米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2006年6月1日


 

本日の相場 

とうもろこし          --安値寄り付き、高値引け

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
JUL 06 248 - 47 1/2 255 3/4 247 1/2 254 1/2 + 3 1/4 486725 -28386
SEP 06 259 1/4 - 58 3/4 266 3/4 258 3/4 266 1/4 + 3 3/4 211686 +29388
DEC 06 274 1/2 - 73 1/2 281 3/4 273 1/2 280 3/4 + 3 3/4 388922 -102
MAR 07 285 - 84 1/2 291 3/4 284 1/2 290 3/4 + 3 72162 +906
MAY 07 292 1/4 - 92 298 292 298 + 2 3/4 10126 +309
JUL 07 300 1/4 - 300 304 1/4 300 303 3/4 + 2 1/2 33278 +98
            1348989 +3993

 

大 豆                 --安値寄り付き、 高値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL 06 576 1/2 - 75 1/2 587 3/4 575 1/2 586 3/4 + 7 1/4 210091 -4516
AUG 06 583 - 82 1/2 594 582 1/2 593 3/4 + 6 3/4 24274 +6664
SEP 06 590 - 89 601 589 600 1/4 + 7 1/4 13760 -119
NOV 06 601 - 600 1/2 613 1/2 600 612 1/2 + 8 1/4 107247 +1580
JAN 07 611 1/2 - 10 1/2 622 1/2 610 1/2 621 1/2 + 6 3/4 8493 +101
MAR 07 620 629 1/2 620 629 1/2 + 5 3/4 4170 +43
            389139 +4624

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 17520 +280 JUL 2515 -1 JUL 392 - 1 1/2 112.4596
AUG 17610 +260 AUG 2536 -7 SEP 408 + 0  
SEP 17690 +280 SEP 2555 -10 DEC 425 + 0  
OCT 17810 +300 OCT 2577 -12 MAR 440 1/4 + 1 3/4  

 

本日の相場の動き

 



(コーン)

原油の下落に引っ張られたことなどにより3セント以上下げて寄り付いた後は、一転して値を上げる展開が続いた。日中に原油が反発したことに加え、6-15日後の予報がWARM&DRYの傾向を示し始めていること等が材料視された。ファンドの買いにより強気な流れは最後まで変わらず、各月高値引け、7月限は3.25セントアップの254.50として引けを迎えた。アウトサイドデーにて高値引けとなり、テクニカルにも強いサインを示す引けとなった。



(大豆)  

原油安やCRBインデックスの下げにつられて3-4セント安にて寄り付いた後は、一転して勢い良く上昇する展開。大豆粕やコーン等周囲のマーケットの上昇、レアル高、6-15日後の予報などが強材料視される形で流れは最後までほぼ変わらず、各限月高値引け、7月限は7.25セントアップの586.75として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では枚の6,000枚の買い越し、大豆市場では8,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 コーンでは約266,400枚のロング、大豆では約17,300枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域

昨日は、ミズーリ北東部、イリノイ中央部・南西部、インディアナ中央部、オハイオ中央部・南西部などベルトの南部・北西部を中心に約20%の地域で雨となった。明日金曜は、主にベルトの南部にて雨が予報され、その後数日間は五大湖周辺・オハイオなどに範囲が拡大する見込み。月曜までの雨を合計するとベルトの約25%がカバーされることとなる。


NWS 米国各産地6-10日間予報 (6月7日〜6月11日) 】   

(引け後発表内容)

気温 降水量
イリノイ N B
アイオワ A B
ミネソタ A B
ネブラスカ A B
インディアナ N B
オハイオ N N
ミシガン N N




気温 : 赤字は前日比上昇傾向、青字は低下傾向を示す
降水量 : 赤字は前日比確率アップ、青時は確率ダウンを示す
 

気温の上昇・降水確率の低下が顕著。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

本日の発表等

【セッション後の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

(単位 : 千トン)
 

明日の予想  先週の発表数字 
小麦 200-350 254.8
コーン 800-1,000 1,175.1
大豆 250-350 252.5
大豆粕 50-100 88.3
大豆油 0-10 9.4

 

 

本日のトーメンの意見

 

米国では主にエネルギー自給率を高めると理由により、エタノールの増産に国を挙げて取り組んでいることは今更言うまでもないが、その障害となっている、またはなり得るものがいくつかある。一つは小売部門(エタノールを販売するガススタンド)の伸び悩みと、そしてもう一つは将来的な原料不足の問題、そして三つ目は、将来の世界的な食糧不足が懸念される中、穀物を燃料と使用することについての倫理的問題である。

今週、世界最大の生活雑貨小売商ウォルマートが、同社が米国に所有するガソリンスタンド380箇所の全てにおいてE85ガソリンを販売することを検討していると発表した。380という数事態は全米のスタンドの数と比べれば微小とも言えるが、米国を代表する巨大企業がエタノールの小売に乗り出すことの影響は大きいと考えられ、上記一つ目の問題解決に向かって大きく前進したと捉えることもできる。

また、最近カナダのバイオ企業IOGEN CORPが、米国のアイダホ州東部にエタノール工場を建設することを発表した。米国で稼動するエタノール工場が100を超えた今、このニュース自体は目新しくはないが、注目すべきは同工場がセルロースを原料とする年間生産可能量6000万ガロンの工場であるということである。セルロースは次世代エタノール原料として長い間注目されていたものの、発酵に時間とコストが掛かり過ぎるという理由で、これまで試験的生産の域を出なかった。今回同工場が本格稼動に踏み切れたのは、ある微生物を使用して簡単にセルロースを発酵させることに成功したからだという。同社の開発成功は上記二つ目、三つ目の問題解決への大きな前進となるかもしれない。(K)




 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)