米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年11月15日


 

本日の相場 

とうもろこし          --高値寄り付き、安値引け

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 05 197 3/4 - 97 1/2 198 1/2 195 1/2 195 3/4 - 1 263633 -24440
MAR 06 211 1/2 - 11 1/4 212 209 3/4 210 - 3/4 362239 +10775
MAY 06 219 1/4 - 19 219 3/4 217 3/4 218 - 1/2 51775 +598
JUL 06 226 1/2 - 26 1/4 226 3/4 225 225 1/4 - 1/4 86770 +619
SEP 06 235 - 34 3/4 235 233 1/2 233 1/2 - 1/4 10917 +68
DEC 06 246 - 45 3/4 246 244 1/4 244 1/4 - 3/4 65629 +674
            851628 -11461

 

大 豆                 --高値寄り付き、安値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 06 598 1/2 - 97 1/2 601 591 1/2 592 1/4 - 2 3/4 154127 -5116
MAR 06 604 - 03 1/2 606 3/4 598 3/4 599 1/4 - 1 3/4 44229 -181
MAY 06 608 1/2 - 08 611 3/4 604 1/2 605 1/4 - 1/4 23203 -34
JUL 06 614 - 13 1/2 617 610 610 1/2 - 1 1/4 26909 -629
AUG 06 616 1/2 616 1/2 612 1/2 612 1/2 - 0 2009 +0
SEP 06       612 - 0 1265 +4
            268201 -7153

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
DEC 18020 -0 DEC 2234 -17 DEC 307 - 4 3/4 118.91 - 119.26
JAN 18130 -1 JAN 2253 -18 MAR 323 1/4 - 4 3/4  
MAR 18370 -0 MAR 2276 -15 MAY 332 - 4 1/2  
MAY 18500 -70 MAY 2300 -13 JUL 340 1/2 - 4 1/4  

 

 

本日の相場の動き

 



(コーン)

二日連続で高値引けとなった相場のフォロースルーもあって寄り付きから序盤にかけては強気ムードの中商業筋を中心に買い上げられ、一時は12月限で前日比1.75セントアップとなる198.50を付ける場面も見られたが、その後は一転して売り先行の相場となり、徐々に値を崩す展開。CRBインデックスの下げやドル高を受けてのテクニカルな売りに加え、鳥インフルエンザの影響で中国において配合飼料の需要が20-30%落ち込んでいるという噂も売りを煽った。その流れのまま引けを向かえ、結局12月限は1.0セント安の195.75として引けを迎えた。



(大豆)

昨日のクロージングレベルより高値寄り付きとなり、その勢いで昨日の高値更新をトライするが叶わず。その後値を戻して午前中のほとんどをc596前後(1月限)で過ごし、午後はc593前後での攻防となった。ドイツの新政権がバイオディーゼルへの課税免除を取り止めるとの情報、南米での天候が改善に向かっていること、鳥インフルエンザ懸念、などが弱材料となり、結局本日の最安値圏で引けた。


 

本日ファンド筋はコーン市場では3,000枚の売り越し、大豆市場では1,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは 、コーンでは約5,400枚のショート、大豆では約8,000枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域

昨日はベルト広域でにわか雨が降った。雨量は0.1-1.0インチ、範囲は90%。雨は本日まで続き、水曜には東部で収束する。雨量は0.25-1.0インチで所により2.0インチ。ミシガン、オハイオ北部では雪混じりとなり2インチほどの積雪となる可能性有り。

アルゼンチン 

昨夜広域ににわか雨が降った。ブエノスアイレス、コルドバ南部、サンタフェ、エントレリオス中南部が主な地域。雨量は0.25-1.5インチで範囲はコーンベルトの80%、大豆ベルトの70%であった。今後の雨は水曜夜と木曜に予想される。雨量は同様で範囲はコーンベルトの65%、大豆ベルトの60%の予想。これらの雨により、乾燥懸念がある地域はベルト北部に限定されてきている。

ブラジル 

昨日は南東部と北部にてにわか雨。マットグロッソ北中部と北西部、バイア北西部と中部が主な地域。雨量は0.1-1.0インチで範囲は15%。向こう3日間雨は北部を中心に続く。土曜までには中部でも若干の雨が降る見込み。雨量は0.25-1.25インチで所により2.0インチ。範囲は60%の予想。




NWS 米国各産地6-10日間予報 (11月21日〜11月25日) 】

(引け後発表内容)

気温 降水量
イリノイ N B
アイオワ N B
ミネソタ N B
ネブラスカ A B
インディアナ B B
オハイオ B B
ミシガン B B

 

気温低め、雨量平年以下の傾向継続。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

本日の発表等

【引け後の発表】
 

1) ブリッシュコンセンサス 

 

11/15/05 11/8/05 11/1/05 10/25/05 10/18/05
大豆  42 42 41 42 41
大豆油  42 44 44 48 49
大豆粕 39 37 35 35 33
コーン 21 21 21 23 24
小麦  30 33 34 37 38

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

収穫も結局順調なペースを維持し続け、いよいよ畑の上に何も無い寂しい季節に突入した。近年、コンバインの性能も飛躍的にアップし、トラクターやプランターの性能アップと合さり、収穫前に早霜の被害を受ける可能性が低くなっている。先日訪れたJohn Deereの耕作機械展示会場で見かけた最新のコンバインは、なんと一時間の20エーカーものフィールドを収穫することができるという。

ハイブリッドの性能向上により旱魃の被害を受ける可能性・程度が低くなっていることもまた今年クロップにおいて実証されることとなったが、これらの総合的農業技術の向上により、人類は天候の変化による収穫量の減少を徐々に克服しつつある。しかし、それにより、年間を通して見たときの相場の変動幅が以前と比べて限られるかというとそうとも限らない。なぜなら、商品市場におけるファンドの資金量が急激に拡大しているからである。下のチャートは商品・金融を含めた全市場におけるファンドの資金量の推移を示したものであるが、約5倍もの資金が投入されていることになる。この所謂ファンド筋は、テクニカルサインを基にして一斉に資金の投入・引き上げ・シフトを行うので、ファンドが閉める割合を増えると相場の変動幅が必然的に拡大する。(K)

 

(大豆)

まだ南米の作柄をとやかく言うのは早いが、本日も南米の天候良化が1つの材料となった。先の報告でUSDAはその他の国の生産量をすえ置く一方、ブラジルの大豆生産量を6,000万トンから5,850万トンへ引き下げた。先週のCONAB報告の5,670-5,760万トンよりやや楽観的で、IBGE予想と同様のレベルとなっている。もちろん今後の天候推移やカビ菌の発生度合いなどで変わりえるが、現状の在庫がどの程度の余裕を持っているのかを過去数年の実績から確認してみる。

このように、世界の大豆在庫率ではこの9年で2002/03cropを凌ぐ最高レベル、米国の大豆在庫率では1998/99cropに次ぐ2番目のレベルとなっている。仮に南米がこけて多少生産量を落としたとしても、米国内の在庫率は現在までの輸出低迷からやや増えることが予想される。とすると世界・米国の在庫率の関係は1998/99cropに近づくことになる。1998年の今頃は現在と同じく$6を割ったレベルであったが、12月以降値を下げ続け、2月には$4台半ばまで下げた。当時との単純比較はできないが、参考としたい。(tm)

 



 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)