米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年11月11日


 

本日の相場 

とうもろこし          --変わらずの寄り付き、やや高値引け

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 05 194 - 94 1/4 196 193 1/4 195 1/2 +1 3/4 312722 -27723
MAR 06 208 1/4 - 08 1/2 210 207 1/2 209 3/4 +1 3/4 326595 +16699
MAY 06 215 1/2 - 15 3/4 217 1/2 215 1/4 217 1/4 +1 1/2 50051 +763
JUL 06 223 - 22 3/4 224 1/4 222 1/4 224 +1 1/2 85296 +4962
SEP 06 231 1/4 - 31 233 230 3/4 232 1/4 +1 10763 +177
DEC 06 241 3/4 243 4/2 241 1/4 243 1/4 +1 1/2 64998 +2214
            860622 -2664

 

大 豆                 --高値寄り付き、 高値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 05 582 594 580 593 +16 1992 -1086
JAN 06 590 1/2 - 92 603 589 1/2 601 1/2 +14 158811 +101
MAR 06 596 1/2 - 96 3/4 608 3/4 595 1/2 606 3/4 +12 3/4 43068 +1292
MAY 06 601 - 01 1/2 614 600 1/2 612 1/4 +13 3/4 22915 +202
JUL 06 608 - 07 1/2 618 606 1/2 617 1/2 +13 27614 +872
AUG 06 607 618 606 182 617 1/2 +12 1/2 1969 +21
            273677 +1483

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
DEC 18170 +620 DEC 2274 -03 DEC 311 1/2 +1 3/4 117.92 - 118.04
JAN 18240 +580 JAN 2293 -01 MAR 328 1/4 +2 1/4  
MAR 18520 +620 MAR 2313 -12 MAY 337 +1 3/4  
MAY 18620 +590 MAY 2338 -07 JUL 345 1/4 +2 1/2  

 

 

本日の相場の動き

 



(コーン)

やや安値コールの中始まったマーケットは、昨日引け値レンジからの寄り付きとなった。史上二番目の生産量、鳥インフルエンザといったファンダメンタルズに加え、中国コーンが値を下げていることなどを材料に少しづつ値を下げた。12月限・3月限ともに約定安値を1/4セント下回ったレベルで午前中2時間以上もみあったが、午後に入るとそれ以上下がる力が無いと見たファンドからショートカバーが入り反転。一気に2セントを戻し、昨日比1セント強高値での引けとなった。



(大豆)

オープニングコールは1〜2セント高であったが、期近限月を中心に5セント以上の高値からスタートした。前日USDA報告により安値寄付きとなったものの結局小幅安まで戻した流れ、中国が8−12カーゴの大豆を今週買ったのではという噂、11月限デリバリーに多数の商業筋の受け手が出ていること、などが買い材料となった。特に中国の動きについては鳥インフルエンザ渦中において注目を集めた。テキサス州で初めてのカビ菌が発見されたとの報は材料視されなかった。ほぼ終日値を上げ続けた一日となった。


 

本日ファンド筋はコーン市場では1,500枚の買い越し、大豆市場では6,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは 、コーンでは約19,050枚のショート、大豆では約11,081枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域

昨日も概ねドライ。雨は土曜日に中部と西部に発生し、日曜に東部へ移ってくる。月曜と火曜に北部と東部にてにわか雨が降る見通し。雨量は0.1-0.75インチで、範囲は90%。ミズーリ東部、アイオワ東部、ミネソタ、ウィスコンシン、イリノイ、ミシガン、オハイオが主な雨の地域。月曜火曜の雨は北西部で雪混じりとなる。ミネソタ、ウィスコンシンでは1-3インチの積雪となる可能性あり。

アルゼンチン 

昨日は西部で雨。雨量は0.1-0.75インチ、所により3.5インチ、範囲はコーンベルトの15%、大豆ベルトの25%であった。今週末は南部、日曜夜と月曜は北部で雨となる。雨量は0.1-0.75インチで所により1.5インチ、範囲は月曜までトータルで45%となる。昨日の雨と今週末の雨により場所によって水不足が緩和するが、ブエノスアイレス、サンタフェ南西部、コルドバ南部では乾燥状態が続く。これら地域は向こう6-10日間にて雨を得る可能性もある。

ブラジル 

昨日は再び北部で雨。雨量は0.25-0.75インチ、所により2.0インチ、範囲は25%であった。雨は火曜にかけて北部にて継続し、0.5-3.0インチ、所により5.0インチ、範囲は50%となりそう。この雨はコーン・大豆の生育には良い雨となるが、向こう6-10日間中部には雨予報がない。




NWS 米国各産地6-10日間予報 (11月17日〜11月21日) 】

(引け後発表内容)

気温 降水量
イリノイ N B
アイオワ A B
ミネソタ A B
ネブラスカ A B
インディアナ N B
オハイオ B B
ミシガン N B

 

気温上昇傾向に転じる。雨量は総じて少なめ。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

本日の発表等


【引け後の発表】

1) コミットメント オブ トレーダーズ  


 

2) USDA 週間ローンデータ

 

いずれも本日「ベテランズ・デー」の為来週に延期

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

先日訪れたアイオワのあるカントリーエレベータで、大豆の野積みを見かけた。筆者は大豆が地面に積み上げられているのを見たのは初めてであったが、そのエレベータ自身、大豆の野積みを行うのは1950年の創業以来、今年が初めてだという。今週は久しぶりにアイオワを含め、インディアナ・イリノイなどの産地を時間を掛けてドライブしたのだが、野積みを見かける頻度が多いことにあらためて驚きを感じた。上記の大豆の話は極端な例であるとしても、史上最高の生産量を記録した去年を凌ぐ量のコーンが様々な形態でビン以外の場所に保管されていることは明らかなようである。マーケットの構造が上記の事態を招く一番の原因であることは言うまでもないが、USDAが定めた、「今年に限り野積みのグレーンに関してもLDPを適用する」という一時的措置が上記の事態に拍車をかけたこともまた間違いない。年が明けても尚期近限月が安値を更新し続ける可能性を感じ始めているが、12月限に関してはかねてからターゲットとしてきた値位置に到達した今、手当てを終えてしまって良いと考える。(K)
 

 

 

(大豆)

本日の上げはUSDA報告後のBuy the Factに、中国による大豆大量買付けという噂が重なった結果と見る。ここのところ中国は、国内の世界最大規模の養鶏業者による鳥インフルエンザ騒ぎやインド産大豆粕をキャンセルしたりと、ネガティブな話題の中心にいただけにインパクトを与えた。

ただ輸出ペースの実績に目をやると、9月は昨年同月47.2百万ブッシェルに対し32.3百万ブッシェル、10月は同177.7百万ブッシェルに対し146.4百万ブッシェルと1年前の8割程度に沈んでおり、センサスでの10−12月予想も昨年同期513.7百万ブッシェルに対し455万百万ブッシェルと低調さがはっきりと見て取れる。

これに対してUSDAは、2004/05cropでの輸出1103百万ブッシェルに対して2005/06cropを今回減らしたとは言えまだ1075百万ブッシェル。長期的に弱材料となる。(tm)

 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)