豊田通商 アメリカ シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2006年7月3日


 

本日の相場 

とうもろこし          --高値寄り付き、高値引け

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
JUL 06 238 1/2 - 37 1/2 244 237 1/2 243 1/4 + 7 3/4 27311 -8532
SEP 06 250 - 49 1/4 254 1/2 247 3/4 253 1/2 + 7 1/2 480526 -278
DEC 06 264 - 63 1/4 270 262 268 1/2 + 8 1/4 487409 +8786
MAR 07 275 1/2 - 75 280 273 1/2 279 3/4 + 7 3/4 92019 +399
MAY 07 283 1/2 - 81 3/4 288 281 287 3/4 + 7 3/4 16591 +170
JUL 07 290 - 89 296 288 1/2 295 3/4 + 7 1/2 51134 +94
            1335969 +4525

 

大 豆                 --高値寄り付き、高値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL 06 600 603 1/2 595 1/2 601 1/2 + 6 3/4 14233 -6695
AUG 06 607 - 06 610 1/2 601 3/4 608 1/2 + 8 50459 -5220
SEP 06 613 - 12 617 1/2 609 1/2 615 3/4 + 7 3/4 28447 +6512
NOV 06 628 - 27 632 623 629 1/4 + 6 3/4 187348 -10154
JAN 07 639 - 37 1/2 642 1/4 634 638 1/2 + 8 11450 +664
MAR 07 644 647 1/4 639 1/2 645 1/2 + 6 1/2 8564 +415
            330941 -12573

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 17570 +110 JUL 2617 -19 JUL 384 1/4 + 12 3/4 114.6739
AUG 17740 +90 AUG 2633 -7 SEP 402 + 6  
SEP 17860 +90 SEP 2657 -5 DEC 421 +6 1/2  
OCT 18050 +80 OCT 2683 -12 MAR 438 1/2 +7  

 

本日の相場の動き

 



(コーン)

予報において、今後2日間は雨が示唆されるものの、その後に気温の上昇と少雨傾向が予報されていることが強気に捉えられた。デイリーチャート上でギャップを付け、前日比4-5セント上げて寄り付いた後も、徐々に買い上げられる展開が続いた。独立記念日を明日に控えたショートカバーに加え、周囲のマーケットの上昇にも支えられて流れは最後まで変わらず、一日の最高値付近、9月限は7.50セントアップの253.50として引けを迎えた。



(大豆)

本日は飛び石連休の谷間ということで閑散とした中、5セントほど高値から寄り付き。金曜のしっかりした値動きが継続した。週間輸出検証高報告が機械トラブルによって水曜に順延されるなど新規材料が無いことで昼前には前日引値レベルまで下げた。しかし午後になってホット&ドライ気味の天気予報が聞かれると再び上昇に転じた。中国政府が2006年産中国大豆生産量を作付面積減少によって15.9百万トンと報告したこともひとつの強材料となった。大豆11月限は$6.32まで上がった直後に$6.2925で引けとなった。


 

本日ファンド筋はコーン市場では10,000枚の買い越し、大豆市場では3,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 コーンでは約179,700枚のロング、大豆では約14,800枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域

週末は、オハイオ中央部、インディアナ北部、イリノイ北部、ミズーリ北東部、アイオワ北東部・中央部、ウィスコンシン南部、ミシガン中央部西側、ミネソタ中央部、ネブラスカ中央部東側、ノースダコタ南部、サウスダコタ中央部南側・北東部など、ベルト全体の約40%の地域で降雨が見られた。今日(月曜)から明日にかけてもベルト南部と東部を中心に雨が続く予報となっており、この間にもベルトの約40%が雨にカバーされる見込み。これらの纏まった雨にも関わらず、ベルト北西部において土壌の乾燥が懸念される地域では雨を逃す地域が多く、引き続き乾燥が懸念される。しかし、予報では気温の上昇が著しくなる可能性は低く、よって乾燥によるイールドへの悪影響も限られたものとなる。

 

NWS 米国各産地6-10日間予報 (7月9日〜7月13日) 】   

(引け後発表内容)

気温 降水量
イリノイ A N
アイオワ A N
ミネソタ A N
ネブラスカ A N
インディアナ A N
オハイオ A B
ミシガン A N

気温 : 赤字は前日比上昇傾向、青字は低下傾向を示す
降水量 : 赤字は前日比確率アップ、青時は確率ダウンを示す
 

気温・降水確率ともにアップしたが、やや強気か。


米国土壌水分地図および14日後予測.

