米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年11月14日


 

本日の相場 

とうもろこし          --高値寄り付き、高値引け

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 05 196 1/4 - 96 199 1/2 196 196 3/4 + 1 1/4 288073 -24649
MAR 06 210 1/2 - 10 213 1/4 209 3/4 210 3/4 + 1 351464 +24869
MAY 06 218 - 17 3/4 220 3/4 217 1/2 218 1/2 + 1 1/4 51177 +1126
JUL 06 224 3/4 - 24 1/2 227 1/2 224 1/2 225 1/2 + 1 1/2 86151 +855
SEP 06 233 1/4 - 33 235 1/2 233 233 3/4 + 1 1/2 10849 +86
DEC 06 244 1/4 - 44 247 1/2 243 3/4 245 + 1 3/4 64955 -43
            863089 +2467

 

大 豆                 --変わらずの寄り付き、安値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 05 595 - 94 597 1/2 588 590 1/4 - 2 3/4 1327 -665
JAN 06 601 3/4 - 01 604 593 595 - 6 1/2 159243 +432
MAR 06 608 - 07 1/2 609 1/2 598 1/2 601 - 5 3/4 44410 +1342
MAY 06 612 1/2 - 12 615 604 605 1/2 - 6 3/4 23237 +322
JUL 06 617 - 16 1/2 619 609 1/2 611 3/4 - 5 3/4 27538 -76
AUG 06 615 1/2 618 612 1/2 612 1/2 - 5 2009 +40
            275354 +1677

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
DEC 18020 -150 DEC 2251 -23 DEC 311 3/4 + 1/4 118.71 - 118.88
JAN 18140 -100 JAN 2271 -22 MAR 328 - 1/4  
MAR 18370 -150 MAR 2291 -22 MAY 336 1/2 - 1/2  
MAY 18570 -50 MAY 2313 -25 JUL 344 3/4 - 1/2  

 

 

本日の相場の動き

 



(コーン)

これまでの下げに対する売り過剰感と金曜の上昇からのフォロースルーによるファンドの買いにより3/4セント上げて寄り付いた後も、週間輸出検証高の発表内容が予想レンジを上回ったこともあって序盤はひたすら高値を目指す展開。一時は12月限で前日比4セント高、10/25以来の高値となる199.50を付けることとなった。しかしその後ムードは一転。CRBインデックスの下げや大豆3品の下げを見たファンドの買いが続かず、また中国やタイ、日本などで新たな感染例が見つかるなど鳥インフルエンザの被害拡大が引き続き懸念されることなどもあり、後半は徐々に値を戻す展開となり、結局12月限は1.25セント高の196.75として引けを迎えた。



(大豆)

変わらずからやや高値でのオープニング。金曜日の買われ過ぎ感から徐々に値を下げる展開。中国、タイ、日本、ベトナムなどで相次ぐ鳥インフルエンザ発生、ブラジルの天候推移がほぼ順調であること、輸出検証高が予想範囲以下であったことに反応したものと思われる。NOPAによる10月の搾油量報告が予想以上であったことが逆に強材料と写った。最後に本日の安値圏から少し戻した所で引けとなった。


 

本日ファンド筋はコーン市場では6,000枚の買い越し、大豆市場では2,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは 、コーンでは約2,400枚のショート、大豆では約9,000枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域

週末はベルト北部と東部でにわか雨が降った。雨量は0.1-0.5インチで所により1.0インチ。範囲は45%であった。雨は向こう2日間増え、水曜に北東部で収束する見込み。雨量は0.1-1.0インチにてコーンベルトの90%に及ぶ。アイオワ、ミネソタ、ウィスコンシン、ミシガンでは1-4インチの積雪となる可能性有り。

アルゼンチン 

週末はコルドバ南西部、サンタフェ、エントレリオス北西部、ブエノスアイレス北中部と南部、ラパンパ北東部にて雨が降った。雨量は0.1-0.75インチで所により1.5インチ。範囲はコーンベルトの40%、大豆ベルトの50%であった。本日雨はベルト南部と東部に発生し、水曜と木曜は北部と西部で予想される。雨量は0.25-1.25インチ、所により2.0インチで、範囲は木曜まででコーンベルトの55%、大豆ベルトの70%。これらの雨によってもまだブエノスアイレス地域はかなりドライな状態。大豆ベルトの1/4、コーンベルトの1/2は水不足。

