まで目立った動きの無いまま引けを迎え、12月限は1/2セント安の204.25として引けている。



(大豆)  

本日寄り付き前に発表されたINFORMAの生産量予想が30億ブッシェル(USDA9月発表は28.56億ブッシェル)であったことから、2〜3セント下からスタート。オープニングでは最近の高い大豆油を売って大豆粕を買う取引が多く見られた。その後継続的なファンド買いによって前半はほぼ一本調子に上昇。しかし勢いは続かず、後半に入ると週末に向けて収穫が進むとの見方も手伝って一転して下げ。結局昨日引け値付近まで下げての引けとなった。


 

本日ファンド筋はコーン市場では3,000枚の売り越し、大豆市場では3,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは 、コーンでは約36,100枚のショート、大豆では約8,900枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域   

昨日はベルト西部にて所により雨となった。雨量は0.1-0.6インチ程度で範囲は30%。雨は本日ベルト中西部と北中部にて徐々に弱まっていく。金曜にはオハイオにて雨が予想される。雨量は0.1-0.75インチで範囲はベルト全体の10%程度。週末にかけて特にベルト北西部にて晴天が予想される。明日明後日と北西部で霜がおりる見込みだがダメージは予想されていない。




NWS 米国各産地6-10日間予報 (10月12日〜10月16日) 】

(引け後発表内容)

気温 降水量
イリノイ N N
アイオワ N A
ミネソタ A N
ネブラスカ N A
インディアナ N N
オハイオ N N
ミシガン A N

 

降水量がやや増加傾向。気温はほぼ変わらず。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】
 

1)  USDA発表 週間輸出成約高(9月29日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 952.6 0.0 10,823.8 11,214.8 7,735.2 4.4
大豆 541.2 0.0 6,545.3 9,394.3 5,808.5 0.0
小麦 475.5 0.0 13,736.9 14,851.5 5,128.1 0.0
大豆粕 16.2 98.8 6,236.1 4,020.0 265.4 702.6
大豆油 -0.1 7.8 446.4 253.3 19.8 59.0



 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(9月29日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 781.5 956.4 3,088.6 3,817.8 50,800
大豆 206.0 219.2 736.8 1,187.8 30,350
小麦 584.3 606.6 8,608.8 10,048.2 26,540
大豆粕 62.2 133.9 5,970.7 3,967.5 6,620
大豆油 3.9 1.4 426.6 241.9 640


 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

「思ったよりイールドが良い」という話を相変わらず頻繁に耳にするが、特にベルト西部・北部においては、地域によっては去年を上回る収量を記録しているような印象を受ける。アイオワ西部やネブラスカなどからは日々驚きの声が聞こえてきており、例えばネブラスカのあるカントリーエレベータでは、その地域のコーンの収穫はこれから本格化しようというのに既にサイロが満タンであるとか、アイオワ州西部で大豆の野積みを行っているエレベーターが存在するとか・・。9月に発表されたネブラスカとアイオワの単収はそれぞれ160、169だが、これらが仮に去年と同レベルの数字に上方修正されれば、それだけで全体の生産量に200百万BUのインパクトを与える。いくらこれらの州が良いとは言え、まさか去年と同レベルまでは行かないだろう、というのが正直な気持ちだが、これだけ日々豊作、豊作と騒ぎ立てられると、INFORMAやFC  STONEが110億ブッシェル近い生産量を予想したくなるのも理解できる。実際の生産量がどのレベルで落ち着くのかは分からないが、ここはムードに乗って、引き続き様子見。(K)

 

(大豆)

本日までに発表されたUSDA需給報告に対する生産量事前予想は概ね次の通り。
FC STONE  31.05億ブッシェル
INFORMA      30.00億
CITI GROUP  29.75億
FIMAT          30.35億
(USDA9月    28.56億)

その他注目されるのは搾油用需要の伸び(10-20百万ブッシェル?)や輸出用需要に変化(unchange〜20百万ブッシェル減?)が加わるかどうかといったところ。いずれにせよ間違いなく在庫率は上昇する見込みである。

ただしである。燃料高やハリケーンによる混乱などで長らくバージフレートが記録的な高値にあることで、ベーシスレベル(シカゴ相場を基準に農家が売れる価格)は例年より20〜25セントも安くなっている。農家の手取りはベーシス+シカゴ相場であるため、相場は例年比較高い価格で支持されてしまう。単純に在庫率から想像できる価格までは下がらない。(tm)

 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)