豊田通商 アメリカ シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2007年11月1日


 

本日の相場 

とうもろこし          --小幅高値寄り付き、大幅高値引け

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 06 323 - 22 1/4 334 320 3/4 333 1/2 + 12 3/4 507271 -27102
MAR 07 336 3/4 - 36 347 1/2 334 3/4 347 + 12 1/4 332265 +18247
MAY 07 342 1/2 - 42 355 341 1/2 354 + 12 1/2 59127 +767
JUL 07 350 - 49 1/2 361 347 1/2 360 + 11 1/4 148412 +558
SEP 07 338 1/4 - 38 347 1/2 337 1/2 346 1/2 + 9 1/2 30141 -38
DEC 07 329 1/2 - 29 337 1/2 328 1/4 336 1/4 + 8 1/2 195846 -161
            1374999 -8461

 

大 豆                 --小幅高の寄り付き、 大幅高値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 06 634 1/2 - 34 646 628 1/2 645 + 14 3/4 21795 -6917
JAN 07 648 - 47 1/4 659 1/2 641 1/2 658 1/4 + 14 213023 +2379
MAR 07 658 - 57 669 1/2 652 668 + 13 1/2 42774 +373
MAY 07 664 - 63 675 658 673 1/2 + 11 3/4 27088 +437
JUL 07 668 1/2 - 68 681 665 679 1/2 + 12 28164 +174
AUG 07 673 682 672 681 1/2 + 8 1/2 721 -2
            376522 -2023

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
DEC 19310 +350 DEC 2683 +64 DEC 487 1/2 + 4 1/2 117.0192
JAN 19310 +250 JAN 2715 +65 MAR 508 1/2 + 5 1/2  
MAR 19530 +280 MAR 2750 +67 MAY 493 + 9  
MAY 19590 +250 MAY 2780 +62 JUL 465 +6 1/2  

 

本日の相場の動き

 



(コーン)

前日比2セント 前後高の比較的静かな寄付きとなり、すぐに前日引けレベルまで売られる展開となったが、後半に入り、FCストーンズが強気の予想を出すのではないかとの噂、昨日一時的に月末ということでポジションを軽くしたと思われるファンド筋からの新規の買いが一気に入りに 結局12月限は12-3/4セント高の333-1/2と大きく上昇して引けた。実際のFCストーンズの予想は生産量10,808百万ブッシェル、単収152.1ブッシェル/エーカー(USDA10月10,905/153.5)と予想の範囲内であったが、明日のマーケットにはやや強材料か。



(大豆)

前日比3-4セント高で寄付いた後、コーンが売られた始めたことにも影響され、まもなく前日比2-3セント安レベルまで下げた。しかし、ここからコーン同様怒涛の買いが入り、1月限は契約高値を更新する659-1/2を付け、最終的には14セント高の658-1/4にて引けた。本日も11月限の受渡通知は2,013コントラクトと大きな数字であったが、一応商業筋と言われているADMが半分以上受けたことが逆に強材料視された。FCストーンズの予想は生産量3,268百万ブッシェル、単収43.9ブッシェル/エーカー(USDA10月3,189/42.8)と上方修正されたが、明日のマーケットでは材料視されないだろう。


 

本日ファンド筋はコーン市場では7,000コントラクトの買い越し、大豆市場では5,000コントラクトの買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 コーンでは約240,000枚のロング、大豆では約51,300枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨日はミズーリ南東部、イリノイ南部、インディアナ南東部、オハイオなどに0.1-0.3インチの降雨がみられたが、降雨範囲はベルト全体の僅か10%程度に止まった。本日はベルト南東部に散発的な降雨が予想される。その後、金曜にアイオワ 中部に、土曜にはイ リノイ北東部に降雨(雪)が予想されるが、雨量はごく限られる見込み。日曜はミズーリ、イリノイ北西部、アイオワ北部などに雨量0.1-0.5インチ、ベルト全体の30%をカバーする 降雨が予想される。この降雨はやや収穫に影響を及ぼすが、向こう数日降雨が限られることから収穫が進むものと思われる。

NWS 米国各産地6-10日間予報 (11月7日〜11月11日) 】
 

(引け後発表内容)

気温 降水量
イリノイ A A
アイオワ A A
ミネソタ A A
ネブラスカ A A
インディアナ A A
オハイオ A A
ミシガン A A

気温 : 赤字は前日比上昇傾向、青字は低下傾向を示す
降水量 : 赤字は前日比確率アップ、青時は確率ダウンを示す

引き続き平年を上回る気温・多雨の傾向。


米国土壌水分地図および14日後予測.

 

南米の天候

アルゼンチン: 昨日は概ねドライ。 最高気温は60度から一部地域で80度とマイルドだった。 金曜から週末にかけて北部中心に広い範囲に降雨(雨量0.25-1.0インチ/降雨範囲コーンベルトの40%、大豆の50%、小麦の30%)が予想され、現在数少ない乾燥気味の地域と言われているコルドバ西部・北東部にも恵みの雨となる見込み。来週は概ね乾燥した天候が予想されるので、今週の降雨は作付遅れへの懸念よりむしろ初期生育には恵みの雨と言えるだろう。ドライ気味な地域は全体の10%以下である。

ブラジル: 昨日は0.25-1.5インチ(所により3インチ)の降雨がコーン・大豆ベルト全体の45%の地域にあった。 最高気温は70度台前半から一部の地域で90度だった。その後週末にも広い範囲に降雨が予想されており、 雨量は0.5-1.5インチ(所により3.5インチ)、降雨範囲はベルト全体の85%となるい見込み。現在乾燥気味な地域は、マトグロッソ中部・南部の一部、サンパウロ中部、マトグロッソドスル中部・南東部、パラナ中部・北西部など全体の20%以下の地域に留まっているが、一連の降雨でそれも解消されるだろう。作付の遅れはまだ深刻 化していない。

 

本日の発表等

【セッション後の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

(単位 : 千トン)
 

明日の予想  先週の発表数字 
小麦 400-900 460.8
コーン 900-1,100 1,046.0
大豆 550-800 627.0
大豆粕 75-150 101.0
大豆油 0-10 2.1

 

 

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

  今週  前週     
肥育用ブロイラー卵導入数      98  97
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   99  99

 

本日の豊通の意見

 

(コーン・大豆)

誰に聞いても本日の動きは純粋なファンドの買いとしか言わない。月末に向けてポジションを増やすのを躊躇っていたとでも言うのだろうか。明日の輸出成約報告、金曜日のコミットメントトレーダーズを見て改めて考えたい。現段階ではこの高値にはちょっと手を出せない。

本日ADMの株価が急落した。エタノールの原料のコーンが高騰していることで業績への悪化を連想させたのだろう。実際には短期的なもので終わると思われるが、シカゴ相場にはやや弱気な材料となるか。(gy)

 

 

 

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