米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2005年12月19日


 

本日の相場 

とうもろこし          --高値寄り付き、高値引け

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAR 06 209 1/2 - 09 1/4 209 3/4 206 3/4 208 3/4 + 1 1/4 467870 -3779
MAY 06 218 3/4 - 18 1/4 219 216 217 3/4 + 1 1/2 85583 +636
JUL 06 227 1/2 - 26 3/4 227 1/2 224 3/4 226 3/4 + 1 1/2 94729 +218
SEP 06 235 1/4 235 1/2 233 3/4 235 + 1 20014 +222
DEC 06 246 246 1/4 244 1/4 245 1/2 + 3/4 88913 +957
MAR 07 253 253 251 1/2 253 + 1 4967 +160
            774804 -1253

 

大 豆                 --高値寄り付き、高値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 06 602 1/2 - 01 610 594 608 1/2 + 16 1/4 75443 -8640
MAR 06 614 - 11 622 605 620 1/2 + 18 127138 +7109
MAY 06 619 3/4 - 19 1/2 630 614 628 1/4 + 17 3/4 27058 +501
JUL 06 629 - 28 635 621 1/2 634 1/2 + 16 1/2 35215 +655
AUG 06 624 629 624 629 + 11 3480 -9
SEP 06 626 630 626 629 1/2 + 9 1/2 1533 +0
            291459 +673

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JAN 19860 +720 JAN 2157 +27 MAR 323 1/4 +34
MAR 19920 +750 MAR 2191 +35 MAY 332 +32  
MAY 19900 +610 MAY 2227 +40 JUL 341 3/4 +36  
JUL 20100 +600 JUL 2261 +41 SEP 350 1/4 +40  

 

 

本日の相場の動き

 



(コーン)

オープニング寄り付き前からテクニカルの買いオーダーにより、オープニングは前日引け値より2セント高い209.25-209.50(MAR06)。しかしながら、オープニングが本日の高値。$2.10レベルをブレイクできないと見るや、一転本日の安値まで3.25セントのダウン。その後は、本日の輸出検証高が予想を上回ったこと、また先週一週間の間、中国における鳥インフルエンザ 状況に関するレポートがほとんど見られなかったことを何人かのアナリストが取り上げ、国内需要の回復から現在の積極的な輸出プログラムも見直されるのではないかというレポートを出したこと、および大豆、大豆粕の急激な上げの影響を受けて、じわじわと値を戻し、3月限月は前日比1.25セント高の208.75セントにて引けを迎えた。



(大豆)

オープニングから10セント強の高値寄り付き。その後は一旦本日の安値594セント(JAN06)まで下げたものの、そこからもじわじわと値を上げていき、終盤引けに向けてファンドの大きな買いオーダーが入り、最後の15分の間に10セント強値を上げて、引け値は608.50セント(JAN06)となっている。アルゼンチンのドライ懸念などファンダメンタルの動きもあるものの、本日の動きはファンドによるところが大きい。@テクニカルを背景とした買い、A高騰している貴金属先物市場からのコモディティーインデックスファンドの流入があげられる。特に、終盤の急激な上げはいかにもファンドの買い上げ方といえる。


 

本日ファンド筋はコーン市場では1,000枚の買い越し、大豆市場では6,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは 、コーンでは約24,100枚のショート、大豆では約4,000枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域

週末は ミズーリ北東部、イリノイ北中部、インディアナ北部、オハイオ北西部およびミシガン南西部にて雪を見た。それぞれ部分的ではあったものの、積雪量は1-3インチ、ところにより5インチあまりであった。北部での降雪により畑は雪で覆われ、冬小麦の冬枯れ懸念を後退させ、引き続きクロップ状態は安定しているといえる。


アルゼンチン
 

週末はブエノスアイレス南中部および北東部、コルドバおよびサンタフェの北部、中部、エントレリオス北西部に0.25-0.75インチ、ところにより1.5インチ、範囲ではコーンの35%、大豆の45%をカバーする雨に恵まれた。今週の降雨は今週水曜日夜半から金曜日にかけてブエノスアイレス北部、中部、コルドバ北東部、エントレリオス北部に同程度の雨量が予報されており、範囲はコーンの50%、大豆の45%となっている。


ブラジル
 

週末は0.25-1.5インチ、ところにより2.75インチの雨が主要産地の50%の範囲で見られた。雨を見なかった地域は、マットグロッソ南東部、ゴイアス南中部および南西部、サンパウロ北中部。今週は中部、北西部の主だった地域に金曜日にかけて0.5-1.75インチ、ところにより3.5インチの雨量にて、60%の範囲をカバーする降雨が予想される。引き続きドライなのは、南部1/3の地域となっている。ミナゴライアス南部、ゴイアス南部、マットグロッソドスル北東部および中央部、マットグロッソ中部および南東部では引き続き過剰な水分によるサビ菌懸念が懸念される。



 

NWS 米国各産地6-10日間予報 (12月25日〜12月29日) 】   

(引け後発表内容)

気温 降水量
イリノイ A N
アイオワ A B
ミネソタ A N
ネブラスカ A B
インディアナ A N
オハイオ A N
ミシガン A N

 

昨日に続き、平年並み又は平年を上回る気温が予報されている。降水量も平年並みの州が多くなっている。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  12月15日の週 12月8日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  1,117.8 933.6 1,005.3 13,786.9 13,896.4
ダイズ  555.7 453.0 1,094.4 9,744.1 12,675.7
小麦 446.2 750.8 451.7 15,218.7 16,699.4

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

当社がイリノイ州PEKIN市に所有するリバーエレベーターからの情報では、イリノイ川沿いの生産者達の多くは12月中に手持ちの玉の残りを売るつもりは無いので、売り物が出てくるとしても一月に入ってからだという。一方で1月に入ればファンドのショートカバーが纏まって入ってくる可能性が懸念される。昨今のファンドの力は農家売りのそれを上回る場合が多いので、年末年始に相場が再び底を付ける可能性は低いと考え始めている。引き続き上値リスクに警戒したい。(K)


(大豆)

ついに3月限c610を突破した。ファンド買いは収まることなく、次のターゲットは今年の最高値と最安値の半値戻しc660かとも思われる。ここ2〜3週間でc60上げたマーケットだけに、今の中国市場の活気とインデックスファンドの買い余力を持ってすれば、向こう数週間で残りc40上昇も十分有り得る。問題はその後。1月中頃以降は中国が旧正月に入る為、マーケットが冷静さを取り戻すチャンスとなる。その時期に南米の天候がまだ問題でなければ、ファンダメンタルズに再度焦点が戻り下がりだすというシナリオもある。ただし、仮に下がるとしてそれまで待てるか否か。期近必要分についてはやはり買っておきたい。(TM)

 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)