豊田通商 アメリカ シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2006年8月1日


 

本日の相場 

とうもろこし          --安値寄り付き、高値引け

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
SEP 06 238 1/2 - 38 242 237 1/4 240 1/2 + 1 1/2 376552 -27090
DEC 06 255 1/2 - 55 259 254 257 3/4 + 1 3/4 558723 +12094
MAR 07 269 1/4 - 69 272 3/4 268 271 1/4 + 1 1/2 12044 +1071
MAY 07 278 281 3/4 277 1/2 281 1/4 + 2 25133 +155
JUL 07 287 1/4 - 87 291 1/4 286 289 3/4 + 1 3/4 85837 +1876
SEP 07 293 1/2 298 293 298 + 2 1/2 8813 +63
            1394572 -9547

 

大 豆                 --安値寄り付き、安値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
AUG 06 575 1/2 - 75 577 3/4 573 573 1/2 - 6 11652 -2923
SEP 06 581 1/2 - 81 584 1/2 579 579 1/4 - 6 1/4 42908 -2727
NOV 06 596 - 95 598 1/2 593 593 3/4 - 6 219776 +7082
JAN 07 609 - 08 1/2 610 1/2 605 1/2 605 3/4 - 6 1/4 19187 +139
MAR 07 617 1/2 620 615 1/2 616 - 5 1/4 10351 -17
MAY 07 625 628 624 624 1/2 - 7 1/4 11307 -90
            344378 +1334

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
AUG 16110 -150 AUG 2653 -19 SEP 392 1/2 -5 114.9742
SEP 16270 -180 SEP 2670 -22 DEC 413 1/4 -3 1/4  
OCT 16430 -220 OCT 2695 -17 MAR 431 1/4 -5  
DEC 16710 -190 DEC 2739 -15 MAY 440 -5  

 

本日の相場の動き

 



(コーン)

昨日のクロップコンディションレポートにて作柄の悪化が示されたことを受け、オープニングコールは0-1セント高だったが、実際の寄り付きは1/2-1.0セント下げて取引された。しかし現在中西部を襲っている暑さにより、特にベルト北西部においてイールドの低下が懸念されることなどを材料に、その後は一転して徐々に値を上げる展開となった。引け際に少し値位置を落としたものの、各限月高値引け、9月限は1.50セント高の240.50として引けを迎えた。



(大豆)

今週、ベルト北西部を含む多くの地域で雨が予報されることと、次第に気温が落ち着くと予報されることなどが売り材料となり、オープニングから3-4セント下げて取引された。その後は方向性無く上下する展開が続いたが、結局11月限で6.0セントダウンの593.75として引けを迎えた。


 

本日ファンド筋はコーン市場では5,000枚の買い越し、大豆市場では2,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 コーンでは約198,700枚のロング、大豆では約22,500枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域

昨夜は、ミネソタ南西部・中央部東側、サウスダコタ南東部、ネブラスカ中央部南側、ウィスコンシン中央部北側・北西部などを中心にベルト全体の約20%の地域で雨となった。気温は引き続き高く、多くの地域で90度台後半から100度台前半にまで上昇した。気温については、ベルト南部・中央部の地域は今後2日間が山となり、他の地域でも木曜までには穏やかさを取り戻す。雨雲は木曜にかけて南東へと移動し、気温ようにはベルト南端部でのみ雨となる見込み。それまでの雨を合計するとベルト全体の約55%がカバーされることとなる。土壌乾燥が懸念されるベルトの約1/3の地域では、現在のHOT&DRYによりイールドの低下を余儀なくされている。

 

NWS 米国各産地6-10日間予報 (8月7日〜8月11日) 】   

(引け後発表内容)

気温 降水量
イリノイ A B
アイオワ A B
ミネソタ A B
ネブラスカ A B
インディアナ A B
オハイオ A B
ミシガン A N

気温 : 赤字は前日比上昇傾向、青字は低下傾向を示す
降水量 : 赤字は前日比確率アップ、青時は確率ダウンを示す
 

HOT&DRY傾向が顕著となり、サポーティブ。


米国土壌水分地図および14日後予測.

 

本日の発表等

【引け後の発表】
 

1) ブリッシュコンセンサス 

発表が遅れた

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)

コーンの受粉が終盤に向かい、予報に対してコーンと大豆が異なる反応を示すようになってきた。コーンは現在進行中の暑さに反応して上昇し、大豆は今週以降に予報される雨・気温の低下に反応して下落局面を迎えている。8月は大豆が天候相場の主役になることは間違いないが、需給報告まではコーンの上昇に大豆がつられるという場面が起こりやすいと予想する。これまでも述べてきたように、8月の需給報告においてはコーンのイールドが大幅に下方修正されるとほぼ確信しているが、マーケットは必ずしもそう考えていない。例えばCITIGROUPは本日、8月の報告におけるコーンの発表イールド予想を149.30と発表した。明日にはFC STONE, 金曜にはINFORMAから予想イールドが発表されると言われており、これら二社が筆者に近いイールドを予想すればその時点でマーケットは大きく反応する可能性がある。さもなければ、11日の需給報告そのものがサプライズとなろう。

話は変わるが、本日ADMが4-6月の決算を発表した。四半期の利益総額はグループ合計で4億1000万ドル、去年同時期の二倍以上となった。この業績改善は、やはりエタノール製造部門の好調・エタノール価格の上昇に拠るところが大きい。記者会見の席で同社CEOのPATRICIA WOERTZは、2012までに米国エタノール需要は、エタノール政策法が目標義務と定める75億ガロンの倍、150億ガロンにまで実際の需要が拡大する可能性があると言明した。エタノール事業に関しては穀物メジャーの中でもADMがダントツでトップを独走している。一方メジャーの一角、搾油事業においては世界ナンバー1の座を維持するBUNGE社もまた四半期決算を発表した。しかしこちらは前年同期比73%ダウンと奮わない。レアル高に喘ぐブラジルへの依存度が高いことが影響している模様。そのBUNGEが、本日、アイオワに年間製造キャパ1億1000万ガロンのエタノール工場を建設すると発表した。ドレイファス社もまたネブラスカにエタノールプラントの建設を予定している。将来の食糧危機が叫ばれる中、穀物を燃料の原料として使用することに対して倫理的観点から異論を唱える声は途絶えない。しかし、現実の世界で起こっているいる大きな動きは、今のところ誰にも止められそうにない。(K)



 

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