 

中国

週末は、東北地方南東部、華北平原中央部・南部、華中北東部・西部など、大豆の約35%、コーンの約40%において雨となった。今日は華北平原全域、華中北東部、明日から金曜にかけては華中、華北平原中央部、東北地方南西部・中央部東側など大豆の35%、コーンの45%の地域で雨が予報される。各地で土壌水分は潤沢であるが、ベルト中央部南側辺りでは水分過多が懸念される。

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

水曜の発表に延期

 

【引け後の発表】 

2)USDA週間クロップ・プログレス


《コーン・クロップコンディション》  - ( )内は先週 -

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 1(1) 4(3) 18(18) 52(54) 25(24)
イリノイ 2(1) 5(5) 23(22) 54(54) 16(18)
ネブラスカ 2(2) 5(3) 29(24) 51(50) 13(21)
ミネソタ 1(1) 4(3) 14(14) 53(55) 28(27)
インディアナ 2(2) 10(10) 29(31) 50(47) 9(10)
オハイオ 2(2) 9(7) 25(25) 48(48) 16(18)
ウィスコンシン 2(2) 7(5) 20(25) 47(46) 24(22)
サウスダコタ 4(2) 9(6) 23(22) 45(49) 19(21)
ミズーリ 3(1) 7(6) 29(26) 53(54) 8(13)
ミシガン 1(2) 11(8) 28(24 53(57) 7(9)
主要18州平均 3(2) 6(5) 23(22) 51(52) 17(19)
18州平均(昨年) 4(2) 9(8) 25(25) 45(50) 17(15)
良い・非常に良いの合計が3ポイントダウンした 。強材料。

 

《コーン生産主要州のシルキング進捗状況》 

  7/2/06 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   1 1 0 0
イリノイ   10 1 18 15
ミネソタ 1 0 0 0
インディアナ 0 0 7 8
ネブラスカ 3 0 2 2
オハイオ 0 0 0 1
ミズーリ 48 28 44 38
主要18週平均 10 5 10 10

 

《大豆生産主要州の開花進捗状況》 

  7/2/06 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   20 0 18 15
イリノイ   13 4 26 17
ミネソタ 20 3 1 4
インディアナ 0 0 22 14
ネブラスカ 23 4 23 10
オハイオ 14 6 21 12
ミズーリ 12 4 18 9
主要18週平均 18 6 19 13

 

《大豆・クロップコンディション》  -( )内は先週 -

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 1(1) 5(3) 21(21) 53(57) 20(18)
イリノイ 2(2) 5(4) 28(26) 53(57) 12(11)
ネブラスカ 1(1) 7(4) 35(29) 49(55) 8(11)
ミネソタ 2(1) 4(4) 19(16) 52(58) 23(23)
インディアナ 2(2) 9(8) 30(31) 52(52) 7(7)
オハイオ 3(3) 10(10) 31(29) 44(44) 12(13)
ウィスコンシン 2(1) 5(5) 21(27) 56(50) 16(17)
サウスダコタ 4(1) 8(6) 26(25) 49(51) 13(17)
ミズーリ 3(1) 9(7) 33(30) 49(55) 6(7)
ミシガン 1(1) 8(7) 33(28) 54(55) 4(11)
主要18州平均 2(1) 7(6) 27(26) 51(54) 13(13)
18州平均(昨年) 3(3) 9(8) 30(30) 46(48) 12(11)
良い・非常に良いの合計がコーン同様3ポイントダウン。強材料。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

本日引け後に発表されたクロップコンディションレポートにおいては、若干の作柄の悪化が反映された。この程度の悪化は最終イールドを語る上で話題にする程のものではなく、今日発表されたコンディションが7月末まで維持されるならば8月に発表される需給報告上の予想イールドは155に達する可能性が高い、というのが実際のところである。しかしながら、マーケットはこの時期コンディションの悪化に対して非常に敏感になっており、今週後半以降に予報されている少雨・高温気味の予報と合わせ、明日以降のマーケットへの大きなサポート要因となる。短期的に強気な見方は変わらず。(K)



(大豆)

CBOTにおける先週金曜(6/30)の大豆と大豆油の取引量が過去最高を記録した。大豆の取引量は今年4月28日の193,534コントラクトを上回る200,787コントラクトであった。(大豆油は2005年2月23日の78,559コントラクトを上回る81,204コントラクト)

6/30と4/28、この2日には大きく2つの共通点がある。月末であることと、もう一つは原油その他マーケットが上昇中であること。通常時でも月末月初はファンドが資金を整理or投下する傾向にあると言われ、全体的なマーケットが上がっていればなおのこと「買い」に舵を取られやすい。先週水曜の米国エネルギー省発表によれば米国内原油在庫は2ヶ月振りに前年比マイナスとなった。そして今回さらに注意すべきは穀物相場そのものも天候相場真っ只中にあってホット&ドライ予報が出ているという状況である。

4/28の後は1度コレクションを挟みながらも2週間上昇基調が続いた。反転のきっかけはやはり原油価格の下げと良好な天候が続き作付けが順調に進んだこと。現在の原油及びガソリン価格は歴史的に高いレベルにあるものの、目先のハリケーンシーズンと夏場の需要期を前に下落の予感は少ない。しばらく我慢の時期が続く。(M)



 

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