豊田通商 アメリカ シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2006年10月2日


 

本日の相場 

とうもろこし          --高値寄り付き、高値引け

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 06 269 1/2 - 68 1/2 269 1/2 265 1/4 267 3/4 + 5 1/4 634161 -7241
MAR 07 283 - 81 1/2 283 278 1/4 280 3/4 + 5 1/2 204913 -132
MAY 07 288 1/2 - 88 289 1/4 286 1/4 289 + 6 1/4 45347 +652
JUL 07 295 - 94 1/2 296 3/4 293 1/4 296 1/4 + 5 1/2 130497 +1759
SEP 07 298 1/2 - 98 300 1/4 297 1/2 299 1/2 + 4 1/2 17878 +326
DEC 07 308 1/2 - 07 1/2 308 1/2 305 1/4 307 1/2 + 5 165834 -134
            1294494 -4619

 

大 豆                 --高値寄り付き、安値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 06 554 - 53 554 1/2 544 3/4 545 1/4 - 2 1/4 226778 -3940
JAN 07 567 1/2 - 66 1/2 568 1/2 559 560 1/4 - 2 64823 +6021
MAR 07 579 - 78 1/2 579 1/2 570 3/4 571 - 2 21285 +945
MAY 07 589 589 580 1/2 581 - 2 1/2 16683 +167
JUL 07 600 1/2 600 1/2 590 590 - 3 1/2 16867 +196
AUG 07 596 1/2 596 1/2 594 1/4 594 1/4 - 3 1/4 232 +0
            373398 +4037

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
OCT 16210 +20 OCT 2358 -19 DEC 446 + 3 117.7266
DEC 16350 +0 DEC 2394 -30 MAR 463 + 5  
JAN 16470 +30 JAN 2436 -28 MAY 465 + 5  
MAR 16680 -20 MAR 2475 -30 JUL 465 1/2 +5 1/2  

 

本日の相場の動き

 



(コーン)

予報にて雨の範囲が拡大したことなどを材料として主にファンドによって積極的に買われ、金曜引けから6-7セント上げて寄り付いた後は、買いが続かず勢いを失い、序盤には2-3セント値位置を下げた。その後は横這いの相場が続き、引け際には再びファンドの買いがやや旺盛になり、各限月高値引け。12月限は5.25セント高の267.25として引けを迎えた。10月の発表ではイールドが据え置きもしくは下方修正されるという考えがサポートとなっている。



(大豆)

8セント程度高値ギャップをつけての寄り付き。金曜時点より雨の予想範囲が広がったこと、韓国の米国産大豆買い付けの報、予想以上となった週間輸出検証高が強材料となった。しかしこの高値もオープニングのみに限られ、すぐに先週引値レベルまで戻すと後はずるずると安値に沈んだ。収穫がすでに22〜24%完了しているとの見込みや各所から聞こえてくる高単収の報が弱材料となった。11月限は本日の最安値圏545.25にて引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では2,000枚の買い越し、大豆市場では600枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 コーンでは約167,200枚のロング、大豆では約39,100枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部・デルタ地域

週末の間、ベルトの中部と東部エリアにて小雨がぱらついた。インディアナ北部、オハイオ北部と中部、ミシガン中部と中西部、ウィスコンシン中東部が雨の地域で、雨量は0.25-0.75インチ、所により1.5インチ、範囲は15%であった。本日もベルト北東部で雨が残り、火曜から水曜にかけて北部へ広がる見込み。雨は木曜と金曜にベルト北西部でも発生する。雨量は0.25-1.0インチ、所により2.0インチ、範囲は40%。州別ではオハイオ、ミシガン、ウィスコンシン北部と東部、イリノイ北部、インディアナ北部と東部、ノースダコタ中南部と東部、ネブラスカ北部、サウスダコタ中部と北東部が雨の範囲となる。これらの雨によってベルト北部と東部の収穫作業は遅れるものの、6-10days予想では晴れ間が予想される。一方のベルト西部では6-10days予想にて雨となりそう。

 

NWS 米国各産地6-10日間予報 (10月7日〜10月11日) 】

(引け後発表内容)

気温 降水量
イリノイ N A
アイオワ N A
ミネソタ N A
ネブラスカ B A
インディアナ A N
オハイオ A N
ミシガン N A

気温 : 赤字は前日比上昇傾向、青字は低下傾向を示す
降水量 : 赤字は前日比確率アップ、青時は確率ダウンを示す
 

気温が全般的に下がり平年並みに。降水量は多めキープ。


米国土壌水分地図および14日後予測.

