米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2006年2月1日
| 本日の相場 |
とうもろこし --安値寄り付き、安値引け―
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | ||
| MAR 06 | 216 1/4 - 15 3/4 | 217 3/4 | 215 1/4 | 216 1/2 | - 2 1/4 | 411187 | -21071 |
| MAY 06 | 226 - 35 3/4 | 228 | 225 1/2 | 226 1/2 | - 2 1/2 | 204609 | +27234 |
| JUL 06 | 235 1/4 - 35 | 237 | 234 1/2 | 236 | - 2 | 129240 | +2665 |
| SEP 06 | 243 1/2 | 244 1/2 | 242 3/4 | 243 3/4 | - 1 1/2 | 29263 | +250 |
| DEC 06 | 253 1/2 - 52 3/4 | 254 3/4 | 252 1/2 | 254 | - 1 3/4 | 153201 | +4923 |
| MAR 07 | 259 - 58 3/4 | 260 3/4 | 258 1/2 | 260 1/4 | - 1 1/4 | 14137 | +486 |
| 974780 | +16898 |
大 豆 --安値寄り付き、安値引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAR 06 | 587 - 86 | 589 1/4 | 579 | 579 1/2 | - 14 3/4 | 166222 | -5234 |
| MAY 06 | 599 - 98 1/2 | 601 | 591 1/2 | 592 1/4 | - 14 1/2 | 63126 | +5210 |
| JUL 06 | 609 | 611 1/2 | 602 1/2 | 603 | - 13 1/2 | 57737 | 1368 |
| AUG 06 | 613 1/2 | 613 1/2 | 606 | 606 | - 13 1/2 | 4035 | +15 |
| SEP 06 | 615 | 615 | 610 | 610 | - 10 | 1835 | +3 |
| NOV 06 | 620 - 19 | 623 1/2 | 616 | 616 3/4 | - 12 3/4 | 44643 | +1925 |
| 341975 | +3419 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAR | 18120 | -380 | MAR | 2182 | -53 | MAR | 339 1/4 | -4 | 116.89 - 117.55 |
| MAY | 18370 | -410 | MAY | 2225 | -54 | MAY | 350 1/4 | - 4 1/4 | |
| JUL | 18680 | -360 | JUL | 2265 | -55 | JUL | 360 1/4 | -4 1/4 | |
| AUG | 18820 | -360 | AUG | 2278 | -52 | SEP | 370 1/2 | -3 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
| 買い過剰感に加え、南米、特にアルゼンチンの予報が改善したことが材料視されたことにより寄り付きから2-3セント下げて取引された。その後は、寄り付きのレベルを中心に約2セントの範囲で上限を繰り返す展開となった。インデックスファンドの買いは本日も下値を支えることとなった。最終的には3月限で前日比2.25セント安の216.50として引けを迎えた。 |
(大豆)
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夜間取引での急落をそのままに、大きく安値からの寄り付きとなった本日のマーケットは、終日南米アルゼンチンの天候回復ムードにさらされた。午前中こそオープニングレンジ付近c585-589(大豆3月限)で耐え忍んだものの、午後に入るとずるずると値を下げ本日の最安値圏でクローズを迎えた。 この時期は大豆の生育期間後半の重要な時期に当り、非常にタイムリーな雨と捉えられた。またカナダ産キャノーラの在庫が予想以上との報も下げ要因の一つとなった。 |
| 本日ファンド筋はコーン市場では5,000枚の買い越し、大豆市場では5,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは 、コーンでは約76,600枚のロング、大豆では約16,000枚のショートとなった模様。(推定) |
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部・デルタ地域
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昨日は概ね晴天。本日はミシガン西部で少量の雪か雨、木曜と金曜ではインディアナ、ミシガン、オハイオにて雪か雨が、イリノイ南部とミズーリ南東部で雨が降る見込み。雨量は0.1-0.3インチで範囲は45%。積雪量は1-3インチ。ここ数日晴天が続いたことでベルト中央部と東部ではやや土壌水分が減少した。逆に雨が降ったイリノイ南西部とミズーリでは水分が改善した模様。 |
アルゼンチン
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昨晩はコルドバ南部、ラパンパ北東部、ブエノスアイレス北西部にてにわか雨。雨量は0.25-1.25インチで、範囲は大豆の15%、コーンの20%であった。雨は日曜まで継続しそう。ブエノスアイレス、ラパンパ北部と東部、エントレリオス南部と東部、コルドバ南部が雨の予想地域。ベルト北部は週末前半に雨が降るチャンスがあるが、エントレリオス北部やサンタフェ北部など、主産地からは北にやや外れそう。週末までの雨量は0.25-1.25インチで、所により2.5インチ。範囲は大豆の60%、コーンの65%。今週末はベルト北東部もやや湿りがちだが、主な雨は南部で降る見込み。およそ40%の大豆生産地がイールド減少のリスクを抱えている。 |