ブラジル 

週末はまたも北部で雨。マットグロッソ、ゴイアス、ミナゴライアス北中部、マットグロッソドスル、サンパウロ北西部が中心。雨量は0.25-1.5インチ、所により3.5インチ、範囲は45%であった。同様の雨が火曜にかけて北部で予想され、今晩から火曜には南部で所により雨となる。木曜から金曜にかけて南部で雨の可能性がある。雨量は0.25-1.5インチで所により2.5インチ。範囲は金曜までで55%となる模様。ベルト中部に雨が欲しい状況。




NWS 米国各産地6-10日間予報 (11月17日〜11月21日) 】

(引け後発表内容)

気温 降水量
イリノイ N B
アイオワ N B
ミネソタ N B
ネブラスカ A B
インディアナ B B
オハイオ B B
ミシガン B B

 

気温また平年以下へ。雨量は全域で平年以下。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】
 

1) NOPA 月間搾油報告

 

  10月 9月 10月(昨年)
搾油量(千ブッシェル) 148,136 127,101 150,859
大豆粕生産量(百万ショートトン) 3.50 3.00 3.53
大豆粕イールド(ポンド/bu) 47.26 47.22 46.82
大豆粕輸出量(ショートトン) 479,675 282,869 413,447
大豆油生産量(百万ポンド) 1,685.49 1,468.80 1,757.23
大豆油イールド(ポンド/bu) 11.38 11.56 11.65
大豆油在庫(千ポンド) 882,451 1,374,458 1,495,141


 

【セッション中の発表】

2) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  11月10日の週  11月3日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  993.1 914.9 962.8 9,107.8 9,043.5
ダイズ  547.1 941.9 1,243.9 5,826.7 7,635.3
小麦 411.5 476.3 545.7 12,360.6 14,188.8
 


 

【引け後の発表】

3)USDA週間クロップ・プログレス(11/13の週) 

【単位 : %】 


《コーン主産地の収穫進捗状況》
 

11/13/05 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ 96 91 86 94
イリノイ   99 96 94 97
ネブラスカ   95 88 81 89
ミネソタ 96 88 80 92
インディアナ   96 89 92 91
オハイオ 83 73 87 84
ウィスコンシン 84 72 62 75
サウスダコタ 95 89 67 86
ミズーリ 97 96 91 96
ミシガン  93 88 73 74
主要18州平均   95 90 85 91


 

4) コミットメント オブ トレーダーズ (11月8日現在) (単位:枚)  

 

オプション含まず  ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ロング     4,017 ロング       4,100 ロング  5,945
大豆粕  ショート    1,892 ショート      4,000 ショート   5,276
大豆油 ロング    22,443 ロング     18,900 ロング    11,649
コーン  ショート    3,951 ショート    14,600 ショート   23,394
小麦  ショート   46,079 ショート    48,800 ショート  46,797



 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

12月限は底を見、買い場は短期間で終わってしまった。今後は3月限に話題を移すこととしたい。結論から言うと3月限についても急いで手当てする必要はなく、少なくとも年が明けるまで待ちたい。理由はこれまで述べてきたように今年は売り物が出るタイミングが後倒しになるという理由に加えて、季節的に年明けには纏まった農家売りが出やすいという理由からである。

10月末時点で、イリノイ州において野積みされているコーンは100百万ブッシェルに到達したと言われる。この数字はその後さらに増えているはずである。また、あるローカル新聞はBloomington/Normal近辺に位置するあるエレベータにおいて1.4百万ブッシェルのコーンが野積みされていると伝えている。パナマックス半分以上に相当する量のコーンが一箇所に野積みされているのである。野積みと一口に言ってもその保管方法によって様々な形態があるが、最も簡易な方法で保管されているものは雨などによるダメージを受けやすく、おそらく一月中が保管の限度であろう。ちなみに、上記のBloomington/Normal近辺で行われている野積みは、この「最も簡易な方法」による野積みであると言われる。(K)

 

(大豆)

本日11月限が切り落ち、確たるファンダメンタルズの変化無しに1月限が期近限月として6ドルをキープするのは難しかったということか。本日も中国大量買付けの噂は確認されなかった。
2005/06cropの輸出動向について一点。データによれば、11月1日時点の輸出実績を年毎に比べた場合、その時点で前年度を下回っている年は1979年以降11回。うち8回はその後の年間輸出数量が同じく前年度を下回っている。今年(11月1日時点)は昨年同期の77%であるのに対し、USDAの輸出予想で2005/06cropは前年の97.5%レベルとなっている。
ただ来週にかけてはホリデー前ということで多少のポジション調整買いが予想される。(tm)



 

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