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  9月28日の週 9月14日の週 昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン 1,010.3 1,141.7 798.6 4,649.3 2,995.9
ダイズ  532.6 379.4 167.9 1,498.6 730.7
小麦 436.8 489.6 473.2 7,565.8 8,929.2

 

 
 

【引け後の発表】 

2)USDA週間クロップ・プログレス


《コーン生産主要州の完熟進捗状況》 

  10/1/06 先週 昨年同期   5年平均  
アイオワ 94 82 94 89
イリノイ   96 83 96 93
ミネソタ 88 78 82 74
インディアナ 73 59 87 82
ネブラスカ 88 73 80 79
オハイオ 73 53 77 62
ミズーリ 97 95 99 97
主要18週平均 88 75 88 82

《コーン生産主要州の収穫進捗状況》 

  10/1/06 先週 昨年同期   5年平均  
アイオワ 8 4 11 10
イリノイ   28 14 40 32
ミネソタ 4 2 4 5
インディアナ 10 5 19 19
ネブラスカ 10 6 16 15
オハイオ 4 3 7 7
ミズーリ 71 57 67 62
主要18週平均 20 13 25 23


《コーン・クロップコンディション》 
- ( )内は先週 -

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 3(3) 7(8) 21(23) 47(46) 22(20)
イリノイ 2(2) 5(5) 20(16) 51(55) 22(22)
ネブラスカ 6(7) 11(10) 24(22) 40(45) 19(16)
ミネソタ 5(7) 9(9) 23(24) 51(44) 12(16)
インディアナ 2(1) 5(5) 20(21) 54(53) 19(20)
オハイオ 1(1) 6(7) 21(23) 48(47) 24(22)
ウィスコンシン 7(6) 11(8) 23(27) 39(40) 20(19)
サウスダコタ 19(22) 24(25) 24(25) 27(24) 6(4)
ミズーリ 6(6) 12(12) 32(32) 43(43) 7(7)
ミシガン 1(0) 8(4) 25(20) 43(56) 23(20)
主要18州平均 5(6) 10(10) 24(23) 43(44) 18(17)
18州平均(昨年) 7(8) 12(13) 26(27) 40(38) 15(14)



《大豆生産主要州の落葉進捗状況》
 
 

  10/1/06 先週 昨年同期   5年平均  
アイオワ 95 80 96 88
イリノイ   89 61 71 61
ミネソタ 97 89 95 92
インディアナ 76 57 94 89
ネブラスカ 93 70 97 90
オハイオ 87 71 96 88
ミズーリ 73 51 79 69
主要18週平均 87 70 91 84



《大豆生産主要州の収穫進捗状況》
 

  10/1/06 先週 昨年同期   5年平均  
アイオワ 26 4 47 30
イリノイ   15 4 34 31
ミネソタ 19 7 36 28
インディアナ 6 2 21 24
ネブラスカ 17 4 41 26
オハイオ 8 2 18 19
ミズーリ 11 3 11 14
主要18週平均 19 9 33 84

《大豆・クロップコンディション》  -( )内は先週 -

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 2(1) 5(6) 19(21) 50(50) 24(22)
イリノイ 2(3) 5(4) 17(15) 53(54) 23(24)
ネブラスカ 3(3) 8(10) 28(27) 43(44) 18(16)
ミネソタ 4(5) 9(8) 24(25) 46(42) 17(20)
インディアナ 1(1) 5(4) 20(18) 56(59) 18(18)
オハイオ 2(3) 7(8) 22(23) 49(48) 20(18)
ウィスコンシン 2(2) 6(7) 29(28) 37(38) 26(25)
サウスダコタ 8(8) 14(15) 29(32) 37(37) 12(8)
ミズーリ 7(6) 15(14) 32(33) 39(40) 7(7)
ミシガン 1(1) 7(4) 30(23) 45(53) 17(19)
主要18州平均 4(4) 9(9) 25(25) 45(46) 16(16)
18州平均(昨年) 5(5) 11(11) 28(29) 41(42) 15(13)

 

本日の豊通の意見

 

(コーン)

国内100機目のエタノール工場が稼動を開始したという話題で盛り上がったのはつい最近のことのような気がするが、いつのまにやら稼動中のエタノール工場は105機にも上っており、さらに、現在建設中のエタノール工場も42機あるという。稼動中及び建設中の工場の年間生産キャパシティを合計すると80億ガロンに達しており、エタノール政策法中で義務付けられている「2012年までに75億ガロン」という数字が達成されるのは最早時間の問題である。

しかし、現在エタノールの生産が拡大しているのは、依然として中西部であり、アイオワ・イリノイ・ミネソタ・ネブラスカ・サウスダコタの生産キャパシティを合計すると、全体の75%にも達する。これはもちろん原料調達コストを考えて自然にそうなっているのだが、ここに米国産エタノールの弱点が存在する。生産されたエタノールを輸送するコストを考慮すると、生産地から遠く離れた需要地ではどうしても国産エタノールの競争力が劣ってしまい、特に南部沿岸部に近いヒューストン等では輸入エタノールにどうしても負けてしまうのである。仮にエタノール輸入関税が撤廃された場合は尚更である。成育可能地域が広範に及ぶスイッチグラス等の所謂セルロースを原料としたエタノール生産技術の開発を米国政府が後押しする理由はこの辺りにもある。(K)


(大豆)

収穫進捗が市場予想を下回り、昨年同時期と比べ14%も遅いなど、収穫遅れ⇒霜リスク上昇で強材料かと思いきや相場の雰囲気は依然としてベアリッシュ(弱気)。いわゆるハーベストプレッシャーが長引くとの観測と、コンディションそのものが若干上方修正(非常に良いが1ポイント上昇、良いが1ポイント下落)したことによる。
原油相場もまだ一部産油国の自主的生産量調整を冷静に受け止めており、これといった反転上昇の兆しは見えない。
火曜・水曜の夜にベルト北西部辺境域で零下になる可能性があるが影響は軽微。引き続き10月報告まで弱い基調が続くと予想する。(M)




 

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