ブラジル
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昨日はマットグロッソ広域で雨。その他ゴイアス南西部と北部、ミナゴライアス中部と北西部、バイア西部、サンパウロ中南部と中東部、サンタカタリーナ北東部と中東部でも雨が降った。雨量は0.25-1.0インチで、所により1.5インチ。範囲は大豆の20%、コーンの10%。週末にかけて雨はマットグロッソ、マットグロッソドスル、サンパウロ、ゴイアス、ミナゴライアス、リオグランデドスルにて雨の予報。雨量は0.5-1.5インチ、所により2.5インチで、範囲は大豆の60%、コーンの55%。これら雨により水不足の地域は全体の15%以下に限定される。(ミナゴライアス北部やバイアといった地域) |
【NWS 米国各産地6-10日間予報 (2月7日〜2月11日) 】
(引け後発表内容)
| 気温 | 降水量 | |
| イリノイ | B | B |
| アイオワ | B | B |
| ミネソタ | N | N |
| ネブラスカ | N | B |
| インディアナ | B | B |
| オハイオ | B | B |
| ミシガン | B | N |
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気温・降水量ともに平均以下に下落。バージフレート上昇に注意。 |
| 本日の発表等 |
【セッション後の発表】
| 1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ |
(単位 : 千トン)
| 明日の予想 | 先週の発表数字 | |
| 小麦 | 300-500 | 429.1 |
| コーン | 1,000-1,300 | 2,165.3 |
| 大豆 | 400-600 | 528.7 |
| 大豆粕 | 75-150 | 189.2 |
| 大豆油 | 0-10 | 4.4 |
| 2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント (単位:%) |
| 今週 | 前週 | |
| 肥育用ブロイラー卵導入数 | 102 | 101 |
| 肥育用ブロイラー雛鶏導入数 | 100 | 102 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
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ブッシュ大統領は昨晩の一般教書演説において、エネルギー省への資金拠出を22%増やすことを要請した。代替エネルギーの使用を促進することにより2025年までに中東からの原油輸入を75%削減するという目標を達成するための政策の一環であり、具体的にはバイオ、石炭、核エネルギー、風力、太陽エネルギーなどの分野の研究開発を促進するために使用される。今回の演説内容は、エタノールプラントが今後も継続的に新設されるという考えからコーンマーケットにとっては基本的には強材料。(ウッドチップやスイッチグラスなど、コーン以外からエタノールを生産する技術の開発についても大統領が言及したことから、ネガティブに捉える見方もあるが。) 2005年度クロップの期末在庫が潤沢であることから、ファンダメンタルズ面は現時点で明らかに弱気。そんな中、インデックスファンドを中心とした投機的な動きによってマーケットがファンダメンタルズとはあまり関係ない動きを見せる機会が増えていることも昨日述べた通りである。しかし、中国が近々純輸入国に変貌することを裏付けるかのような最近の輸出成約高の数字や、次々と新設されるエタノールプラントがバキュームで吸い取るように原料のコーンを周辺地域から買い付けることによって国内の現物の動きが急激に変化していることなど、一方的に弱気であった状況が徐々に変化してきている点もまた見逃すことができない。(K) |
(大豆)
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バイオディーゼルについてひとつ。 - 2006年1月13日現在全米で稼動するバイオディーゼル工場は53工場 - うち4工場が2006年中に増強予定 - 53工場のバイオディーゼル製造キャパシティは2006年末時点予想で369 million gassons - うち80%が大豆油を主原料とし、20%は飼料原料、リサイクル・クッキングオイルなどを原料としている - いわゆる中西部に16工場、テキサス州に11工場、西海岸8工場、東海岸4工場、その他地域に14工場という分布。 昨日の本欄で「2005年のバイオディーゼル販売量は66 million gallons」とお伝えしたが、上記製造キャパシティ(2006年末予想)と比較すると稼働率は20%にも満たない。2004年当時のデータを紐解くと、販売量(製造量)は25 million gallons にも関わらず当時から製造キャパは150 million gallonsあったとされ、稼働率は同じく17%程度であった事がわかる。つまりこれら事実から、ここ数年かなりのハイペースで先行投資が行われ、需要の伸びを上回る形で次々と工場が建設されてきたことは明らかである。 仮に369 million gallonsのバイオディーゼル需要が現実のものとなった場合、追加で約175百万ブッシェルの大豆需要が計算となる。 『計算式 : (369 - 66) × 80% ÷ 1.38 = 175』 (大豆1ブッシェルでバイオディーゼル1.38 gallons製造可として。ちなみにコーン1ブッシェルで2.7 gallonsのエタノール製造可) 175百万ブッシェルは今年度米国産大豆総需要の6%強に当たる。すでにコーン需要の14.5%を占めるエタノール向けコーンに比べればまだまだ小さいものだが、同じUSDAと米国政府が穀物政策の両輪と位置付ける大豆とコーンを今後同レベルに扱うとすれば大豆=バイオディーゼルの伸びシロは大きいと言わざるを得ない。 言うまでも無いが、これらによってもたらされるものは”大豆・大豆油の価格上昇”と”大豆粕の価格下落”である。 本日の値動きに関しては予想した方向性通りにて相場見通し変わらず。投資ファンドの動きに注意必要も、5ドル半ばまで待ち。(M) |
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